ベース(4481):IPO上場情報


ベースは、受託開発を中心としたソフトウェア開発サービスの提供を行っている企業です。

事業のサービスラインは「システム開発」「ERPソリューション」「その他ソリューション」の3つです。

  • システム開発
    主に金融・流通・製造分野におけるオープン系システム開発を行っており、特に証券、銀行、クレジットカード会社など金融系のシステム開発に実績があります。
    運用保守
  • ERPソリューション
    SAP SE(※1)の製品を中心に、ERP(※2)、CRM(※3)、SAP BASISの3領域でサービス提供。
    新規導入案件やアップグレード、マイグレーション(※4)案件において、導入コンサルティングから開発・運用保守まで幅広く対応。
  • その他ソリューション
    これまでの開発案件で培った経験をもとに、同社ソリューションを構築し、お客様へ提案。
    実績として、NISA口座開設サービスやマイナンバーサービスのソリューションを提案し、複数社のお客様へ導入。
  1. SAP SE
    ドイツに本社を置く世界最大のビジネスソフトウェア会社。
  2. ERP
    企業の経営資源(会計・販売・物流・人事等)を統合的に管理・有効活用することで、経営の効率化を図るための手法・概念、また、その統合基幹業務システム。
  3. CRM
    顧客情報管理・顧客関係管理を支援する業務ソフトウェアに関連するサービスのこと。
  4. マイグレーション
    システムやデータを、異なるOSやハードウェアの環境又は新しいプラットフォームへ移行すること。

同社グループでは、日本人技術者と中国人技術者が協働する態勢を整えています。

総じて、日本人技術者は仕様理解力や、管理と品質に対する意識の高さを持ち、中国人技術者は高い技術力と積極的な技術習得意欲を持つなど、日本人技術者と中国人技術者には、それぞれの長所があると考えています。

国民性やそれぞれの国の文化に由来する両者の長所を十分に活かし、短所はお互いが補うことで、より高いレベルのサービス提供を目指しています。

(目論見書より)

グループは同社と連結子会社2社で構成。

設立は1997年1月。
従業員数は2019年10月末で596名、平均年齢は35.3歳、平均勤続年数は5年、平均年間給与は600.7万円。


ベースのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ベースの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ベースの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:低い
  • 公募多い

上場日 2019/12/16(月) 証券コード 4481
市場 東証二部 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ベース(4481)
時価総額
137.1億円(公開価格で計算)
263.9億円(初値で計算)

ベースのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2019/11/28 (木) ~ 12/4 (水)

仮条件 4,600円~4,700円 (抽選資金:46万円 ~ 47万円)
当選口数 3,392口
発行済株式数 2,916,000株 オファリングレシオ 11.6%
公募株数 280,000株 売出株数 15,000株
吸収金額 15.9億円 O.A分 44,200株
仮条件決定日 11/26 (火) 公開価格決定日 12/5 (木)
購入期間 12/6 (金) ~ 12/11 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ベースの公開価格と初値

仮条件 4,600円~4,700円
公開価格 4,700円 初値 9,050円
騰落率 92.55%  倍率  1.93倍
初値売り損益 435,000円(9,050円 - 4,700円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ベースの初値予想と予想利益

ベースの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 4,600円 ~ 4,700円 ※抽選資金:46万円 ~ 47万円
上限は1.1%上ブレ↑
初値予想 4,880円 ~ 5,110円
(1.0倍~1.1倍)
予想利益 1.8万円~4.1万円

想定価格と初値予想

想定価格 4,650円あたり ※抽選資金:46.5万円あたり
初値予想 4,880円 ~ 5,110円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 2.3万円~4.6万円
送信中...

初値予想アンケート

ベース(4481)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(4,700円)を基準価格に修正しています。

有効回答:126   投票期限:2019/12/15 (日) 23:59まで
3倍以上(14,100円以上)
8票  6%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(11,750円以上~14,100円未満)
3票  2%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(9,400円以上~11,750円未満)
16票  13%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(7,050円以上~9,400円未満)
19票  15%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(5,640円以上~7,050円未満)
34票  27%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(4,700円以上~5,640円未満)
36票  29%
投票済み

公募割れ(4,700円未満)
10票  8%
投票済み

ベースの主幹事と幹事証券

ベースのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

一人一票の平等抽選で資金力に当選が左右されないマネックス証券SMBC日興証券、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

野村證券は 抽選時に資金が必要ない証券会社です。

ベースの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
みずほ証券
89.65% 304,100株 304口
野村證券 2.59% 8,800株 8口
SBI証券 1.74% 5,900株 41口
SMBC日興証券 1.74% 5,900株 5口
マネックス証券 0.85% 2,900株 29口
岡三証券 0.85% 2,900株 2口
岩井コスモ証券 0.85% 2,900株 2口
むさし証券 0.85% 2,900株 2口
エース証券 0.85% 2,900株 0口

委託幹事である岡三オンライン松井証券は、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


ベースの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年12月 2017年12月 2016年12月
売上高 7,007,402 4,926,424 4,837,360
経常利益 1,050,173 759,953 816,042
当期利益 671,386 518,859 548,293
純資産 3,132,240 2,678,504 2,330,051
配当金 160.00 130.00 300.00
EPS 254.70 205.02 435.85
BPS 1,187.12 1,014.99 1,852.19
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年12月 2017年12月
売上高 7,500,626 5,888,533
経常利益 1,087,660 812,283
当期利益 702,859 542,563
純資産 3,270,561 2,797,947
EPS 266.64 214.38
BPS 1,191.60 1,015.00
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ベースの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
中山アセット(株) 46.20% 180日
富士通(株) 9.03% 180日
伊藤商事(株) 8.82% 180日
佐久間 達也 7.05%
ベース社員持株会 6.64%
村崎 小雪 2.40% 180日
中山 克成 2.12% 180日
中山 秋子 2.12% 180日
みずほ証券 1.41%
和田 成史 1.41% 180日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ベースと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証二部」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2019/02/27 東海ソフト
    初値売り損益:137,200円
    騰落率:91.47%、倍率:1.91倍
  • 2015/12/11 ランドコンピュータ
    初値売り損益:182,000円
    騰落率:103.41%、倍率:2.03倍
  • 2014/03/12 日本BS放送
    初値売り損益:12,000円
    騰落率:6.59%、倍率:1.07倍
  • 2011/03/11 AGS
    初値売り損益:-6,000円
    騰落率:-6.32%、倍率:0.94倍
  • 2010/06/24 電算
    初値売り損益:10,000円
    騰落率:2.86%、倍率:1.03倍

ベースのIPO分析

同社グループの主要顧客である富士通グループ、みずほ証券、野村総合研究所の上位3グループに対する同社グループの売上高は、2018年12月期において70%程度を占めています。
同社グループでは、高い技術力の提供により相互の信頼関係を構築しており、これが同社グループの強みになっています。

重点戦略として、業界の最先端を行く技術力の強化 IoT、クラウド、RPA、FinTechなど、最新の技術に対する研究・習得を推進しています。

また、技術力の高い中国人技術者が多く在籍するという優位性を最大限に活かし、既存技術に関してもより高いレベルを目指し、生産性向上に繋げていくようです。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

  • IPOで人気のあるIT企業。
  • 業績が好調。
  • 値がさ株(株価が高い株)は振れ幅が大きい。
  • IPOで人気の低い東証二部市場。
  • 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。

目論見書の想定仮条件は4,650円。初値予想は4,880円 ~ 5,110円としました。
予想利益は2.3万円~4.6万円になります。

この時期の値がさ株は抽選資金を用意するのが大変ですが、カブスルは幹事証券にて積極的にIPOに参加します。

1人1票の平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに50回当選しています。

また、野村證券と松井証券、岡三オンライン証券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。

現在 SBI証券と松井証券、岡三オンライン証券は、現金2千円&最大5千円がキャッシュバックされるお得なタイアップ企画も行っています。

ベースのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ベースの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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