フレクト(4414):IPO上場情報


フレクトは、クラウドインテグレーションによるDX支援、SaaS型モビリティ業務最適化クラウドサービス「Cariot」の提供を行っている企業です。

事業内容

クラウドインテグレーションサービスの顧客基盤は積極的にDXを推進する大手企業が中心。
2021年3月期における大手企業の売上高構成比は82%。

車両動態管理システムなどのモビリティ業務最適化クラウド、Cariotサービスは2016年より展開。

国内AIサービスのDX事例を評価され、日本企業として初めて「Salesforce Partner Innovation Awards 2019」を受賞。上位株主にSalesforce社の名前もあります。

受賞実績

設立は2005年8月。
従業員数は2021年9月末で160名、平均年齢は37.9歳、平均勤続年数は3.1年、平均年間給与は658.8万円。


フレクトのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、フレクトの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

フレクトの上場日

A
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:やや低い

上場日 2021/12/10(金) 証券コード 4414
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス フレクト(4414)
時価総額
72.5億円(公開価格で計算)
165.1億円(初値で計算)

フレクトのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/11/24 (水) ~ 11/30 (火)

仮条件 2,210円~2,550円 (抽選資金:22.1万円 ~ 25.5万円)
当選口数 5,807口
発行済株式数 2,841,900株 オファリングレシオ 20.4%
公募株数 250,000株 売出株数 255,000株
吸収金額 14.8億円 O.A分 75,700株
仮条件決定日 11/19 (金) 公開価格決定日 12/1 (水)
購入期間 12/3 (金) ~ 12/8 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

フレクトの公開価格と初値

仮条件 2,210円~2,550円
公開価格 2,550円 初値 5,810円
騰落率 127.84%  倍率  2.28倍
初値売り損益 326,000円(5,810円 - 2,550円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

フレクトの初値予想と予想利益

フレクトの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,210円 ~ 2,550円 ※抽選資金:22.1万円 ~ 25.5万円
上限は15.4%上ブレ↑
初値予想 3,820円 ~ 4,850円※11/19 修正
(1.5倍~1.9倍)
予想利益 12.7万円~23万円

想定価格と初値予想

想定価格 2,210円あたり ※抽選資金:22.1万円あたり
初値予想 3,310円 ~ 4,200円 (1.5倍~1.9倍)
予想利益 11万円~19.9万円
送信中...

初値予想アンケート

フレクト(4414)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,550円)を基準価格に修正しています。

有効回答:386   投票期限:2021/12/9 (木) 23:59まで
3倍以上(7,650円以上)
202票  52%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(6,375円以上~7,650円未満)
42票  11%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(5,100円以上~6,375円未満)
61票  16%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,825円以上~5,100円未満)
50票  13%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(3,060円以上~3,825円未満)
12票  3%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,550円以上~3,060円未満)
6票  2%
投票済み

公募割れ(2,550円未満)
13票  3%
投票済み

フレクトの主幹事と幹事証券

フレクトのIPOを取り扱っている証券会社です。

フレクトの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
大和証券
91.36% 530,500株 530口
野村證券 2.60% 15,100株 15口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.60% 15,100株 15口
SMBC日興証券 1.29% 7,500株 7口
みずほ証券 1.29% 7,500株 7口
SBI証券 0.86% 5,000株 30口

大和コネクト証券のネット抽選分は、53口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


フレクトの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年3月 2020年3月 2019年3月
売上高 2,559,616 2,882,817 1,872,345
経常利益 -186,282 105,252 -132,347
当期利益 -194,924 66,879 -132,877
純資産 243,032 437,956 371,077
配当金
EPS -75.21 25.80 -102.53
BPS -169.66 -72.20 -211.28
前期比(売上高) -11.2% 54%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

フレクトの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
合同会社クロ 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 1,850,000
62.85%
18,400 180日
salesforce.com, inc. 341,900
11.61%
136,600 90日/
1.5倍
Draper Nexus Technology Partners 2号投資事業有限責任組合 VC 239,000
8.12%
95,600 90日/
1.5倍
大橋 正興 取締役 190,000
6.45%
(60,000)
- 180日
山本 啓二 30,000
1.02%
(30,000)
- 180日
大槻 真嗣 30,000
1.02%
(30,000)
- 180日
品川 晃一郎 20,000
0.68%
- 180日
塚腰 和男 20,000
0.68%
- 180日
王丸 幸一 20,000
0.68%
(20,000)
- 180日
竹田 正和 20,000
0.68%
(20,000)
- 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
公開価格は2,550円。
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、3,825円です。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

フレクトと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「DX支援」のIPOの直近の結果です。

フレクトと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2021/11/30 ボードルア
    初値売り損益:75,000円
    騰落率:37.50%、倍率:1.38倍
  • 2021/11/24 サイエンスアーツ
    初値売り損益:283,500円
    騰落率:165.79%、倍率:2.66倍
  • 2021/11/05 Photosynth
    初値売り損益:-9,000円
    騰落率:-6%、倍率:0.94倍
  • 2021/10/26 CINC
    初値売り損益:87,000円
    騰落率:28.25%、倍率:1.28倍
  • 2021/10/07 ワンキャリア
    初値売り損益:41,000円
    騰落率:19.62%、倍率:1.20倍

フレクトのIPO分析

目論見書をみると、昨今のなんでもかんでもDXと呼ぶ風潮についてチクリと書かれています。(個人的に好印象)

DXには様々な定義がありますが、日本経済団体連合会によると、単純な改善や自動化、効率化をもってDXとは言い難く、社会の根本的な変化に対して、新たな価値を創出するための改革がDXと定義されております。

フレクトでは、達成難度も高いが新しい顧客体験を創出する「攻めのDX」へシフトし、高い競争力を獲得することがDXの本質だとしています。

サービスの流れ

創業以来、一般消費者向け(B2C)の顧客接点となるWebモバイルアプリケーションを16年以上にわたり開発、またセールスフォース・ドットコムパートナー、Heroku,inc.パートナー、Amazon Web Services,Inc.パートナーとなり、Salesforceを中心にAmazon Web ServicesやHerokuなど複数のパブリッククラウドサービスを活用したマルチクラウドインテグレーションで12年以上にわたり開発してきた豊富な実績を持っています。

SalesforceはクラウドベースのCRM(顧客管理システム)を提供している世界No.1の企業。

小松製作所やリクルート、オーネットなど大手企業の売上高構成比が82%と高く、大手からの要望にも対応できるスキルがありそうです。

月次契約顧客数とARPA

売上高も経常利益も順調に・・と思いきや利益には ばらつきがややあるのが少し気になります。

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

人気が高い
  • IPOで非常に人気のある「DX支援」事業。(データ)
  • 小松製作所やリクルートなど大手企業への導入実績あり。
  • オファリングレシオが20.4%とやや低い。(オファリングレシオによる実績)
  • 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
  • 売上高は右肩上がり。ただし経常利益は上下にブレている。(決算情報)

11.19追記。仮条件が想定発行価格(2,210円)より15.4%の上振れ決定(2,210円 ~ 2,550円)したので、初値予想を3,820円 ~ 4,850円に修正しました。予想利益は12.7万円~23万円です。

目論見書の想定仮条件は2,210円。初値予想は3,310円 ~ 4,200円としました。
予想利益は11万円~19.9万円です。

公募割れリスクは低いと思われます。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの2社だけでIPOに45回当選しています。(全当選数の46.9%)

また、野村證券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

大和証券が幹事となっていますので、委託幹事としてCONNECTからも申し込みが可能です。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは1回当選)

追加の委託幹事として、auカブコム証券が決まりました。
委託幹事は気づかれないことも多いので可能なら参加しておきたいです。

フレクトのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、フレクトの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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