最後まで見逃せない年内IPO特集
例年、12月のIPOは年間で最も多くなります。(年間件数の2割)
知名度が高い大型IPOや、将来性が期待できるスタートアップ企業のIPOが登場することもあり、12月は要注目です。
2023年12月は宇宙ベンチャーのQPS研究所の上場が決定!
2023年12月の注目IPOや、例年12月のIPOが多くなる理由を紹介します。
目次
12月のIPOは年間件数の2割と多い!
年間の2~3割のIPO件数が12月に集中します。
※下記の表は11月24日時点の件数。
2023年はIPO市況が悪く、上場を2024年に先送りする企業もあるようです。
よって、例年より12月のIPO数がグッと少なくなりそうです。
件数が多くなる理由のひとつに、3月決算の企業が多いというのがあります。
3月決算 ⇒ 6月末までに決算書を作成。その後、上場の準備や審査で12月に集中する。
また、今年中に上場したいという駆け込み的な要素もあるようです。
12月は抽選資金が足りなくなるので選別が必要
12月はIPOが多く、すべてのIPOに申し込むと抽選資金はすぐに枯渇します。
そこで、IPOの評価が高く、予想利益が高いものを中心に参加しましょう!
IPOの参加不参加を見極める投資家の選別が始まる為、人気が低いIPOの公募割れリスクも高くなります。
また 同じ12月でも後半になるほど、抽選資金は枯渇しやすくなります。
IPOのスケジュールを管理し、応募忘れもないようご注意ください。
12月の注目IPOは4社!
2022年12月のIPOの中で、注目のIPOを4社紹介します。
抽選資金が限られている方は、この中から参加するIPOを選んでみてください。
予想損益は100株あたりの金額です。
IPO | 予想損益 | 抽選資金 BB期間 |
備考 |
---|---|---|---|
12/6 QPS研究所 |
1.4万円~ 3万円 |
3.8万円 11/20~11/27 |
小型SAR衛星の開発、製造、小型SAR衛星より取得した画像データ販売を行っている九州大学発のスタートアップ企業 |
12/12 ブルーイノベーション |
3.9万円~ 7.8万円 |
13万円 11/27~12/4 |
複数のドローンやロボット、センサーなどデバイスを遠隔で制御・統合管理 |
12/15 魁力屋(カイリキヤ) |
2.5万円~ 5.1万円 |
12.9万円 11/30~12/6 |
京都北白川ラーメン魁力屋。同業他社と比較して割安感あり |
12/19 エスネットワークス |
3.5万円~ 7万円 |
7万円 12/4~12/8 |
IPOやM&A支援など。抽選資金も低く参加しやすいIPO |
是非 参加しておきたいIPOは、12月前半で資金の枯渇もない状況での上場となる、QPS研究所やエスネットワークスです。
12月は毎年、人気IPOが出てくるので非常に楽しみです。
証券会社は事前に開設を!抽選資金不要もおすすめ!
IPOの申し込みに、おすすめの証券会社は下記で紹介しています。
カブスルはこちらで紹介する3社だけでIPOに85回 当選しています。
全当選数の50.9%になり、オススメの根拠となっています。
証券会社 | カブスルの当選数 | 2023年の IPO実績 |
備考 |
---|---|---|---|
マネックス証券 | 21回 | 45社 全体の56% |
幹事数が多く100%平等抽選。 カブスルのメイン証券会社 |
SMBC日興証券 | 28回 | 43社 全体の53% |
主幹事数が多く平等抽選で当選チャンスあり。 妻の当選数が多く相性がいい |
SBI証券 | 36回 | 77社 全体の95% |
人気IPO(IT系)の主幹事が多い。幹事数も多い |
ワンポイント
SMBC日興証券のダイレクトコースは、平等抽選で落選後、ステージ制による再抽選があります。
新規口座開設から3ヶ月間はブロンズクラスとなり、抽選券が1票もらえます。
今から口座開設しておくと、12月IPOの再抽選に参加できるのでオススメです。
抽選資金不要の証券会社は上場ラッシュ時に助かる!
12月はIPOラッシュで抽選資金が不足しがちですが、抽選時に資金が必要ない証券会社があります。
下記の証券会社は、入金ゼロでIPOに応募できます。
証券会社 | IPO実績 2023年 |
備考 |
---|---|---|
松井証券 | 60社 全体の74% |
幹事数が増えてきたネット証券大手。 2,000ポイントがもらえる |
みずほ証券 | 42社 52% |
いわずと知れた大手証券会社。主幹事も多くオススメ。 カブスルは5回当選 |
岡三オンライン | 38社 47% |
委託で回ってくる幹事数が多い。 口座開設+1回の取引で3,500円もらえる |
SBIネオトレード証券 | 20社 25% |
幹事数はSBI HDの完全子会社となり増加傾向。平等抽選 |
DMM.com証券 | 7社 9% |
2019年からIPOを取扱いで穴場 |
証券会社の口座開設は通常、翌日~1週間程度ですが、年末のIPOラッシュ時期に口座開設が混雑すると、遅くなる可能性もあります。
証券会社の口座開設は無料でできますので、主要な証券会社は口座開設を事前にしておきましょう。
落選してもポイントが貯まるSBI証券、IPO申し込み時の抽選資金が不要の松井証券と、現金8,000円+2,000ポイントがもらえる庶民のIPO限定の口座開設タイアップ企画を行っています。
その他、各証券会社でお得な口座開設タイアップ企画を行っています。
IPOラッシュ時によくあるご質問
IPOラッシュ時によく頂くご質問を下記にまとめておりますので、参考にしてみて下さい。
- どのIPOに申し込めばいい?
- どの証券会社に入金して申し込めばいい?
- 抽選申し込みは100株でOK?など。
利益が10万円を超えた12月のIPO
例年、12月はIPOが集中する為か投資家も集まりやすいようです。
IPOの初値売りにより 利益が10万円を超すIPOも多く誕生しています。
時期 | 初値売りで10万円を超えた銘柄 |
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2023年 |
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2022年 |
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2021年 |
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2020年 | |
2019年 |
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今年中に、あとひとつくらいはIPOに当選しておきたいですね!