テモナ(3985):IPO上場情報
「テモナ」は 下記の二本柱の事業を行っている企業です。
売上高の大半は「たまごリピート」が占めていますが、「ヒキアゲール」も2015年10月にリニューアルを終え、今後は収益化が期待されています。
古くからの日本語である“てもなく”には、「簡単に、たやすく」という意味があります。それは世の中をより良く変えるキーワードの一つであり、 私たちが提供する価値の本質に他なりません。
IPOで人気のあるIT関連企業です。
その人気ぶりは「直近の類似IPOの上場結果」を見ても明らかです。
IPOとしては、市場からの調達金額が8.3億円あたりと 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも期待が出来そうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
テモナのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、テモナの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
テモナの上場日
テモナのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2017/3/22 (水) ~ 3/28 (火) |
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仮条件 | 2,400円~2,550円 (抽選資金:24万円 ~ 25.5万円) | ||
当選口数 | 3,321口 | ||
公募株数 | 240,000株 | 売出株数 | 48,800株 |
吸収金額 | 8.4億円 | O.A分 | 43,300株 |
仮条件決定日 | 3/21 (火) | 公開価格決定日 | 3/29 (水) |
購入期間 | 3/30 (木) ~ 4/4 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
テモナの公開価格と初値
仮条件 | 2,400円~2,550円 | ||
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公開価格 | 2,550円 | 初値 | 8,050円 |
騰落率 | 215.69% | 倍率 | 3.16倍 |
初値売り損益 | 550,000円(8,050円 - 2,550円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
テモナの初値予想と予想利益
テモナの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,400円 ~ 2,550円
※抽選資金:24万円 ~ 25.5万円
上限は2%上ブレ↑ |
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初値予想 |
5,100円 ~ 5,900円※3/22 修正
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 25.5万円~33.5万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,300円 ~ 2,500円 ※抽選資金:23万円 ~ 25万円 |
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初値予想 | 4,500円 ~ 5,000円 (1.8倍~2.0倍) |
予想利益 | 20万円~25万円 |
テモナの主幹事と幹事証券
テモナのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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備考 | 主幹事は1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」になります。 他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 また、意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「岩井コスモ証券」も要チェックです。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
テモナの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年9月 | 2015年9月 | 2014年9月 |
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売上高 | 786,458 | 450,511 | 351,443 |
経常利益 | 126,894 | 47,131 | 92,268 |
当期利益 | 87,087 | 39,968 | 59,414 |
純資産 | 249,767 | 161,052 | 100,117 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 84.14 | 39.96 | 59,414.43 |
BPS※ | 239.74 | 155.60 | 100,117.32 |
前期比(売上高) | 74.6% | 28.2% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
テモナと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
テモナのIPO分析
専門性の高いWebポータルサイトの運営はIPOの中でも特に人気があります。
IPOの騰落率は人気に左右されますので、人気があるかどうかはとっても大事な要素になります。
売上高の大半は「たまごリピート」が占めております。
今回のIPOにより知名度も上がり、利用者数が増えることでさらに売上に貢献しそうです。
また、市場からの調達金額が 8.3億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
評価が高いIPOの特徴
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
評価は 最も高い「S」となりました。
2017.3.22 追記。
IPO市況の高まりを受け、初値予想は「5,100円 ~ 5,900円」へ上方修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると33.5万円の利益になりそうです。
想定の仮条件は「2,300円 ~ 2,500円」。想定の初値予想は「4,500円 ~ 5,000円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると25万円の利益になりそうです。
上記の「直近の類似IPOの上場結果」を見て頂ければお分かりの通り、「東証マザーズ市場」で「情報・通信業」のIPOは人気があり、初値の成績が良いです。
さらに「市場からの調達金額が小さければ小さい程、成績もさらに良い」ようです。
上場後の補足
2017年 初値売りで2番目に大きい利益額となりました!
公開価格2,550円に対して初値は8,050円。騰落率は215.69%(3.16倍)。
初値売りによる利益額は55万円になりました (  ̄∇ ̄)
初値予想は「5,100円 ~ 5,900円」(想定利益 33.5万円)でしたが、
- IPOで人気のあるIT関連企業だった事
- 公開規模が8.4億円と公開規模が小さかった事
- IPO市況が活況であった事
これらの材料が揃った事で、初値は公開価格の3.16倍をつけ 今年 2番目に高い騰落率となりました。
主幹事は1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」でした。
主幹事は、そのIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。
IPOにおすすめの証券会社