ユナイトアンドグロウ(4486):IPO上場情報


ユナイトアンドグロウは、同社と連結子会社1社によりIT人材と知識を「シェア」するサービスを提供している企業です。

事業系統図
  • インソーシング事業
    • 1,181,107(千円)(売上高の85.1%)
    中堅・中小企業に対して、情報システム部門を支援する会員制サービス。
    IT人材と知識をシェアすることで、中堅・中小企業のITに関する人材不足の解消、課題解決、経済的負担の軽減、企業のデジタル化を推進し、顧客の成長加速を支援。
    対象となる企業は、従業員数50名~1,000名規模かつ東京23区内に所在する企業や事業所。
    インソーシング事業
  • セキュリティ事業
    • 207,235(千円)(売上高の14.9%)
    PCI DSS準拠や認証取得のための支援・コンサルティングサービスの提供、情報セキュリティマネジメント関連文書の整備支援業務、海外企業の日本展開における日本基準への適合支援業務を提供。
    また、サイバーテロ、セキュリティ事件・事故が発生した場合の対応支援(原因究明、第三者委員会設置支援、メディア対応、レピュテーションモニタリング、関係省庁への報告、再発防止策策定・実装支援、対応マニュアル整備支援等)や、ペネトレーションテストサービス(ネットワークに接続されているコンピュータシステムの脆弱性に関するテストサービス)を提供。(連結子会社のfjコンサルティング株式会社が担当)

売上高の集計期間は2018年1月1日~2018年12月31日。

中堅・中小企業の情報システム部門は、従業員50名の企業で専任者が1名あるいはゼロ、従業員1,000名の企業でも多くて10名程度とIT人材不足は深刻なものとなっています。

情報システム部門をタイムシェアで提供するシェアード社員サービスの提供は、ポイント制料金システムを採用しています。

顧客はポイントを事前に購入し、時間課金により利用したポイント分が月々消費され、余ったポイントは翌月以降に繰り越されます。

業務例

顧客は企業秘密を守りながら専門の技術者へITに関する質問を直接行うことができる会員制Q&Aサービス「Kikzo」も利用可能です。

また、Webサイトによって全国の情報システム担当者をネットワークし、知識や経験をシェアするオープンナレッジサービス「Syszo」も無償で利用することができます。

グループは同社と連結子会社1社で構成。

設立は2005年2月。
従業員数は2019年10月末で155名、平均年齢は35.1歳、平均勤続年数は3.4年、平均年間給与は530.2万円。


ユナイトアンドグロウのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ユナイトアンドグロウの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ユナイトアンドグロウの上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 当選口数:少ない
  • 公募多い
  • 調達金額:小さい
  • ロックアップ:あり
  • ベンチャーキャピタル:上位株主あり

上場日 2019/12/18(水) 証券コード 4486
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ユナイトアンドグロウ(4486)
時価総額
23.1億円(公開価格で計算)
58.2億円(初値で計算)

ユナイトアンドグロウのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2019/12/3 (火) ~ 12/9 (月)

仮条件 1,210円~1,270円 (抽選資金:12.1万円 ~ 12.7万円)
当選口数 5,398口
発行済株式数 1,815,500株 オファリングレシオ 29.7%
公募株数 367,400株 売出株数 102,000株
吸収金額 6.8億円 O.A分 70,400株
仮条件決定日 12/2 (月) 公開価格決定日 12/10 (火)
購入期間 12/11 (水) ~ 12/16 (月)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ユナイトアンドグロウの公開価格と初値

仮条件 1,210円~1,270円
公開価格 1,270円 初値 3,205円
騰落率 152.36%  倍率  2.52倍
初値売り損益 193,500円(3,205円 - 1,270円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ユナイトアンドグロウの初値予想と予想利益

ユナイトアンドグロウの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,210円 ~ 1,270円 ※抽選資金:12.1万円 ~ 12.7万円
上限は5%上ブレ↑
初値予想 1,920円 ~ 2,700円※12/2 修正
(1.5倍~2.1倍)
予想利益 6.5万円~14.3万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,210円あたり ※抽選資金:12.1万円あたり
初値予想 1,820円 ~ 2,500円 (1.5倍~2.1倍)
予想利益 6.1万円~12.9万円
送信中...

初値予想アンケート

ユナイトアンドグロウ(4486)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,270円)を基準価格に修正しています。

有効回答:159   投票期限:2019/12/17 (火) 23:59まで
3倍以上(3,810円以上)
80票  50%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(3,175円以上~3,810円未満)
21票  13%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,540円以上~3,175円未満)
34票  21%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,905円以上~2,540円未満)
14票  9%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,524円以上~1,905円未満)
5票  3%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,270円以上~1,524円未満)
0票  0%
投票済み

公募割れ(1,270円未満)
5票  3%
投票済み

ユナイトアンドグロウの主幹事と幹事証券

ユナイトアンドグロウのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事は1人1票の平等抽選で、資金力にかかわらず当選が期待できるSMBC日興証券です。
IPOの割当数(当選数)は主幹事が一番多いです。

ユナイトアンドグロウの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
91.39% 493,300株 493口
マネックス証券 1.72% 9,300株 93口
SBI証券 1.72% 9,300株 65口
岩井コスモ証券 1.72% 9,300株 9口
丸三証券 1.72% 9,300株 9口
エース証券 1.72% 9,300株 0口

委託幹事である松井証券は、委託数が公表されていません。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
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ユナイトアンドグロウの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年12月 2017年12月 2016年12月
売上高 1,255,773 1,028,037 832,480
経常利益 155,900 28,501 14,286
当期利益 119,889 14,031 10,367
純資産 426,459 275,176 261,145
配当金 800.00 500.00
EPS 86.01 10.07 744.10
BPS 294.50 197.50 18,742.91
前期比(売上高) 22.2% 23.5%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年12月 2017年12月
売上高 1,388,342 1,175,661
経常利益 176,262 103,838
当期利益 123,343 67,577
純資産 491,718 336,981
EPS 88.49 48.50
BPS 339.56 241.86
前期比(売上高) 18.1%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ユナイトアンドグロウの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
須田 騎一朗 36.37% 180日
エス・アセットマネジメント(株) 30.33% 180日
横河レンタ・リース(株) 4.85% 180日
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 3.64% 90日/
1.5倍
岡 美恵子 2.85% 180日
ユナイトアンドグロウ従業員持株会 1.93% 180日
須田 愛子 1.82% 180日
YSアセットマネジメント(株) 1.66% 180日
藤森 肇 1.21% 180日
グローバル・タイガー・ファンド3号 投資事業有限責任組合 1.03% 90日/
1.5倍
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ユナイトアンドグロウと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2019/12/17 フリー
    初値売り損益:50,000円
    騰落率:25%、倍率:1.25倍
  • 2019/12/17 ウィルズ
    初値売り損益:357,500円
    騰落率:372.40%、倍率:4.72倍
  • 2019/12/16 ランサーズ
    初値売り損益:11,200円
    騰落率:15.34%、倍率:1.15倍
  • 2019/12/16 JMDC
    初値売り損益:96,000円
    騰落率:32.54%、倍率:1.33倍
  • 2019/12/12 メドレー
    初値売り損益:-3,000円
    騰落率:-2.31%、倍率:0.98倍

ユナイトアンドグロウのIPO分析

IT人材市場は、経済産業省「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」によると、IT需要の伸び率を中位(2~5%)とした場合、2030年度には約45万人が不足すると推測されています。

同社のサービスはそのIT人材不足を解消かつ、ポイント制でサービスを導入しやすいということで、上場による知名度アップでサービスの拡充が見込めそうです。(現在は東京23区内だけでサービス提供)

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

  • 業績が好調。
  • IT人材不足は顕著。同社サービスはポイント購入で導入しやすい。
  • 人手不足を解消する事業はIPOで人気あり。
  • 市場からの吸収金額が2.3億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • 購入単価が低い(12万円)。
  • 当選数が少なく競争率が高い。
  • 同日に3社が上場。ただし同社がおそらく一番人気。

12.2追記。仮条件が想定発行価格(1,210円)より上振れ決定(1,210円 ~ 1,270円)したので、初値予想を1,920円 ~ 2,700円に修正しました。
予想利益は6.5万円~14.3万円としました。

目論見書の想定仮条件は1,210円。初値予想は1,820円 ~ 2,500円としました。
予想利益は6.1万円~12.9万円になります。

公募割れリスクは低いです。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。

ワンポイント

主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。

また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選しています。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに50回当選しています。

SBI証券は現在、現金2千円がもらえるお得なタイアップ企画も行っています。

ユナイトアンドグロウのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ユナイトアンドグロウの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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