ビーブレイクシステムズ(3986):IPO上場情報
「ビーブレイクシステムズ」は、主にクラウドERPの開発および販売を行う「パッケージ事業」と、顧客が構築するシステムの受託開発やIT人材の派遣を行う「システムインテグレーション事業」を行っております。
同社の技術者は、どちらの事業のプロジェクトにも対応可能であり、両事業の繁忙に応じて適宜配置を変更する体制を取っております。(エンジニアの人材不足軽減)
パッケージ事業の「MA-EYES」では 導入する事により、「プロジェクト管理」や「作業実績・勤怠」「購買・経費」「帳票・分析」などの業務全般を統合的に管理できます。
IPOとしては、事業の効率化やクラウドを活用した事業という事もあり 注目度は高いです。
評価が高くなる要素も豊富です。
- 約1ヶ月半ぶりのIPO。(前回は4/25に上場した「アセンテック」)
- IPOで人気のあるクラウド関連のIT企業。
- 市場からの調達金額が約5億円あたりの小型案件 かつ 東証マザーズ上場。
評価は最も高い「S」となりました。
初値売りによる予想利益は20.2万円となっています。
ERPとは、企業内の経営資源を企業全体で統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法や概念、またはそれを実現するシステムを指します。
ERP導入企業には「楽天」や「ドワンゴ」などの大手企業の実績も多数あります。
ビーブレイクシステムズのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビーブレイクシステムズの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ビーブレイクシステムズの上場日
上場日 | 2017/6/15(木) | 証券コード | 3986 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | ビーブレイクシステムズ(3986) |
ビーブレイクシステムズのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2017/5/29 (月) ~ 6/2 (金) |
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仮条件 | 1,550円~1,670円 (抽選資金:15.5万円 ~ 16.7万円) | ||
当選口数 | 3,432口 | ||
公募株数 | 250,000株 | 売出株数 | 62,000株 |
吸収金額 | 5.7億円 | O.A分 | 31,200株 |
仮条件決定日 | 5/25 (木) | 公開価格決定日 | 6/5 (月) |
購入期間 | 6/7 (水) ~ 6/12 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ビーブレイクシステムズの公開価格と初値
仮条件 | 1,550円~1,670円 | ||
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公開価格 | 1,670円 | 初値 | 7,700円 |
騰落率 | 361.08% | 倍率 | 4.61倍 |
初値売り損益 | 603,000円(7,700円 - 1,670円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ビーブレイクシステムズの初値予想と予想利益
ビーブレイクシステムズの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,550円 ~ 1,670円
※抽選資金:15.5万円 ~ 16.7万円
上限は12.8%上ブレ↑ |
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初値予想 |
3,300円 ~ 3,800円
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 16.3万円~21.3万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,280円 ~ 1,480円 ※抽選資金:12.8万円 ~ 14.8万円 |
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初値予想 | 3,300円 ~ 3,800円 (2.2倍~2.6倍) |
予想利益 | 18.2万円~23.2万円 |
ビーブレイクシステムズの主幹事と幹事証券
ビーブレイクシステムズのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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備考 | 主幹事は「SBI証券」になります。 また、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」も引受幹事証券になっています。 意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「岩井コスモ証券」も要チェックです。 当選口数が少なく、公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ビーブレイクシステムズの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年6月 | 2015年6月 | 2014年6月 |
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売上高 | 1,025,008 | 882,053 | 879,371 |
経常利益 | 103,198 | 24,599 | 34,953 |
当期利益 | 80,550 | 17,657 | 28,247 |
純資産 | 407,714 | 329,919 | 315,292 |
配当金※ | 220.00 | 50.00 | 55.00 |
EPS※ | 73.09 | 16.02 | 481.45 |
BPS※ | 369.98 | 299.38 | 5,722.19 |
前期比(売上高) | 16.2% | 0.3% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ビーブレイクシステムズと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
ビーブレイクシステムズのIPO分析
IPOで人気のあるクラウド関連のIT企業です。
ドイツのERPベンダーであるSAP社の日本法人のシステムコンサルタントであった2名を中心に起業。
市場からの調達金額が 5億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
評価が高いIPOの特徴
ページ上部にある企業紹介欄でも触れましたが、人気化する要素しかなく 公募割れのリスクはかなり低いと思います。
評価が高くなる要素も豊富です。
- 約1ヶ月半ぶりのIPO。(前回は4/25に上場した「アセンテック」)
- IPOで人気のあるクラウド関連のIT企業。
- 市場からの調達金額が約5億円あたりの小型案件 かつ 東証マザーズ上場。
評価が高いIPOの特徴
評価は 最も高い「S」となりました。
2017.5.29 追記。
初値予想は「3,300円 ~ 3,800円」へ修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると21.3万円の利益になりそうです。
想定の仮条件は「1,280円 ~ 1,480円」。想定の初値予想は「3,000円 ~ 3,500円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると20.2万円の利益になりそうです。
同社は年一回の配当金を実施することを基本方針としています。
また、中間配当金につきましても取締役会決議によって行う事が出来る旨も定められています。
主幹事証券はIT系の主幹事を務める事が多い「SBI証券」です。(2社連続!)
主幹事証券は割当数が多いので、当選口数も多くなります。
また、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。
「SBI証券」の「IPOチャレンジポイント」で当選を狙う!
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
IPOにおすすめの証券会社
投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」や、意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「岩井コスモ証券」も要チェックです。
上場後の補足
初値売りによる利益額は60.3万円となり、今年No2となる利益になりました!
また、騰落率も361.08%で今年 1番目の騰落率となっております。
上場日の15日に初値はつかず、約55万株という大きな買い越しにて初日を終えました。
上記に書いた通り、IPOは人気化し 大手の初値予想「3,300円 ~ 3,800円」を大きく上回る初値になりました。
当選された方はおめでとうございます!
参考までに、「SBI証券」の「IPOチャレンジポイント」を「309ポイント」利用して200株 割当(当選)を頂いた方がいらっしゃるようです。
初値売りによる利益は 60.3万円 × 200株 = 120.6万円
コツコツ貯めれば、高額当選も夢ではありません。
「SBI証券」の「IPOチャレンジポイント」で当選を狙う!