ククレブ・アドバイザーズ（276A）：IPO上場情報と初値予想

ククレブ・アドバイザーズの上場日

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ククレブ・アドバイザーズのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ククレブ・アドバイザーズの公開価格と初値

ククレブ・アドバイザーズの初値予想と予想利益

ククレブ・アドバイザーズの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ククレブ・アドバイザーズの主幹事と幹事証券

ククレブ・アドバイザーズのIPOを取り扱っている証券会社です。

ククレブ・アドバイザーズの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

ククレブ・アドバイザーズの決算情報

単独 財務情報 （単位/千円）

決算期	2023年8月	2022年8月	2021年8月
売上高	627,621	522,126	418,479
営業利益	185,502	138,154	―
営業利益率	29.56％	26.46％	―
経常利益	187,051	139,129	161,741
当期利益	133,625	92,875	101,669
純資産	680,413	567,568	321,061
配当金※	10.00	8.00	6.00
EPS※	39.10	27.75	32.80
BPS※	198.45	165.93	103.57
前期比（営業利益）	34.3％	―	―
前期比（売上高）	20.2％	24.8％	―

※配当金、EPS、BPSは（単位/円）

連結 財務情報 （単位/千円）

決算期	―	2023年8月	2022年8月
売上高	―	703,605	515,793
営業利益	―	233,147	146,088
営業利益率	―	33.14％	28.32％
経常利益	―	234,638	147,064
当期利益	―	163,356	98,966
純資産	―	716,235	573,659
EPS※	―	47.80	29.57
BPS※	―	208.92	167.72
前期比（営業利益）	―	59.6％	―
前期比（売上高）	―	36.4％	―

※EPS、BPSは（単位/円）

ククレブ・アドバイザーズのPERとPBR

公開価格（950円）で算出したPERとPBRです。

ククレブ・アドバイザーズの配当金と配当利回り

公開価格（950円）と配当金で算出した配当利回りです。

上位株主とロックアップ情報

ククレブ・アドバイザーズの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

直近の類似IPOの上場結果

ククレブ・アドバイザーズと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

上場日の初値決定前の気配運用

ククレブ・アドバイザーズ（276A）の初値決定前の気配運用です。

• 上限価格：
  更新値幅 48円、更新時間 10分
• 下限価格：
  通常の更新値幅、更新時間 3分
• 初値の上限価格：2,235円

初値を基にした価格で制限値幅（ストップ高/ストップ安）が決まります。

ククレブ・アドバイザーズのIPO分析

CREソリューション事業と不動産テック事業を展開。CREソリューション事業がグループ全体の売上高の81％を占めています（2023年8月期）

景気変動に強い事業構造。同社の重要KPIはユーザー数と情報登録数。

企業経営におけるCRE戦略の重要性は年々増加傾向。昨年、東証がPBR1倍割れの改善策を企業側に求めましたが、バランスシートに占める割合の大きい不動産の活用方法も重要となり、追い風に。

2024年8月期の実績見込（連結）が発表されています。
仮条件の上限価格で算出したPERは10.9倍。前期実績で算出したPERは19.8倍、PBRは4.5倍（PERとPBR）

予定されている配当金は17円。仮条件の上限価格で算出した配当利回りは1.78％（配当利回り）

非常に見やすい目論見書で株主還元についても丁寧に書かれています。
増配傾向ですがバランスを図りながら配当していく方針のよう。

民間企業の保有不動産の活用というニッチな事業内容。参入障壁も高い。
売上高は右肩上がりで利益もシッカリ。不動産テックはIPOでも人気あり。

目論見書も非常に見やすく久しぶりに良い企業がでてきたなぁと思いました。
想定価格は同業種の不動産と比較すると割安とは言えませんが買いやすい！

初値の期待値は個人的に高いですし、中長期で保有しても面白そうなIPOです。（仮条件の価格は引き上げないで欲しい）
【11.8追記】仮条件の上限価格が想定価格よりも9.5％下振れ。機関投資家の反応が悪そうなので評価をひとつ下げます。

【11.14追記】公開価格が仮条件の上限価格の+20％（1,140円）で決まる可能性があります。
（公開価格が仮条件の価格帯より上振れる理由は？）

参考までに

仮条件の価格が上限で9.5％も引き下げられ、機関投資家の反応が悪い可能性があるので、評価を一段引き下げて中立の「Ｂ」に変更しました。

評価は下記を考慮して、人気が高い「Ａ」に設定しました。

• 業績が好調（決算情報）
• 2025年8月期の業績予想（前期比）は、売上高 1,792百万円（+41.2％）、営業利益 515百万円（+22.5％）
• ニッチな事業内容。参入障壁も高い
• IPOで人気のある不動産テック事業
• 2025年8月期の配当金は17円の予定。仮条件の上限価格による配当利回りは1.78％。増配傾向（配当利回り）
• 購入単価が低いIPOが好調（抽選資金による実績）
• PBR1倍割れの改善のため資本効率の改善が必要
• 【11.8追記】仮条件が9.5％も下振れして決定。ロードショーの反応悪いか？
• オファリングレシオが33.9％と高い（IPOデータ）
• 仮条件の上限価格と2025年8月期の予想実績（連結）によるPERは10.9倍（PERとPBR）
• 設立まもない若いスタートアップ企業（2019年7月）。従業員数は12名

11.8追記。仮条件が想定価格の1,050円より上限価格で9.5％下振れて、890円 ～ 950円に。
機関投資家の需要が低いことが予想されるものの割安感もでてきたので、初値予想を1,500円 ～ 1,710円に修正。予想利益は5.5万円～7.6万円です。

目論見書の想定仮条件は1,050円。初値予想は1,500円 ～ 1,890円としました。
予想利益は4.5万円～8.4万円です。

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企業紹介

ククレブ・アドバイザーズは、AIを活用したCREに関するソリューションの提供及び不動産テックシステムの開発・販売を行っている企業です。グループは同社と連結子会社1社、特定子会社1社、関係会社1社で構成。

CREの中でも大手不動産会社や中堅・中小の不動産会社が金額規模などの問題で積極的に取り扱わないコンパクトサイズの物件を商材としてフォーカスしています。

不動産テックを活用することで案件成約までのリードタイムを短縮化。
CREに関する営業活動の大幅な業務効率化を推進。