ラバブルマーケティンググループ(9254):IPO上場情報
ラバブルマーケティンググループは、SNSアカウント運用、SNS運用支援ツールの開発・提供などのソーシャルメディアマーケティング事業、マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポート、教育を行っている企業です。グループは同社と連結子会社3社で構成。
SNSマーケティング事業
企業やブランドのSNSマーケティングをサポート、SNS運用支援ツールの開発・提供、SNS検定講座の開発・提供を行う「SNSマーケティング事業」が基幹事業。
SNS運用支援ツールは、自社ノウハウを活かしたSaaS型クラウドツールを開発・提供。
マーケティングオートメーション事業
マーケティングオートメーションツール、営業支援システム、顧客管理システムの3つのクラウドサービスを用いて、顧客の経営課題に沿った戦略策定やプロセスの設計、最適なテクノロジーの選定、運用サポートまでをワンストップで支援。
MAツールの導入支援実績及び運用の実績を強みとし112社以上の実績。(2021年9月末時点)
マーケティングオートメーション事業は同社の育成事業。
設立は2008年11月。
従業員数は2021年9月末で16名、平均年齢は40歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は657.7万円。
ラバブルマーケティングGPのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ラバブルマーケティングGPの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ラバブルマーケティンググループの上場日
上場日 | 2021/12/21(火) | 証券コード | 9254 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | サービス業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | ラバブルマーケティンググループ(9254) | ||
時価総額 | 17.6億円(公開価格で計算) 67.6億円(初値で計算) |
ラバブルマーケティンググループのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/12/6 (月) ~ 12/10 (金) |
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仮条件 | 1,170円~1,260円 (抽選資金:11.7万円 ~ 12.6万円) | ||
当選口数 | 3,938口 | ||
発行済株式数 | 1,396,275株 | オファリングレシオ | 28.2% |
公募株数 | 215,000株 | 売出株数 | 127,500株 |
吸収金額 | 4.9億円 | O.A分 | 51,300株 |
仮条件決定日 | 12/2 (木) | 公開価格決定日 | 12/13 (月) |
購入期間 | 12/14 (火) ~ 12/17 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ラバブルマーケティンググループの公開価格と初値
仮条件 | 1,170円~1,260円 | ||
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公開価格 | 1,260円 | 初値 | 4,845円 |
騰落率 | 284.52% | 倍率 | 3.85倍 |
初値売り損益 | 358,500円(4,845円 - 1,260円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ラバブルマーケティンググループの初値予想と予想利益
ラバブルマーケティンググループの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,170円 ~ 1,260円
※抽選資金:11.7万円 ~ 12.6万円
上限は7.7%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,430円 ~ 1,570円※12/2 修正
(1.1倍~1.2倍) |
予想利益 | 1.7万円~3.1万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,170円あたり ※抽選資金:11.7万円あたり |
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初値予想 | 1,340円 ~ 1,520円 (1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 1.7万円~3.5万円 |
初値予想アンケート
ラバブルマーケティンググループ(9254)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,260円)を基準価格に修正しています。
有効回答:144票 投票期限:2021/12/20 (月) 23:59までラバブルマーケティンググループの主幹事と幹事証券
ラバブルマーケティンググループのIPOを取り扱っている証券会社です。
ラバブルマーケティンググループの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 SBI証券 |
87.00% | 342,600株 | 2,055口 |
SMBC日興証券 | 2.62% | 10,300株 | 10口 |
みずほ証券 | 2.62% | 10,300株 | 10口 |
マネックス証券 | 0.86% | 3,400株 | 34口 |
松井証券 | 0.86% | 3,400株 | 23口 |
岩井コスモ証券 | 0.86% | 3,400株 | 3口 |
東海東京証券 | 0.86% | 3,400株 | 3口 |
東洋証券 | 0.86% | 3,400株 | 3口 |
JTG証券 | 0.86% | 3,400株 | 3口 |
極東証券 | 0.86% | 3,400株 | 0口 |
岡三証券 | 0.43% | 1,700株 | 1口 |
丸三証券 | 0.43% | 1,700株 | 1口 |
アイザワ証券 | 0.43% | 1,700株 | 1口 |
むさし証券 | 0.43% | 1,700株 | 1口 |
委託幹事である岡三オンラインとネオモバとSBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ラバブルマーケティンググループの決算情報
上位株主とロックアップ情報
ラバブルマーケティンググループの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
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合同会社みやびマネージメント 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
491,250株
36.17%
|
65,000株 | 180日 |
株式会社日比谷コンピュータシス テム |
354,400株
26.10%
|
- | 180日 |
林 雅之 代表取締役社長 |
102,114株
7.52%
|
30,000株 | 180日 |
長谷川 直紀 子会社の取締役 |
58,000株
4.27%
(32,500)
|
- | 180日 |
佐々木 博之 |
57,450株
4.23%
|
- | |
横山 隆治 |
39,375株
2.90%
|
- | |
島田 亨 |
36,750株
2.71%
(36,750)
|
- | |
田村 慶 |
32,500株
2.39%
|
32,500株 | |
鵜川 太郎 取締役 |
24,025株
1.77%
(7,500)
|
- | 180日 |
佐藤 寛次郎 |
23,600株
1.74%
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
ラバブルマーケティンググループと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2021/11/25 スローガン
… 初値売り損益:60,000円
騰落率:50%、倍率:1.50倍 - 2021/11/24 ラストワンマイル
… 初値売り損益:81,000円
騰落率:47.37%、倍率:1.47倍 - 2021/11/19 AB&Company
… 初値売り損益:-9,000円
騰落率:-6.04%、倍率:0.94倍 - 2021/11/18 GRCS
… 初値売り損益:180,000円
騰落率:50%、倍率:1.50倍 - 2021/09/29 プロジェクトカンパニー
… 初値売り損益:85,000円
騰落率:32.08%、倍率:1.32倍
ラバブルマーケティンググループのIPO分析
社名の由来は、Lovable Marketing。愛されるマーケティングのようです。
短期的な成果のために生活者を欺いたり、邪魔をしたりする広告・マーケティング活動を決して行わないとする同社の強い思いを示すもの。
企業やブランドのSNSマーケティングをサポート、SNS運用支援ツールの開発・提供、SNS検定講座の開発・提供を行う「SNSマーケティング事業」が売上高の93.7%を占めています。
ラバブルマーケティンググループは、株式会社日比谷コンピュータシステムの持分法適用関連会社。
日比谷コンピュータシステムの親会社は6月に上場したHCSホールディングス。
業績を確認すると「?」と思う部分がありますが、SBI証券主幹事らしく、需給を絞り初値が上昇しやすい仕組みになっています。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- IPOで人気のあるIT関連企業。
- 需給が絞られており初値が上昇しやすい。
- 市場からの吸収金額が4.9億円と小さい。(吸収金額による実績)
- 購入単価が低いIPOが好調。(抽選資金による実績)
- 業績が微妙。(上下のブレがある)
- オファリングレシオが28.2%とやや高い。(オファリングレシオによる実績)
- 同日に4社が上場。
- 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。
- 有利子負債依存度は62.9%。
12.2追記。仮条件が想定発行価格(1,170円)より7%の上振れ決定(1,170円 ~ 1,260円)したので、初値予想を1,430円 ~ 1,570円へ修正しました。最近の相場の軟調ぶりを受け予想利益は1.7万円~3.1万円です。
目論見書の想定仮条件は1,170円。初値予想は1,340円 ~ 1,520円としました。
予想利益は1.7万円~3.5万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。
主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。
カブスルは16回 IPOに当選しています。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券
カブスルはこちらの3社だけでIPOに62回当選しています。(全当選数の63.9%)
松井証券と岡三オンライン証券、SBIネオトレード証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
特に松井証券は、IPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(4割目標)
抽選資金に余裕があれば、岩井コスモ証券でも参加しておきたいです。