Mマート(4380):IPO上場情報
「Mマート」は 飲食業界、宿泊業界、中食業界等を買い手とし、卸販売の無人化を目指すことを基本としたインターネットマーケットプレイス事業を展開している企業です。
主な収益源は、出店企業からの定額の出店料と出来高制のマーケット利用料あるいは出品企業からの出来高制のシステム利用料です。
出店企業は、毎月定額の出店料を支払って商品を掲載し、食材を扱う市場である「Mマート」のマーケット利用料を出来高に応じて支払います。
「Mマート」が仲立ちとなって売り手企業と買い手企業を結び付けるビジネスモデル(BtoB)で、上場により知名度がアップすれば 出店企業数の増加にも繋がりそうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
設立は平成12年2月です。
従業員数は平成29年12月末で32名、平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は3.7年、平均年間給与は371.3万円です。
MマートのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Mマートの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
Mマートの上場日
Mマートのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/2/6 (火) ~ 2/13 (火) |
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仮条件 | 1,140円~1,240円 (抽選資金:11.4万円 ~ 12.4万円) | ||
当選口数 | 6,755口 | ||
発行済株式数 | 2,445,400株 | オファリングレシオ | 27.6% |
公募株数 | 453,400株 | 売出株数 | 134,000株 |
吸収金額 | 8.3億円 | O.A分 | 88,100株 |
仮条件決定日 | 2/2 (金) | 公開価格決定日 | 2/14 (水) |
購入期間 | 2/15 (木) ~ 2/20 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
Mマートの公開価格と初値
仮条件 | 1,140円~1,240円 | ||
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公開価格 | 1,240円 | 初値 | 5,380円 |
騰落率 | 333.87% | 倍率 | 4.34倍 |
初値売り損益 | 414,000円(5,380円 - 1,240円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
Mマートの初値予想と予想利益
Mマートの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,140円 ~ 1,240円
※抽選資金:11.4万円 ~ 12.4万円
上限は3.9%下ブレ↓ |
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初値予想 |
2,500円 ~ 2,850円※2/6 修正
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 12.6万円~16.1万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,190円 ~ 1,290円 ※抽選資金:11.9万円 ~ 12.9万円 |
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初値予想 | 2,600円 ~ 3,000円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 13.1万円~17.1万円 |
Mマートの主幹事と幹事証券
MマートのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。 現在、現金5,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
Mマートの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年1月 | 2016年1月 | 2015年1月 |
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売上高 | 532,109 | 427,596 | 357,485 |
経常利益 | 52,880 | -19,534 | 1,753 |
当期利益 | 31,714 | -13,284 | 10,029 |
純資産 | 101,973 | 70,258 | 43,380 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 15.92 | -8.32 | 25,073.83 |
BPS※ | 51.19 | 35.27 | 108,451.20 |
前期比(売上高) | 24.4% | 19.6% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
Mマートと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
MマートのIPO分析
2018年 一発目のIPOになりました!
2017年12月26日に上場した「オプティマスグループ」から 約2カ月ぶりのIPOになります。
2/8に「世紀」が一発目のIPOとして上場予定でしたが、ブックビルディング直前に中止されました!
例年 一発目のIPOは待ちに待ったIPOという事からか ご祝儀的に良い初値がついております。
参考までに
2018.2.8 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
仮条件は「1,140円 ~ 1,240円」。想定の初値予想は「2,500円 ~ 2,850円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると約16万円の利益になりそうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
IPOにおすすめの証券会社
ワンポイント
参考までに、直近5年間の一発目のIPOの上場結果です。
- 2017年「シャノン」 東証マザーズ/情報・通信業
騰落率:320.67%、倍率:4.21倍、初値売りによる利益:481,000円 - 2016年「はてな」 東証マザーズ/情報・通信業
騰落率:278.13%、倍率:3.78倍、初値売りによる利益:222,500円 - 2015年「KeePer技研」 東証マザーズ/情報・通信業
騰落率:49.06%、倍率:1.49倍、初値売りによる利益:104,000円 - 2014年「アキュセラ・インク」 東証マザーズ/医薬品
騰落率:27.78%、倍率:1.28倍、初値売りによる利益:50,000円 - 2013年「メドレックス」 東証マザーズ/医薬品
騰落率:120%、倍率:2.20倍、初値売りによる利益:120,000円
ここ5年間では一発目のIPOで公募割れはありません。
2017年の管理人のIPO当選実績は、3銘柄のIPO当選で+449,200円となりました。
うち、奥様が「SMBC日興証券」で 2社のIPOに当選を果たし、316,800円の利益を得ています!
IPOの当選回数と利益
上場後の補足
2018年一発目のIPOという事で やはり注目を集め 上場日初日には初値がつきませんでした。
公開価格1,240円に対して初値は5,380円。騰落率は333.87%(4.34倍)。
初値売りによる利益額は41.4万円になりました。
大手の初値予想(2,500円 ~ 2,850円)を大きく超える、強い初値となりました。
また、3月は12月に次いでIPOが多い月になります。
後半にかけて人気IPOも続々登場しますので良い追い風となりそうです。