楽天証券のIPOの引受件数は6割と増加傾向。当選に穴場の証券会社
楽天証券は、楽天グループの証券会社です。
2023年のIPOは、全体の64%の幹事証券となり、存在感を増してきました。
口数比例抽選なので、申込株数が多いほど当選しやすい仕組みです。
(申込みの上限が100株のときは実質、平等抽選)
オンライン・トレーディングツール「マーケットスピード」は、愛用者も多い取引ツールで、利用料は無料。Mac版もあり。
楽天証券の特徴
楽天証券は取引手数料が無料のプランあり
楽天証券は、国内株式(現物/信用)の取引手数料が完全無料の「ゼロコース」が用意されています。
Rクロスにより楽天証券はコストの削減ができ、手数料をゼロで提供することが可能に。
ゼロコースの利用にはRクロスとSOR利用が必須。Rクロスとは楽天証券の注文マッチングシステム。SORとは最良の価格で約定できると判断された市場またはシステムで注文を執行するシステムです。
2023年10月に新設されたゼロコースのほか、主に個人投資家向けに2つの手数料プランがあります。
証券会社 | 利用条件 |
---|---|
【新設】 ゼロコース |
国内株式の取引手数料が完全無料に。RクロスとSOR利用が必須 |
いちにち定額コース | 1日の取引金額の合計で取引手数料が決まります。 一日の取引金額が100万円未満の場合、取引手数料が無料に |
超割コース | 1回の取引金額ごとに取引手数料が発生します。 1回の約定につき、5万円未満 55円、10万円未満 99円 |
IPOしか取引しないのであれば、ゼロコースまたはいちにち定額コースにすると、取引手数料を抑えられるのでおすすめです。
参考までに、カブスルは楽天証券の取引回数が少ないので、いちにち定額コースを選択しています。
超割コースでは、取引により楽天市場等のグループで利用できる楽天ポイントが1%~2%たまります。
楽天証券の幹事数は増加傾向にある
楽天証券の直近3年間のIPO実績です。
IPOの取扱数は増加傾向。
というのも、10年ぶりにIPOの引受部門を復活させ、2023年の幹事数は全体の64%となりました!
主幹事数 | |||
引受幹事数(委託含む) |
IPO当選を目指すなら口座開設しておきたい証券会社になります。
カブスルは楽天証券でIPOに2回当選しています。
カブスルの口座の入金額を増やし、未成年口座も開設。さらなる当選を目指しています。
楽天証券の抽選方法は実質平等抽選
楽天証券は、原則として抽選により配分(当選)になります。
楽天証券の公式サイト上で下記のように紹介されてます。
申し込み株数に応じて抽選番号(乱数)が付与され、番号を対象に抽選が始まります。
ブックビルディングで申込できる株数は、お預かり資産から計算した申込可能株数の範囲です。
預かり資産により申し込める株数が変わり、多く申し込んだ方が抽選券が増え当選に有利です。
申込みの上限が100株のときはみな100株しか申込めないので実質、平等抽選となります。
2018年頃から上限が100株のIPOが多くなりました。
抽選倍率が抽選後に発表される
楽天証券は、抽選後に抽選確率が発表されています。
各証券会社は抽選倍率を発表していませんが、私の知る限り楽天証券だけ抽選倍率を発表しています。
具体的な抽選方法まで発表している点は好感が持てます。
無料で投資本が読める
楽天証券は口座を開設していると、無料で投資本が読めます。
投資本は買うと1,500円~1,700円くらいしますので、無料で読めるのはとても有難いサービスです。
書籍の購読には楽天koboの無料会員登録が必要になります。
Youtubeでも簡単に投資本を読む流れを紹介しています。
楽天証券の口座開設
楽天証券は、IPOの当選狙いに穴場の証券会社です。
- 幹事数は増加傾向。2022年は全体の71%!
- 申込の上限が100株で、実質的に平等抽選
- ネット取引は公平抽選
幹事数は増加傾向で、IPOの当選機会を増やすには楽天証券の口座開設も欠かせません。口座開設は無料です。
最短で当日に口座開設、翌日に取引が可能です。
- 楽天証券の口座開設方法
口座開設時に迷いそうなポイントを解説。参考にしながら入力できるように、別画面で開きます。 - 楽天証券のIPO申し込み手順
- 楽天証券の紹介
株式投資の目線で紹介。