最後まで見逃せない年内IPO特集。注目は12社!

例年、12月のIPOは年間で最も多くなります。(年間件数の2割)
知名度が高い大型IPOや、将来性が期待できるベンチャー企業のIPOが集中することもあり、12月は要注目です。
2020年12月のおすすめIPOや各年の件数を紹介します。
2019年は、手書き文字認識AIを開発しているAI insideが上場し、初値売り利益が90万円になりました。
目次
12月のIPOは年間件数の2割と多い!
年間の2~3割のIPO件数が12月に集中します。
件数が多くなる理由のひとつに、3月決算の企業が多いというのがあります。
3月決算 ⇒ 6月末までに決算書を作成。
その後、上場の準備や審査で12月に集中する。
また、今年中に上場したいという駆け込み的な要素もあるようです。
12月は抽選資金が足りなくなるので選別が必要
12月はIPOが多く、すべてのIPOに申し込むと抽選資金はすぐに枯渇します。
そこで、IPOの評価が高く、予想利益が高いものを中心に参加しましょう!
また、同様の理由でIPOの参加不参加を見極める投資家の選別が始まる為、人気が低い(評価が低い)IPOの公募割れリスクも高くなります。
さらに 同じ12月でも後半になるほど、抽選資金は枯渇しやすくなります。
IPOのスケジュールを管理し、応募忘れもないようご注意ください。
12月の注目IPOは12社!
2020年12月は、26社のIPOが上場します。
その中で、注目のIPOを12社 紹介します。
抽選資金が限られている方は、この中から参加するIPOを選んでみてください。
海外売出し591,800株分が上記に含まれていないので、ネット抽選分は表より少ないです。IPO | 予想損益 | BB期間 | 備考 |
---|---|---|---|
12/15 スタメン |
6.2万円~13.2万円 | 11/30 ~12/4 | エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の開発。IPOで人気のSaaS企業。 |
12/15 ビーイングHD |
2.6万円~5万円 | 11/27~12/3 | 生活物資に特化した物流事業。 |
12/16 バルミューダ |
6.7万円~10.6万円 | 11/30 ~12/4 | スチームトースターなどカッコイイ家電製品を製造・販売。ファンも多い。 |
12/17 ビートレンド |
17万円~37万円 | 12/1 ~12/7 | SaaS型の顧客管理ツール「betrend」の提供。需給面も良好。 |
12/17 プレイド |
3.5万円~5.9万円 | 12/1 ~12/4 | 顧客体験プラットフォーム「KARTE」の開発・提供。将来性高いがIPOの内容が悪い。 |
12/17 かっこ |
20.2万円~40.4万円 | 12/2 ~12/8 | SaaS型アルゴリズム提供事業。ECサイト不正検知サービス。 12月IPOで一番人気になる可能性大! |
12/17 ココペリ |
4万円~7万円 | 12/3 ~12/9 | SaaS形式の中小企業向け経営支援プラットフォーム。 カブスルが100株当選 |
12/22 ヤプリ |
7.3万円~12万円 | 12/4 ~12/10 | アプリ開発・運用・分析をノーコードで提供。将来性高いがIPOの内容が悪い。 カブスルが100株当選 |
12/22 ウェルスナビ |
9,000円~3万円 | 12/7 ~12/11 | 全自動のおまかせ資産運用サービス「ロボアドバイザー(ロボアド)」の国内最大手。 |
12/23 ENECHANGE |
3.1万円~6.6万円 | 12/7 ~12/11 | 電力やガスの切替事業。ストック型収益。 |
12/25 東和ハイシステム |
3.5万円~8.8万円 | 12/9 ~12/15 | 歯科医院向け統合システムの開発・販売。 |
12/29 オンデック |
4.7万円~8万円 | 12/11 ~12/17 | M&Aに関する仲介、アドバイザリー業務。 今年最後のIPOで、例年最初と最後のIPOの成績は好調です。 |
是非 参加しておきたいIPOは、ECサイトの不正検知サービスでコロナ禍にあっても需要が高い、かっこです。
12月は毎年、人気IPOが出てくるので非常に楽しみです。
注目度は高いが公募割れリスクがあるIPO
注目度は高いが、初値にはあまり期待ができないIPOです。
注目IPOの幹事数が多い証券会社は?
注目IPO12社の幹事数をカウントしてみました。幹事数が多い順に並べています。(ネット配分がないところは除外)
口座開設や取引開始の目安も参考にしてください。
(最短日数を掲載しています)
証券会社 | 注目IPO の幹事数 |
最短 口座開設 |
最短 取引開始 |
備考 |
---|---|---|---|---|
10社 | 当日 | 翌日 | ネット申込みで最短翌日に取引可。 | |
10社 | 2営業日 | 2営業日 | 店舗で1~2営業日、ネットやコールセンターで2~3営業日。 | |
8社 | 翌日 | 翌日 | スマホで本人撮影で最短翌日。 ネット申込みで最短3日。入力は最短1ページ。 |
|
7社 | 当日 | 当日 | アプリで最短当日、ネット申し込みで最短5営業日。 | |
6社 | 当日 | 翌日 | 店舗来店で最短当日、スマートフォンで最短翌日、ネットで最短3日。 | |
5社 | 4日 | 4日 | パソコンやアプリで最短4日、書類取り寄せで9日。 | |
4社 | 3日 | 3日 | ネット申込みで3日、書類取り寄せで2週間。 | |
4社 | 3日 | 3日 | ネット申込みで3日、書類取り寄せで6営業日。 | |
4社 | 当日 | 翌日 | ネット申込みで最短翌日に取引可。 | |
3社 | 4日 | 4日 | ネット申込みで最短4日、書類取り寄せで一週間。 | |
3社 | 当日 | 翌日 | ネット申込みで最短翌日に取引可。書類申込みで一週間程度。 | |
1社 | 当日 | 翌日 | スマートフォン撮影または銀行API参照。 | |
1社 | 3営業日 | 3営業日 | ネット申込みで3営業日。 |
なお、たとえ今年のIPOに間に合わずとも、来年以降も有望IPOの上場が期待されています。
(テーマパークのUSJや素材革命のライメックスなど)
口座開設は無料ですので、来年に備えて口座開設しておいて損はありません。
証券会社は事前に開設を!抽選資金不要もおすすめ!
IPOの申し込みに、おすすめの証券会社は下記で紹介しています。
カブスルはこちらで紹介する3社だけでIPOに58回 当選しています。
全当選数の66.7%になり、オススメの根拠となっています。
証券会社 | カブスルの当選数 | IPO実績 | 備考 |
---|---|---|---|
マネックス証券 | 16回 | 45社 全体の51% |
幹事数が多く100%平等抽選。 カブスルのメイン証券会社。 |
SMBC日興証券 | 19回 | 62社 全体の71% |
主幹事数が多く平等抽選で当選チャンスあり。 妻の当選数が多く相性がいい。 |
SBI証券 | 23回 | 83社 全体の95% |
人気IPO(IT系)の主幹事が多い。幹事数も多い。 |
ワンポイント
SMBC日興証券のダイレクトコースは、平等抽選で落選後、ステージ制による再抽選があります。
新規口座開設から3ヶ月間はブロンズクラスとなり、抽選券が1票もらえます。

SMBC日興証券の公式サイトより
今から口座開設しておくと、12月IPOの再抽選に参加できるのでオススメです。
特に、スタメンやかっこは人気化が予想され、初値が大きく上昇する可能性が高いです。(大きな利益になりやすい)
SMBC日興証券は大手証券会社で主幹事になる機会も多いので、IPOにおすすめの証券会社です。
抽選資金不要の証券会社は上場ラッシュ時の資金不足でも応募できる!
12月はIPOラッシュで抽選資金が不足しがちですが、抽選時に資金が必要ない証券会社があります。
下記の証券会社は、入金ゼロでIPOに応募できます。
証券会社 | IPO実績 2019年 |
備考 |
---|---|---|
野村證券 | 35社 40% |
いわずと知れた大手証券会社。主幹事も多くオススメ。 カブスルは5回当選。 |
岡三オンライン証券 | 35社 40% |
委託で回ってくる幹事数が多い。 |
松井証券 | 16社 18% |
幹事数が増えてきたネット証券大手。 キャッシュバック5千円 |
SBIネオトレード証券 | 4社 5% |
幹事数は少ないが平等抽選。 2千円がもらえる |
DMM.com証券 | 3社 3% |
2019年からIPOを取扱いで穴場。 |

証券会社の口座開設は通常、翌日~1週間程度ですが、年末のIPOラッシュ時期に口座開設が混雑すると、遅くなる可能性もあります。
証券会社の口座開設は無料でできますので、主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。
落選してもポイントが貯まるSBI証券、IPO申し込み時の抽選資金が不要のSBIネオトレード証券や松井証券と、現金6千円+5千円のキャッシュバックがもらえる庶民のIPO限定の口座開設タイアップ企画を行っています。
その他、各証券会社でお得な口座開設タイアップ企画を行っています。
IPOラッシュ時によくあるご質問
IPOラッシュ時によく頂くご質問を下記にまとめておりますので、参考にしてみて下さい。
利益が10万円を超えた12月のIPO
例年、12月はIPOが集中する為か投資家も集まりやすいようです。
IPOの初値売りにより 利益が10万円を超すIPOも多く誕生しています。
今年中に、あとひとつくらいはIPOに当選しておきたいですね!
