最後まで見逃せない年内IPO特集。

サンタさん

例年、12月のIPOは年間で最も多くなります。(年間件数の2割)

知名度が高い大型IPOや、将来性が期待できるスタートアップ企業のIPOが登場することもあり、12月は要注目です。

2022年12月はメディアプラットフォームのnoteや、国内第三位の航空会社スカイマークの上場が決定!

2022年12月の注目IPOや、例年12月のIPOが多くなる理由を紹介します。

12月のIPOは年間件数の2割と多い!

年間の2~3割のIPO件数が12月に集中します。

※下記の表は11月21日時点の件数。これからまだまだ12月IPOが決まり、割合は増加します。

2022年 2021年 2020年
12月のIPO数
(割合)
25社
(27.5%)
32社
(25.6%)
26社
(28.0%)
年間の件数 91社 125社 93社

件数が多くなる理由のひとつに、3月決算の企業が多いというのがあります。

3月決算 ⇒ 6月末までに決算書を作成。その後、上場の準備や審査で12月に集中する。

また、今年中に上場したいという駆け込み的な要素もあるようです。

12月は抽選資金が足りなくなるので選別が必要

抽選資金が足りない

12月はIPOが多く、すべてのIPOに申し込むと抽選資金はすぐに枯渇します。

そこで、IPOの評価が高く、予想利益が高いものを中心に参加しましょう!

IPOの参加不参加を見極める投資家の選別が始まる為、人気が低いIPOの公募割れリスクも高くなります。

また 同じ12月でも後半になるほど、抽選資金は枯渇しやすくなります。

IPOのスケジュールを管理し、応募忘れもないようご注意ください。

12月の注目IPOは8社!

2022年12月のIPOは、26社の上場が予定されています。

その中で、注目のIPOを8社 紹介します。

抽選資金が限られている方は、この中から参加するIPOを選んでみてください。
予想損益は100株あたりの金額です。

IPO 予想損益 抽選資金
BB期間
備考
12/13
property technologies
9.9万円~
11.3万円
29.2万円
11/25~12/1
iBuyerプラットフォーム「KAITRY」を通じた中古住宅の買取、リノベーション済中古住宅・戸建住宅の販売。まだ投資家の資金に余裕がある12月前半のIPOで資金が集まりやすい
12/16
Rebase
3.2万円~
6.2万円
8.8万円
11/30~12/6
レンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」等のサービスの提供。
需給的にも初値が上昇しやすいIPO
12/16
フーディソン
2.2万円~
6.2万円
22.2万円
12/1~12/7
生鮮流通プラットフォーム提供事業。BtoBコマースが伸びている。
上場後に化ける可能性をやや秘めているIPO
12/16
オープンワーク
5.8万円~
14.6万円
29.2万円
12/1~12/7
個人が投稿した社員クチコミを基盤とするワーキングデータプラットフォーム。
黒字回しているというだけで他のIPOより安心感あり
12/20
monoAI technology
3.5万円~
8.7万円
6.3万円
12/5~12/9
メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の運営。
成長性期待で買われるか?需給も絞られており上昇しやすい
12/20
INFORICH
-3万円~
26.4万円
44万円
12/5~12/9
モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の運営。
需給が極端に絞られており、価格が上下に動きやすい
12/21
note
-3千円~
1.5万円
3万円
12/6~12/12
メディアプラットフォーム「note」の運営
需給と知名度で上昇しやすいが、業績面に注力するとマイナスの可能性もややあり
12/22
jig.jp
1万円~
2.5万円
3.1万円
12/7~12/13
ライブ配信サービス「ふわっち」の運営
は需給が絞られており、初値が上昇しやすい

12月は毎年、人気IPOが出てくるので非常に楽しみです。

ちなみに12月IPOではないんですが、11/30上場のウェルプレイド・ライゼストは人気化しそうですので、参加が個人的にオススメです。
【追記。初値売りで50.3万円の利益となりました】

注目度は高いが公募割れリスクがあるIPO

注目度は高いが、初値には期待ができないIPOです。

IPO 予想損益 備考
12/14
スカイマーク
-7,000円~
4,000円
国内第三位の航空会社。2015年に上場廃止したが再上場へ。
個人的には応援したいですがIPOの内容的には公募割れしやすい
12/27
ELEMENTS
-1,000円~
6,000円
企業の評価額が1/9となり、ある意味で注目度の高いIPO
想定価格150円とかなり低い株価に。初値は上がるのか、下がるのか!?

証券会社は事前に開設を!抽選資金不要もおすすめ!

IPOの申し込みに、おすすめの証券会社は下記で紹介しています。

カブスルはこちらで紹介する3社だけでIPOに72回 当選しています。
全当選数の54.1%になり、オススメの根拠となっています。

証券会社 カブスルの当選数 2022年の
IPO実績
備考
マネックス証券 19回 58社
全体の63%
幹事数が多く100%平等抽選。
カブスルのメイン証券会社。
SMBC日興証券 25回 47社
全体の51%
主幹事数が多く平等抽選で当選チャンスあり。
妻の当選数が多く相性がいい。
SBI証券 30回 90社
全体の98%
人気IPO(IT系)の主幹事が多い。幹事数も多い。

ワンポイント

SMBC日興証券のダイレクトコースは、平等抽選で落選後、ステージ制による再抽選があります。

新規口座開設から3ヶ月間はブロンズクラスとなり、抽選券が1票もらえます。

今から口座開設しておくと、12月IPOの再抽選に参加できるのでオススメです。

抽選資金不要の証券会社は上場ラッシュ時に助かる!

12月はIPOラッシュで抽選資金が不足しがちですが、抽選時に資金が必要ない証券会社があります。

下記の証券会社は、入金ゼロでIPOに応募できます。

証券会社 IPO実績
2022年
備考
松井証券 56社
全体の61%
幹事数が増えてきたネット証券大手。
キャッシュバック最大5,500円
野村證券 27社
39%
いわずと知れた大手証券会社。主幹事も多くオススメ。
カブスルは5回当選。
岡三オンライン 39社
42%
委託で回ってくる幹事数が多い。
口座開設+1回の取引で3,500円もらえる
SBIネオトレード証券 19社
21%
幹事数はSBI HDの完全子会社となり増加傾向。平等抽選。旧:ライブスター証券。
DMM.com証券 7社
8%
2019年からIPOを取扱いで穴場。
ねこさんバイトはじめたの?

証券会社の口座開設は通常、翌日~1週間程度ですが、年末のIPOラッシュ時期に口座開設が混雑すると、遅くなる可能性もあります。

証券会社の口座開設は無料でできますので、主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。


落選してもポイントが貯まるSBI証券、IPO申し込み時の抽選資金が不要のSBIネオトレード証券松井証券と、現金6千円+最大5,500円のキャッシュバックがもらえる庶民のIPO限定の口座開設タイアップ企画を行っています。
その他、各証券会社でお得な口座開設タイアップ企画を行っています。

IPOラッシュ時によくあるご質問

IPOラッシュ時によく頂くご質問を下記にまとめておりますので、参考にしてみて下さい。

  • どのIPOに申し込めばいい?
  • どの証券会社に入金して申し込めばいい?
  • 抽選申し込みは100株でOK?など。

利益が10万円を超えた12月のIPO

例年、12月はIPOが集中する為か投資家も集まりやすいようです。

IPOの初値売りにより 利益が10万円を超すIPOも多く誕生しています。

今年中に、あとひとつくらいはIPOに当選しておきたいですね!

IPOは落選するのが当たり前

現金5,500円+最大5,500円のキャッシュバックがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。落選でポイントが貯まるSBI証券