HYUGA PRIMARY CARE(7133):IPO上場情報
HYUGA PRIMARY CAREは、在宅訪問で通院困難な方に処方薬を届ける「きらり薬局」を中心に、一人の在宅患者に対して複数のサービスおよび商品を提供している企業です。
きらり薬局は、主要出店エリアである福岡市近郊を中心にした西日本で23店舗、横浜市近郊及び千葉市近郊を中心とした東日本で12店舗を展開。
従来の門前薬局と異なり、外来調剤収入が40%であるのに対し、在宅訪問収入の比率が売上全体の約60%を占めています。
1店舗当たり平均200人以上の在宅患者様に月間400回を超える居宅療養管理指導を行い、通院困難な在宅患者に対して緊急時には24時間体制で薬剤師が訪問するサービスを行っています。
設立は2007年11月。
従業員数は2021年10月末で333名、平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は3年、平均年間給与は418.3万円。
HYUGA PRIMARY CAREのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、HYUGA PRIMARY CAREの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
HYUGA PRIMARY CAREの上場日
上場日 | 2021/12/20(月) | 証券コード | 7133 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | 小売業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | HYUGA PRIMARY CARE(7133) | ||
時価総額 | 90億円(公開価格で計算) 126億円(初値で計算) |
HYUGA PRIMARY CAREのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/12/2 (木) ~ 12/8 (水) |
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仮条件 | 2,420円~2,600円 (抽選資金:24.2万円 ~ 26万円) | ||
当選口数 | 3,512口 | ||
発行済株式数 | 3,460,700株 | オファリングレシオ | 10.1% |
公募株数 | 50,000株 | 売出株数 | 255,500株 |
吸収金額 | 9.1億円 | O.A分 | 45,700株 |
仮条件決定日 | 11/30 (火) | 公開価格決定日 | 12/9 (木) |
購入期間 | 12/10 (金) ~ 12/15 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
HYUGA PRIMARY CAREの公開価格と初値
仮条件 | 2,420円~2,600円 | ||
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公開価格 | 2,600円 | 初値 | 3,640円 |
騰落率 | 40.00% | 倍率 | 1.40倍 |
初値売り損益 | 104,000円(3,640円 - 2,600円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
HYUGA PRIMARY CAREの初値予想と予想利益
HYUGA PRIMARY CAREの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,420円 ~ 2,600円
※抽選資金:24.2万円 ~ 26万円
上限は3.6%上ブレ↑ |
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初値予想 |
2,640円 ~ 2,990円※11/30 修正
(1.0倍~1.2倍) |
予想利益 | 4,000円~3.9万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,510円あたり ※抽選資金:25.1万円あたり |
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初値予想 | 2,550円 ~ 2,890円 (1.0倍~1.2倍) |
予想利益 | 4,000円~3.8万円 |
初値予想アンケート
HYUGA PRIMARY CARE(7133)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,600円)を基準価格に修正しています。
有効回答:173票 投票期限:2021/12/19 (日) 23:59までHYUGA PRIMARY CAREの主幹事と幹事証券
HYUGA PRIMARY CAREのIPOを取り扱っている証券会社です。
HYUGA PRIMARY CAREの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 みずほ証券 |
82.63% | 290,200株 | 290口 |
野村證券 | 8.68% | 30,500株 | 30口 |
SBI証券 | 3.47% | 12,200株 | 73口 |
いちよし証券 | 3.47% | 12,200株 | 1口 |
FFG証券 | 1.74% | 6,100株 | 0口 |
委託幹事であるマネックス証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
HYUGA PRIMARY CAREの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年3月 | 2020年3月 | 2019年3月 |
---|---|---|---|
売上高 | 5,086,031 | 4,331,638 | 3,410,342 |
経常利益 | 250,720 | 122,368 | 64,181 |
当期利益 | 97,140 | 32,903 | 14,197 |
純資産 | 609,463 | 502,838 | 469,935 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 28.99 | 9.90 | 1,282.04 |
BPS※ | 178.69 | 151.36 | 42,435.90 |
前期比(売上高) | 17.4% | 27% | ― |
上位株主とロックアップ情報
HYUGA PRIMARY CAREの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
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黒木 哲史 代表取締役社長 |
729,300株
19.48%
|
500株 | 180日 |
一般社団法人Hyuga 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
450,000株
12.02%
|
- | 180日 |
株式会社シーユーシー |
420,000株
11.22%
|
- | 180日 |
エムスリー株式会社 |
349,800株
9.34%
|
- | 180日 |
SMBCベンチャーキャピタル2号投資 事業有限責任組合 VC |
264,000株
7.05%
|
132,000株 | 90日 |
エムスリーキャリア株式会社 |
250,200株
6.68%
|
- | 180日 |
九州アントレプレナークラブ投資事 業有限責任組合 VC |
195,000株
5.21%
|
97,500株 | 90日 |
コタエル信託株式会社 |
140,700株
3.76%
(140,700)
|
- | |
山﨑 武夫 取締役 |
108,000株
2.88%
(69,000)
|
- | 180日 |
城尾 浩平 取締役 |
100,200株
2.68%
(1,500)
|
- | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
HYUGA PRIMARY CAREと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:小売業」の直近のIPO結果です。
- 2020/12/23 交換できるくん
… 初値売り損益:256,500円
騰落率:125.12%、倍率:2.25倍 - 2020/12/21 いつも
… 初値売り損益:207,000円
騰落率:134.42%、倍率:2.34倍 - 2019/11/01 ダブルエー
… 初値売り損益:-1,000円
騰落率:-0.21%、倍率:1.00倍 - 2019/04/25 グッドスピード
… 初値売り損益:35,000円
騰落率:25%、倍率:1.25倍 - 2019/03/28 NATTY SWANKY
… 初値売り損益:66,000円
騰落率:20.18%、倍率:1.20倍
HYUGA PRIMARY CAREのIPO分析
販売実績の93.6%が、在宅訪問で通院困難な方に処方薬を届ける在宅訪問薬局事業。
事業内容は社会的意義が高く、応援したくなる会社です。
一方、前期実績を今回の想定価格で計算すると、PER 86.5%と設定価格が割高な印象を受けます。
まぁ、業績が好調なのでそこら辺の伸びを考慮した価格なのかもしれませんが。(2021年12月期予想だと26%)
上場により調達した資金は、システム開発費や人材の採用費に充当する予定。
IPOで人気のあるジャンルではありませんが、受給的に軽いことと、業績好調を考慮して評価しました。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 高齢化社会に向けて社会的意義が高い事業内容。
- 業績が好調。(決算情報)
- 2021年12月期の業績予想(前期比)は、売上高5,784百万円(+13.7%)、営業利益503百万円(+120.5%)。1株利益予想は96.52円でPERは26%まで低下の予想。
- オファリングレシオが10.1%とかなり低い。(オファリングレシオによる実績)
- 市場からの吸収金額が9.1億円と小さい。(吸収金額による実績)
- やや地味な印象がある事業内容。
- 同日に3社が上場。
- 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。
- ベンチャーキャピタルの保有株が多いが期間ロックアップあり。上場時の売出しで保有の半分を放出。
- 株式市場がやや不安定。(調整あるかも)
11.30追記。仮条件が想定発行価格(2,510円)より3.6%の上振れ決定(2,420円 ~ 2,600円)しましたが、相場が弱いです。
初値予想を2,640円 ~ 2,990円に修正。予想利益は4,000円~3.9万円です。
目論見書の想定仮条件は2,510円。初値予想は2,550円 ~ 2,890円としました。
予想利益は4,000円~3.8万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
野村證券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
ほかに、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。