公募価格の下振れ決定は要注意!

「公募価格(公開価格)」が「仮条件の上限」で決まらないIPOは、公募割れのリスクが高くなるので要注意です!

公募価格の下振れは人気がない証拠!

参考までに、ほとんどのIPOは仮条件の上限で決まる事が多いです。

仮条件では「どの株価で購入したいですか?」というヒアリングをしていますが、公募価格が仮条件の上限で決まらないという事は「現在の設定している株価が評価より高い!」というレッテルを張られているようなものです。

つまり IPOとして人気化しづらく、このようなIPOは公募割れのリスクが非常に高くなります。

直近の公募価格の下振れ決定 IPOの実績

直近の公募価格の下振れ決定 IPOの実績を調べてみました。(2017.9.29時点)

参考までに

  • 2017/9/29上場「西本WismettacHD
    仮条件:4,500円~5,250円、公募価格:4,750円
    初値売りによる利益:-28,500円
  • 2017/3/30上場「スシローグローバルHD
    仮条件:3,600円~3,900円、公募価格:3,600円
    初値売りによる利益:-17,000円
  • 2017/3/22上場「マクロミル
    仮条件:1,900円~2,100円、公募価格:1,950円
    初値売りによる利益:-8,300円
  • 2016/11/1上場「バロックジャパンリミテッド
    仮条件:2,000円~2,240円、公募価格:2,000円
    初値売りによる利益:-10,000円
  • 2016/10/12上場「KHネオケム
    仮条件:1,330円~1,670円、公募価格:1,380円
    初値売りによる利益:-7,400円
  • 2016/9/2上場「ベイカレント・コンサルティング
    仮条件:2,100円~2,360円、公募価格:2,100円
    初値売りによる利益:-13,700円

ちなみに、2004年からのデータを調べてみたところ件数は80件ありました。

うち、公募割れ銘柄:54社、初値上昇銘柄:20社、同値:6社となっています。
つまり、公募割れ銘柄は全体の67.5%になります。

上記のように、公募価格が仮条件の上限で決まらないIPOは公募割れのリスクが高くなるのが お分かり頂けたかと思います。

当選IPOの辞退も検討!

場合によっては、IPOのブックビルディングに参加して当選した場合、「購入の辞退(キャンセル)」も検討された方が良いかと思います。

管理人も公募価格が下振れをしたIPOは当選のキャンセルを基本的に行ってリスクを回避しています。