IPOデータ、ランキング(2017年)
2017年のIPO実績をデータベース化しています。
実績データを集計していますので、IPOの分析に便利。初値が上昇しやすいIPOと下落しやすいIPOの分析にも。
IPOの利益額や損失額をデータでみることで、IPOをおすすめしている理由が伝わるかと思います。(ローリスク・ハイリターン)
幹事数が多い証券会社は、IPOの当選確率を上げるため、口座開設を検討しましょう。
- 主な証券会社の幹事数
抽選機会が多く口座開設しておきたい証券会社! - 五段階評価による実績
「S」や「A」は利益が大きいのでIPOに積極参加!
目次
IPOの上場実績(2017年)
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2017年のIPOの上場実績です。
IPOの利益額ランキング(2017年)
2017年のIPOの初値売りによる利益額 TOP10です。(全90社)
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全ての上場銘柄の実績はIPO実績で確認できます。利益額や騰落率による並び替えも可能。
IPOの騰落率ランキング(2017年)
2017年のIPOの騰落率 TOP10です。(全90社)
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全てのIPO実績は上場実績一覧で閲覧できます。利益額や騰落率による並び替えも可能。
初値売りの利益額は?(2017年)
2017年のIPOの初値売りによる損益一覧です。(全90社)
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初値売りの利益 | IPO数 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|
0円以下 | 8社(全体の9%) | -4.61% | -10,375円 |
1円以上~10万円未満 | 28社(全体の31%) | 26.44% | 40,643円 |
10万円以上~20万円未満 | 14社(全体の16%) | 83.85% | 146,321円 |
20万円以上~30万円未満 | 15社(全体の17%) | 138.22% | 251,200円 |
30万円以上~40万円未満 | 10社(全体の11%) | 152.14% | 338,200円 |
40万円以上~50万円未満 | 8社(全体の9%) | 169.79% | 444,000円 |
50万円以上~100万円未満 | 5社(全体の6%) | 254.08% | 648,400円 |
100万円以上 | 2社(全体の2%) | 301.69% | 1,074,000円 |
損益のデータで一目瞭然。IPOの勝率が高いのがお分かりいただけると思います。(ローリスク)
IPOの主な証券会社の幹事数(2017年)
2017年のIPOの主幹事および引受幹事(委託含む)の取扱い実績です。(全90社)
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証券会社 | 幹事数計 (委託含む) |
主幹事 | 引受幹事 (委託含む) |
初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
平等抽選 マネックス証券 |
49社(全体の54%) | 1社 | 48社 | 217,043円 |
主幹事が多い SMBC日興証券 |
71社(全体の79%) | 11社 | 60社 | 171,515円 |
抽選資金不要 松井証券 |
14社(全体の16%) | 0社 | 14社 | 152,579円 |
2千円もらえる SBI証券 |
83社(全体の92%) | 8社 | 75社 | 215,037円 |
抽選資金不要 SBIネオトレード証券 |
7社(全体の8%) | 0社 | 7社 | 119,643円 |
抽選資金不要 岡三オンライン |
23社(全体の26%) | 0社 | 23社 | 281,078円 |
岡三証券 | 35社(全体の39%) | 4社 | 31社 | 264,243円 |
楽天証券 | 4社(全体の4%) | 0社 | 4社 | 243,225円 |
auカブコム証券 | 27社(全体の30%) | 0社 | 27社 | 169,348円 |
岩井コスモ証券 | 39社(全体の43%) | 0社 | 39社 | 253,074円 |
みずほ証券 | 60社(全体の67%) | 14社 | 46社 | 217,253円 |
大和証券 | 41社(全体の46%) | 15社 | 26社 | 193,505円 |
野村證券 | 38社(全体の42%) | 27社 | 11社 | 139,339円 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 29社(全体の32%) | 4社 | 25社 | 168,634円 |
東海東京証券 | 11社(全体の12%) | 3社 | 8社 | 146,536円 |
東洋証券 | 16社(全体の18%) | 1社 | 15社 | 331,963円 |
重複申込不可 いちよし証券 |
37社(全体の41%) | 4社 | 33社 | 219,184円 |
極東証券 | 23社(全体の26%) | 0社 | 23社 | 283,700円 |
重複申込不可 むさし証券 |
7社(全体の8%) | 0社 | 7社 | 300,157円 |
幹事数が多く、平等抽選を採用している証券会社はIPOに当選しやすいです。カブスルのおすすめ証券会社を紹介。
- IPOにおすすめの証券会社は3社!当選回数110回の実績あり
IPOの当選回数が多い証券会社や、資金不要の証券会社などの紹介。 - IPOの当選確率を上げるコツ。IPOに110回の当選実績あり
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抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
IPOの申込みに必要な抽選資金は?(2017年)
IPOの申込みに必要な抽選資金(購入資金)を金額ごとに集計しています。(全90社)
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抽選資金 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
10万円未満 | 11社(全体の12%) | 10社(91%) | 122.92% | 78,164円 |
10万円~20万円 | 39社(全体の43%) | 36社(92%) | 104.87% | 159,074円 |
20万円~30万円 | 30社(全体の33%) | 28社(93%) | 131% | 308,977円 |
30万円~40万円 | 7社(全体の8%) | 6社(86%) | 61.98% | 204,714円 |
40万円~50万円 | 2社(全体の2%) | 1社(50%) | 101.29% | 489,750円 |
50万円以上 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 74.26% | 450,000円 |
一部の証券会社では抽選資金が不要です。
IPOの申込み時に口座への入金も必要ないので気軽に参加できます。
五段階評価による実績(2017年)
IPOを管理人がS~Dの五段階評価。その評価ごとのIPO実績です。
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評価 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
28社(全体の31%) | 28社(100%) | 201.18% | 394,161円 | |
16社(全体の18%) | 16社(100%) | 124.46% | 235,238円 | |
16社(全体の18%) | 16社(100%) | 113.35% | 194,825円 | |
16社(全体の18%) | 14社(88%) | 32.77% | 69,144円 | |
14社(全体の16%) | 8社(57%) | 5.84% | 12,264円 |
IPO歴18年のカブスルの評価が高いほど予想利益や騰落率が高くなり、公募割れのリスクは小さくなる傾向に。
評価の精度が高いのは、データが証明してます。
IPOで人気のあるキーワード(2017年)
IPOで人気のあるキーワードに関する実績データです。(一部、不人気ワードあり)
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キーワード | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
AI開発 | 6社(全体の7%) | 6社(100%) | 211.41% | 418,233円 |
ビッグデータ | 2社(全体の2%) | 2社(100%) | 253.71% | 544,200円 |
SaaS | 2社(全体の2%) | 2社(100%) | 342.67% | 642,500円 |
クラウド | 2社(全体の2%) | 2社(100%) | 94.61% | 223,750円 |
IoT | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 110.31% | 223,375円 |
人手不足解消 | 5社(全体の6%) | 5社(100%) | 196.67% | 479,100円 |
高齢化社会 | 3社(全体の3%) | 3社(100%) | 140.46% | 343,667円 |
情報セキュリティ | 2社(全体の2%) | 2社(100%) | 163.59% | 292,000円 |
BaaS | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 93.55% | 145,000円 |
知名度が高い | 3社(全体の3%) | 2社(67%) | 1.97% | 4,500円 |
再上場 | 1社(全体の1%) | 0社(0%) | -4.72% | -17,000円 |
IPOの業種ごとの実績(2017年)
2017年のIPOの業種ごとの実績です。(全90社)
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業種 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
建設業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 4% | 5,000円 |
繊維製品 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 46.15% | 120,000円 |
化学 | 3社(全体の3%) | 2社(67%) | 27.98% | 49,533円 |
医薬品 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 26.49% | 4,900円 |
機械 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 66.85% | 97,600円 |
電気機器 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 160.55% | 336,750円 |
その他製品 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 86.35% | 166,875円 |
電気・ガス業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 50% | 37,500円 |
陸運業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 17.28% | 28,000円 |
倉庫・運輸関連業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 220.80% | 276,000円 |
情報・通信業 | 23社(全体の26%) | 22社(96%) | 169.49% | 347,826円 |
卸売業 | 7社(全体の8%) | 6社(86%) | 68.87% | 155,657円 |
小売業 | 9社(全体の10%) | 7社(78%) | 92.04% | 202,689円 |
その他金融業 | 3社(全体の3%) | 1社(33%) | -1.17% | -2,300円 |
不動産業 | 6社(全体の7%) | 6社(100%) | 68.85% | 211,600円 |
サービス業 | 24社(全体の27%) | 23社(96%) | 112.66% | 178,621円 |
AI(人工知能)やクラウド、ビッグデータなどを取り扱うIT関連業が「情報・通信業」に分類されており、人気化しやすいです。
上場市場ごとの実績(2017年)
2017年のIPOの上場市場ごとの実績です。(全90社)
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市場 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
東証マザーズ | 48社(全体の53%) | 47社(98%) | 140.63% | 274,423円 |
JASDAQスタンダード | 19社(全体の21%) | 19社(100%) | 134.01% | 270,974円 |
東証一部 | 11社(全体の12%) | 6社(55%) | 9.22% | 20,773円 |
東証二部 | 8社(全体の9%) | 6社(75%) | 16.37% | 26,788円 |
名証二部 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 53.85% | 70,000円 |
札幌アンビシャス | 2社(全体の2%) | 2社(100%) | 82.61% | 159,850円 |
東証(海外) | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 64.92% | 42,200円 |
東証マザーズに上場するIPOは将来性の高いベンチャー企業が多く、人気化しやすいです。
東証マザーズの吸収金額による実績(2017年)
2017年に東証マザーズに上場したIPO(48社)の、吸収金額別の実績です。
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吸収金額 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
1億円~5億円未満 | 5社(全体の6%) | 5社(100%) | 270.05% | 393,200円 |
5億円~10億円未満 | 15社(全体の17%) | 15社(100%) | 188.22% | 356,367円 |
10億円~15億円未満 | 9社(全体の10%) | 9社(100%) | 162.32% | 338,889円 |
15億円~20億円未満 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 119.95% | 251,000円 |
20億円~30億円未満 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 88.82% | 151,875円 |
30億円~50億円未満 | 6社(全体の7%) | 6社(100%) | 57.91% | 133,617円 |
50億円~100億円未満 | 5社(全体の6%) | 4社(80%) | 39.21% | 79,520円 |
東証マザーズ市場において、吸収金額が小さいIPOは騰落率が高くなり、吸収金額が大きいIPOは騰落率が低く(公募割れ)なる傾向にあります。
オファリングレシオごとの実績(2017年)
2017年のIPOのオファリングレシオごとの実績です。(全90社)
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オファリング レシオ |
IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
10%未満 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 226.83% | 465,000円 |
オファリングレシオの数値が低いほど、需給の関係で初値が高くなりやすいです。
時価総額ごとの実績(2017年)
2017年のIPOの時価総額ごとの実績です。(全90社)
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時価総額 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
100億円~500億円未満 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 226.83% | 465,000円 |
時価総額は、公開価格 × 発行済株式数 で計算。
主幹事ランキング(2017年)
2017年のIPOの主幹事による実績です。
表示年を変更:
証券会社 | 主幹事数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
マネックス証券 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 93.55% | 145,000円 |
SMBC日興証券 | 11社(全体の12%) | 10社(91%) | 101.78% | 235,382円 |
SBI証券 | 8社(全体の9%) | 8社(100%) | 183.81% | 327,650円 |
岡三証券 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 207.56% | 382,425円 |
みずほ証券 | 14社(全体の16%) | 13社(93%) | 108.17% | 193,129円 |
大和証券 | 15社(全体の17%) | 15社(100%) | 140.36% | 220,640円 |
野村證券 | 27社(全体の30%) | 22社(81%) | 62.40% | 130,481円 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 4社(全体の4%) | 3社(75%) | 27.48% | 54,750円 |
東海東京証券 | 3社(全体の3%) | 3社(100%) | 85.67% | 197,333円 |
東洋証券 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 320.67% | 481,000円 |
いちよし証券 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 185.96% | 413,750円 |
主幹事が多い証券会社はIPOの割当数が多いので、口座開設がおすすめです。
月別のIPO数(2017年)
2017年の月別のIPO数です。例年、3月と12月はIPOが多くなります。
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月 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|---|---|
1月 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 320.67% | 481,000円 |
2月 | 5社(全体の6%) | 5社(100%) | 101.21% | 128,740円 |
3月 | 21社(全体の23%) | 19社(90%) | 90.64% | 166,533円 |
4月 | 5社(全体の6%) | 3社(60%) | 134.15% | 233,960円 |
6月 | 7社(全体の8%) | 7社(100%) | 145.75% | 335,429円 |
7月 | 4社(全体の4%) | 4社(100%) | 77.60% | 153,850円 |
8月 | 3社(全体の3%) | 3社(100%) | 166.67% | 275,000円 |
9月 | 9社(全体の10%) | 8社(89%) | 81.91% | 165,089円 |
10月 | 7社(全体の8%) | 6社(86%) | 70.78% | 171,800円 |
11月 | 6社(全体の7%) | 6社(100%) | 233.82% | 483,233円 |
12月 | 22社(全体の24%) | 20社(91%) | 91.37% | 183,073円 |
IPOが多い月は資金不要の証券会社を利用したり、資金を上手に活用しましょう。
IPOの下落率ランキング(2017年)
2017年のIPOの下落率 TOP10です。(全90社)
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全てのIPO実績は上場実績一覧で閲覧できます。利益額や騰落率による並び替えも可能。
2017年もIPOとしては好調な年でした。※2013年からずっとIPOは活況です。
初値売りによる利益が100万円を超えるIPOも2017年は2社 誕生しました。
参考までに
証券システム開発事業を手掛ける。
初値売りによる利益:114万円(騰落率:518.18%)
筐体型の画像処理検査装置を開発。
初値売りによる利益:約101万円(騰落率:204.88%)
初値が公開価格に対して倍以上の価格をつけた件数:2倍以上「28社」、3倍以上「8社」、4倍以上「5社」、5倍以上「2社」。
非上場企業の筆頭的存在であった「SGホールディングス(佐川急便)」も2017年12月にとうとう上場を果たしました。(管理人はIPOに当選)
ワンポイント
2017年の特徴として、「AI(人工知能)」や「人材不足」をテーマとしたIPOに人気が集まりました。
2018年も同様のテーマに人気が集まることが予想されます。
人気が高いIPOの特徴