IPOデータ(2004年)
2004年のIPOデータやランキングを掲載しています。
証券会社の口座開設やブックビルディングの参考にお役立てください。
- 主な証券会社の幹事数
抽選機会が多く口座開設しておきたい証券会社! - 評価ごとの騰落率と損益は?
「S」や「A」は利益が大きいのでIPOに積極参加!
目次
IPOの上場実績(2004年)
表示している年を変更する :
2004年のIPOの上場実績です。
初値売り利益額 TOP10(2004年)
2004年に上場したIPO(175社)の初値売りによる利益額 TOP10です。
表示している年を変更する :
全てのIPO実績は上場実績一覧で閲覧できます。利益額や騰落率による並び替えも可能です。
初値売りについては、下記の記事を参考にしてください。
初値売りの利益額は?(2004年)
IPOの初値売りの利益額による実績データです。
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPO(175社)です。
初値売りの利益 | IPO数 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|
0円以下 | 10社(全体の6%) | -2.20% | -7,300円 |
1円以上~10万円未満 | 41社(全体の23%) | 15.43% | 43,110円 |
10万円以上~20万円未満 | 31社(全体の18%) | 42.85% | 148,484円 |
20万円以上~30万円未満 | 16社(全体の9%) | 68.97% | 247,688円 |
30万円以上~40万円未満 | 18社(全体の10%) | 104.17% | 353,056円 |
40万円以上~50万円未満 | 5社(全体の3%) | 144.81% | 446,000円 |
50万円以上~100万円未満 | 29社(全体の17%) | 122.22% | 704,828円 |
100万円以上 | 25社(全体の14%) | 168.11% | 1,552,200円 |
初値売りについては、下記の記事を参考にしてください。
主な証券会社の幹事数(2004年)
IPOの主幹事および引受幹事(委託含む)の取扱い実績です。
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPOは「175社」です。
証券会社 | 主幹事数 | 引受幹事数 (委託含む) |
主幹事 + 引受幹事数 (委託含む) |
初値売りによる |
---|---|---|---|---|
平等抽選 マネックス証券 |
0社 | 50社 | 50社(全体の29%) | 445,050円 |
2千円もらえる SBI証券 |
0社 | 93社 | 93社(全体の53%) | 541,178円 |
抽選資金不要 野村證券 |
39社 | 46社 | 85社(全体の49%) | 360,782円 |
抽選資金不要 松井証券 |
0社 | 92社 | 92社(全体の53%) | 466,777円 |
幹事数UPで存在感も 楽天証券 |
0社 | 40社 | 40社(全体の23%) | 523,088円 |
岩井コスモ証券 | 0社 | 3社 | 3社(全体の2%) | 191,667円 |
東海東京証券 | 1社 | 56社 | 57社(全体の33%) | 345,711円 |
みずほ証券 | 2社 | 27社 | 29社(全体の17%) | 277,331円 |
大和証券 | 1社 | 2社 | 3社(全体の2%) | 211,333円 |
岡三証券 | 0社 | 71社 | 71社(全体の41%) | 348,379円 |
丸三証券 | 0社 | 20社 | 20社(全体の11%) | 306,655円 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1社 | 3社 | 4社(全体の2%) | 321,000円 |
エイチ・エス証券 | 12社 | 14社 | 26社(全体の15%) | 771,038円 |
東洋証券 | 5社 | 35社 | 40社(全体の23%) | 408,363円 |
エース証券 | 0社 | 13社 | 13社(全体の7%) | 412,931円 |
重複申込不可 いちよし証券 |
3社 | 41社 | 44社(全体の25%) | 336,375円 |
極東証券 | 0社 | 27社 | 27社(全体の15%) | 494,056円 |
藍澤證券 | 0社 | 9社 | 9社(全体の5%) | 404,944円 |
水戸証券 | 0社 | 25社 | 25社(全体の14%) | 374,744円 |
内藤証券 | 0社 | 4社 | 4社(全体の2%) | 80,125円 |
- IPOにおすすめの証券会社
IPOの当選回数が多い証券会社や、資金不要の証券会社などの紹介。 - IPOの当選確率を上げる方法
IPOに65回当選している管理人が実践している、IPO当選のコツ。
現金1万円+5千円のキャッシュバックがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
落選でポイントが貯まるSBI証券、抽選資金が不要のSBIネオトレード証券と松井証券。
申込みに必要な抽選資金は?(2004年)
IPOの申し込みに必要な抽選資金がいくら必要かを資金別に表示しています。
証券会社によっては、抽選資金が必要ない証券会社もあります。
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPO(175社)です。
抽選資金 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|---|
10万円未満 | 7社(全体の4%) | 7社(100%) | 112.50% | 87,329円 |
10万円~20万円 | 32社(全体の18%) | 26社(81%) | 88.26% | 147,397円 |
20万円~30万円 | 40社(全体の23%) | 39社(98%) | 119.19% | 214,713円 |
30万円~40万円 | 26社(全体の15%) | 26社(100%) | 183.70% | 432,538円 |
40万円~50万円 | 15社(全体の9%) | 14社(93%) | 122.59% | 460,133円 |
50万円以上 | 55社(全体の31%) | 53社(96%) | 98.25% | 836,836円 |
これまでの管理人の経験として、抽選資金が40万円あればIPO全体の約9割の抽選に参加出来ます。
30万円あれば8割、20万円あれば5割、10万円あれば1~2割の抽選に参加出来ます。
評価ごとの騰落率と損益は?(2004年)
IPOごとに管理人が五段階で「評価」をつけています。その評価ごとのIPO実績です。
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPO(175社)です。
評価 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|---|
![]() |
19社(全体の11%) | 19社(100%) | 145.25% | 1,034,842円 |
![]() |
59社(全体の34%) | 56社(95%) | 116.81% | 613,407円 |
![]() |
62社(全体の35%) | 56社(90%) | 86.60% | 259,873円 |
![]() |
27社(全体の15%) | 26社(96%) | 72.59% | 194,781円 |
![]() |
8社(全体の5%) | 8社(100%) | 46.23% | 108,288円 |
評価が高いほど予想利益や騰落率は高くなり、公募割れのリスクは小さくなります。
データが証明してますね(  ̄∇ ̄)
業種データ(2004年)
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPO(175社)の業種別データです。
業種 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|---|
鉱業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 23.87% | 111,000円 |
建設業 | 5社(全体の3%) | 5社(100%) | 153.69% | 306,400円 |
食料品 | 4社(全体の2%) | 3社(75%) | 150.35% | 140,500円 |
繊維製品 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 65.75% | 96,000円 |
化学 | 3社(全体の2%) | 3社(100%) | 18.20% | 263,667円 |
医薬品 | 2社(全体の1%) | 1社(50%) | 7.94% | 40,500円 |
金属製品 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 105.80% | 237,000円 |
機械 | 4社(全体の2%) | 4社(100%) | 26.22% | 198,250円 |
電気機器 | 12社(全体の7%) | 12社(100%) | 94.37% | 620,333円 |
輸送用機器 | 2社(全体の1%) | 1社(50%) | 53.47% | 76,000円 |
精密機器 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 212.50% | 340,000円 |
その他製品 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 56.52% | 650,000円 |
電気・ガス業 | 2社(全体の1%) | 2社(100%) | 7.43% | 69,750円 |
陸運業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 10.06% | 17,600円 |
倉庫・運輸関連業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 17.95% | 35,000円 |
情報・通信業 | 31社(全体の18%) | 29社(94%) | 96.52% | 476,839円 |
卸売業 | 14社(全体の8%) | 14社(100%) | 204.81% | 429,307円 |
小売業 | 29社(全体の17%) | 28社(97%) | 118.79% | 396,345円 |
銀行業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 66.10% | 347,000円 |
証券、商品先物取引業 | 3社(全体の2%) | 2社(67%) | 24.90% | 41,333円 |
保険業 | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 27.08% | 130,000円 |
その他金融業 | 6社(全体の3%) | 6社(100%) | 128.83% | 412,517円 |
不動産業 | 15社(全体の9%) | 14社(93%) | 111.95% | 536,733円 |
サービス業 | 34社(全体の19%) | 32社(94%) | 122.19% | 638,118円 |
AI(人工知能)やクラウド、ビッグデータなどを取り扱うIT関連業が「情報・通信業」に分類されており、人気化しやすいです。
上場市場データ(2004年)
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPO(175社)の「上場市場別」実績です。
市場 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|---|
東証マザーズ | 56社(全体の32%) | 54社(96%) | 122.58% | 742,375円 |
東証一部 | 8社(全体の5%) | 7社(88%) | 11.77% | 93,813円 |
東証二部 | 14社(全体の8%) | 13社(93%) | 49.93% | 179,214円 |
名証セントレックス | 5社(全体の3%) | 4社(80%) | 146.06% | 691,800円 |
札幌アンビシャス | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 130.77% | 85,000円 |
福証Qボード | 1社(全体の1%) | 1社(100%) | 26.07% | 73,000円 |
JASDAQ | 71社(全体の41%) | 71社(100%) | 94.11% | 348,789円 |
ヘラクレス | 16社(全体の9%) | 12社(75%) | 103.67% | 255,688円 |
大証二部 | 3社(全体の2%) | 2社(67%) | 31.14% | 262,000円 |
東証マザーズ、JASDAQスタンダードに上場するIPOは新興企業やベンチャー企業が多く、人気化しやすいです。
東証マザーズの吸収金額による実績は?(2004年)
2004年に東証マザーズに上場したIPO(56社)の、吸収金額別の実績です。
吸収金額が小さいほど騰落率は大きくなり、吸収金額が大きいほど騰落率が小さくなるのがデータでお分かりいただけると思います。
表示している年を変更する :
吸収金額 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|---|
1億円~5億円未満 | 7社(全体の4%) | 7社(100%) | 258.32% | 658,714円 |
5億円~10億円未満 | 10社(全体の6%) | 10社(100%) | 189.71% | 665,200円 |
10億円~15億円未満 | 10社(全体の6%) | 10社(100%) | 120.73% | 528,900円 |
15億円~20億円未満 | 9社(全体の5%) | 9社(100%) | 148.27% | 1,145,000円 |
20億円~30億円未満 | 8社(全体の5%) | 8社(100%) | 71.11% | 877,000円 |
30億円~50億円未満 | 6社(全体の3%) | 6社(100%) | 87.21% | 913,500円 |
50億円~100億円未満 | 5社(全体の3%) | 4社(80%) | 83.43% | 443,800円 |
100億円以上 | 1社(全体の1%) | 0社(0%) | 0% | 0円 |
東証マザーズ市場で吸収金額が大きいIPOは、公募割れ(損失)のリスクも大きくなります。
オファリングレシオの数値は低いほど、需給の関係でIPOでは人気があります。
月別の上場企業数(2004年)
表示している年を変更する :
2004年に上場を果たしたIPO(175社)の「月別上場企業」データです。
例年、3月と12月はIPOが多くなります。
月 | IPO数 | 初値 > 公募価格 | 騰落率 | 初値売りによる |
---|---|---|---|---|
1月 | 3社(全体の2%) | 3社(100%) | 115.79% | 344,667円 |
2月 | 17社(全体の10%) | 17社(100%) | 100.73% | 328,353円 |
3月 | 18社(全体の10%) | 17社(94%) | 105.51% | 431,278円 |
4月 | 13社(全体の7%) | 13社(100%) | 219% | 638,154円 |
5月 | 4社(全体の2%) | 4社(100%) | 182.76% | 824,000円 |
6月 | 14社(全体の8%) | 14社(100%) | 146.47% | 577,786円 |
7月 | 15社(全体の9%) | 14社(93%) | 222.57% | 1,230,667円 |
8月 | 9社(全体の5%) | 9社(100%) | 75.50% | 465,889円 |
9月 | 16社(全体の9%) | 15社(94%) | 94% | 447,688円 |
10月 | 19社(全体の11%) | 15社(79%) | 45.97% | 184,747円 |
11月 | 26社(全体の15%) | 24社(92%) | 48.67% | 162,462円 |
12月 | 21社(全体の12%) | 20社(95%) | 133.07% | 308,586円 |
IPOが多い月は資金不要の証券会社を利用したり、資金を上手に活用しましょう。




2004年は175社のIPOが上場を果たしましたが、94%もの銘柄の初値が公募価格を上回るという盛況ぶりでした。
初値が公募価格に対して倍以上の価格をつけた件数:2倍以上「58社」、3倍以上「9社」、4倍以上「6社」、5倍以上「5社」。
初値売りをした場合の最高利益は、7/1に上場した「アマナ」の「396万円」です。
2003年に株価が底値になり、これまでのウップンが爆発したかのような年でした。