例年、最初のIPOと最後のIPOの結果は良好

例年、最初のIPOと最後のIPOは初値が良い傾向にあります。

特に最初のIPOは2月頃。
年末のIPOから約2ヵ月ぶりのIPOとなります。

待ちわびた投資家の注目度が高く、初値も高くなる傾向にあります。

各年の最初のIPOの結果

過去、10年間の最初のIPOの上場結果です。

2004年から調査しましたが、一発目のIPOで公募割れはありませんでした。

直近の3年間(2016年~2018年)は特に初値が良く、その年の平均騰落率を大きく超えています。

上場日 企業名 騰落率
倍率
初値売り
利益
その年の
平均騰落率
2020年
2月7日
ジモティー(7082)
公募:1,000、初値:2,300
130%
(2.3倍)
13万円 -
2020年
2月7日
コーユーレンティア(7081)
公募:1,890、初値:2,510
32.8%
(1.3倍)
6.2万円 -
2019年
2月22日
識学(7049)
公募:1,800、初値:4,550
152.8%
(2.5倍)
27.5万円 82.1%
(1.8倍)
2018年
2月23日
Mマート(4380)
公募:1,240、初値:5,380
333.9%
(4.3倍)
41.4万円 116.5%
(2.2倍)
2017年
1月27日
シャノン(3976)
公募:1,500、初値:6,310
320.7%
(4.2倍)
48.1万円 109.2%
(2.1倍)
2016年
2月24日
はてな(3930)
公募:800、初値:3,025
278.1%
(3.8倍)
22.2万円 71.0%
(1.7倍)
2015年
2月12日
KeePer技研(6036)
公募:2,120、初値:3,160
49.1%
(1.5倍)
10.4万円 87.3%
(1.9倍)
2014年
2月13日
アキュセラ・インク(4589)
公募:1,800、初値:2,300
27.8%
(1.3倍)
5万円 88.8%
(1.9倍)
2013年
2月13日
メドレックス(4586)
公募:1,000、初値:2,200
120%
(2.2倍)
12万円 117.1%
(2.2倍)
2012年
2月22日
マックスバリュ九州(3171)
公募:1,250、初値:1,300
4%
(1.0倍)
5,000円 54.6%
(1.6倍)
2011年
3月3日
駅探(3646)
公募:2,780、初値:5,530
98.9%
(2倍)
27.5万円 23.9%
(1.2倍)
2010年
3月3日
アニコムHD(8715)
公募:2,000、初値:4,000
100%
(2倍)
20万円 16.2%
(1.2倍)

記憶に新しい2018年のMマートですが、正直それほど高騰するようなIPOの内容ではありませんでした。結果はご覧のとおり、初値は公募価格の4.3倍に!

おそらく、最初のIPOでなければ これほど高騰することもなかったと思います。

実は、2018年の最初のIPOは1月22日に上場予定だった「世紀」だったんですが、ブックビルディング開始前に中止となりました。これもあり、投資家の買い意欲がさらに高められたのかもしれません。

各年の最後のIPOの結果

過去、10年間の最後のIPOの上場結果です。

翌年のIPOまで例年、2か月くらい間が空きます。

上場日 企業名 騰落率
倍率
初値売り
利益
その年の
平均騰落率
2019年
12月26日
スポーツフィールド(7080)
公募価格2,730:、初値:8,500
211.4%
(3.1倍)
57.7万円 82.1%
(1.8倍)
2018年
12月25日
リンク(4428)
公募価格:3,580、初値:7,620
112.9%
(2.1倍)
40.4万円 116.5%
(2.2倍)
2018年
12月25日
ベルトラ(7048)
公募価格:384、初値:514
33.85%
(1.3倍)
1.3万円 116.5%
(2.2倍)
2017年
12月26日
オプティマスGP(9268)
公募価格:1,800、初値:2,001
11.2%
(1.1倍)
2万円 109.2%
(2.1倍)
2016年
12月27日
ティビィシィ・スキヤツト(3974)
公募価格:1,400、初値:4,500
221.4%
(3.2倍)
31万円 71.0%
(1.7倍)
2015年
12月25日
一蔵(6186)
公募価格:1,210、初値:1,236
2.2%
(1.0倍)
2,600円 87.3%
(1.9倍)
2014年
12月26日
MRT(6034)
公募価格:800、初値:3,275
309.4%
(4.1倍)
24.7万円 88.8%
(1.9倍)
2013年
12月24日
ヒューマン・
メタボローム・
テクノロジーズ
(6090)
公募価格:1,400、初値:3,100
121.4%
(2.2倍)
17万円 117.1%
(2.2倍)
2012年
12月21日
グランディーズ(3261)
公募価格:360、初値:368
2.2%
(1.0倍)
800円 54.6%
(1.6倍)
2012年
12月21日
地盤ネット(6072)
公募価格:720、初値:1,412
96.1%
(2倍)
6.9万円 54.6%
(1.6倍)
2011年
12月22日
ミサワ(3169)
公募価格:860、初値:1,209
40.6%
(1.4倍)
3.4万円 23.9%
(1.2倍)
2011年
12月22日
アイセイ薬局(3170)
公募価格:3,460、初値:3,460
0%
(1倍)
0円 23.9%
(1.2倍)
2010年
12月21日
日本メディカルネット
コミュニケーションズ
(3645)
公募価格:840、初値:1,750
108.3%
(2.1倍)
9.1万円 16.2%
(1.2倍)

パッと見ると、その年最初のIPOに比べて初値はあまりよくないように見えます。

ところが12月のIPOは、その年の全体の約2割のIPOが上場します。

上場日が重なる場合も多く、IPOの数が多くなるため 各IPOに投資資金が分散されます。
資金が分散されるので、他の月に上場するIPOと比べて上がりづらくなります。

12月前半は好調なのですが、後半になると資金枯れが起こりIPOの初値は徐々に勢いがなくなります。

そういった状況の中で、その年最後に上場するIPOは 12月中のIPOに比べると 良い結果となっています。


その年最後のIPOについては、IPO相場の流れを見ていないと実感できない部分があるかなぁと思います。

その年最初のIPOについては、ライバルも少なく待ちわびた投資家の資金がガッと流れ込むので、初値が良い結果になりやすいです。

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