IPOで証券会社の信用口座は開設しておいた方が良い?
証券会社の信用口座は開設しておいた方がよいのでしょうか?
それとも特に気にしなくてもよいのでしょうか。
信用取引の口座は一緒に開設しなくてもいいです。
後からでも口座開設できますので、信用取引の仕組みをよく分かっていない場合、後回しにしましょう。
信用取引とは?
信用取引とは、証券会社から「投資資金」や「株式」を借りて、投資をする方法です。
- 信用買い
証券会社から「投資資金を借りて」自己資金の最大3倍の購入が可能になります。
⇒ 上場日初日からIPOの信用買いが可能。 - 信用売り
証券会社から「株式を借りて」売り注文を行います。
⇒ 貸出株の調達ができ次第 信用売りが可能。
証券会社から「投資資金」や「株式」を借りて取引を行いますので、借りる際の金利などが発生します。
自己資金の最大3倍の金額で投資するため、得られるリターンは大きくなりますが、損失のリスクも大きくなる「ハイリスク・ハイリターン」になりやすいです。
IPOは値動きが激しい!初心者は信用取引は控えよう
IPOは上場後、多くの投資家(機関・個人)により売買が行われます。
上場直後は売買が非常に激しくなり、株価はジェットコースターのように乱高下します。
よって、上場後にIPO株を市場で購入し、売却するのは損失リスクも高くなります。
IPOの激しい値動きを利用して利ザヤ(売買の差額の利益)を得るプロ投資家も多いので、そういった技術や経験がない初心者はカモにされやすいです。
信用取引でIPOを取引するのはやめておきましょう!
質問:間違って一緒に口座開設したんだけど?
総合口座と一緒に口座開設する際は、チェックボックスにチェックを入れるだけでカンタンに口座開設できます。
良く分からず、信用取引の口座を開設しても利用しなければよいだけなので、気にされなくて大丈夫です。信用取引口座を開設していて、何か手数料が発生することなどはありません。
気になる方は、信用取引口座だけの解約も可能ですので解約を申し込みましょう。