HEROZ(ヒーローズ)(4382):IPO上場情報


HEROZ(ヒーローズ)」は 人々の生活が便利に楽しくなるように、人工知能(AI)を活用したサービスの提供を行っている企業です。

同社のコンセプトは「驚きを心に」。

  • 個人向けには 頭脳ゲーム等のアプリケーションとしてスマートフォンやタブレット端末上で展開。
  • 企業向けには 様々な領域における機械学習等のAIサービスを提供。

同社では将棋AIの研究に取り組み続け、エンジニアが開発したAIが史上初めて2013年に現役プロ棋士に、2017年に現役将棋名人に勝利するなどの実績を残しています。

また、これまでに同社が開発してきた「将棋ウォーズ」、「Backgammon Ace」、及び「CHESS HEROZ」といった頭脳ゲーム(思考能力を用いて競うゲーム)に代表されるアプリケーションの開発を通じて蓄積した機械学習等のAI関連技術は同社のコア技術となっています。

現在は上記の手法に加えて、深層学習(ディープラーニング)や強化学習といった手法を実施しながら、日々AIの精度を向上させています。

このAIを活用したアプリケーションを、主に、Google Inc.が運営するGoogle PlayやApple Inc.が提供するApp Store等世界標準のプラットフォームを通じてBtoCサービスとして展開しており、収益はそれらの有料課金収入が中心となります。

AIビジネスの国内市場は成長を続けており、2015年は1,500億円となってますが、2020年には1兆20億円、2030年には2兆1,200億円にも及ぶとの調査結果もあり、AI関連市場は拡大を続けるものと見込まれてます。
(出所:富士キメラ総研「2016 人工知能ビジネス総調査」平成28年11月)

将棋等のAI開発で蓄積したAI関連の技術を活用することにより、インプットとなるデータを変えることで頭脳ゲーム以外の問題を解決することが可能となっています。

様々な領域の事業会社に対してAIサービスを提供しており、AIが高い付加価値を創出できることが実証されています。

  • 金融:株価等の市場予測を行うAIや、ユーザーの投資行動を分析し投資パフォーマンス向上に資するフィードバックを行うAI。
  • 建設:物件の構造や類似物件の設計情報等を活用して最適な構造設計を行うAI。
  • 人材:求職者と求人企業のマッチング精度を向上させるAI。
  • 品質管理:サイト分析からテスト工程の生成・実行といったソフトウエア検証(デバッグ)を行うAI。
  • ロボット:ロボットを効率良く動かし目的を達成するAI。
  • エンターテイメント:機械学習により頭脳ゲームにおいてユーザーの対戦相手となるAI、ユーザーの行動分析を行いその精度やユーザーの継続率を向上させるAI。

ワンポイント

IPOとしても申し分なく、かなり人気化する事が予想されます。
2018年のIPOはまだ始まったばかりですが、今年の目玉IPOになるかもしれません。

  • テーマ性:AI、ビッグデータ
  • 将来性:上記のレポートの通りAI市場は拡大が見込まれています。
  • 話題性:新聞・雑誌等でAIという言葉を見ない日はありません。

当選すれば大きな利益になるのは間違いありませんので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

設立は平成21年4月です。
従業員数は平成30年1月末で34名、平均年齢は33.8歳、平均勤続年数は3.1年、平均年間給与は452.1万円です。


HEROZのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、HEROZの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

HEROZ(ヒーローズ)の上場日

S
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 当選口数:少ない
  • 公募多い
  • 調達金額:小さい
  • ベンチャーキャピタル:上位株主あり

上場日 2018/4/20(金) 証券コード 4382
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス HEROZ(ヒーローズ)(4382)
時価総額
150億円(公開価格で計算)
1,633.6億円(初値で計算)

HEROZ(ヒーローズ)のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2018/4/5 (木) ~ 4/11 (水)

仮条件 3,940円~4,500円 (抽選資金:39.4万円 ~ 45万円)
当選口数 1,980口
発行済株式数 3,333,839株 オファリングレシオ 5.9%
公募株数 172,200株 売出株数 0株
吸収金額 8.9億円 O.A分 25,800株
仮条件決定日 4/4 (水) 公開価格決定日 4/12 (木)
購入期間 4/13 (金) ~ 4/18 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

HEROZ(ヒーローズ)の公開価格と初値

仮条件 3,940円~4,500円
公開価格 4,500円 初値 49,000円
騰落率 988.89%  倍率  10.89倍
初値売り損益 4,450,000円(49,000円 - 4,500円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

HEROZ(ヒーローズ)の初値予想と予想利益

HEROZ(ヒーローズ)の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 3,940円 ~ 4,500円 ※抽選資金:39.4万円 ~ 45万円
上限は20.3%上ブレ↑
初値予想 9,000円 ~ 10,500円※4/5 修正
(2.0倍~2.3倍)
予想利益 45万円~60万円

想定価格と初値予想

想定価格 3,640円 ~ 3,740円 ※抽選資金:36.4万円 ~ 37.4万円
初値予想 7,500円 ~ 8,600円 (2.0倍~2.3倍)
予想利益 37.6万円~48.6万円

HEROZ(ヒーローズ)の主幹事と幹事証券

HEROZ(ヒーローズ)のIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事は1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券になります。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。(当選口数が一番多い

他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に参加が可能です。運だめしで必ず参加したいところです。

現在、現金5,000円がもらえるお得なタイアップキャンペーン」も行っています。

また、意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「岩井コスモ証券」も要チェックです。

HEROZ(ヒーローズ)の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
86.31% 170,900株 170口
マネックス証券 3.43% 6,800株 68口
大和証券 1.72% 3,400株 8口
みずほ証券 1.72% 3,400株 3口
SBI証券 1.26% 2,500株 17口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.26% 2,500株 2口
岡三証券 0.86% 1,700株 1口
岩井コスモ証券 0.86% 1,700株 1口
いちよし証券 0.86% 1,700株 0口
極東証券 0.86% 1,700株 0口
エース証券 0.86% 1,700株 0口

委託幹事である岡三オンラインauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


HEROZ(ヒーローズ)の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2017年4月 2016年4月 2015年4月
売上高 877,623 1,155,693 1,193,663
経常利益 94,352 -23,035 -18,239
当期利益 94,062 -87,007 -9,697
純資産 74,795 106,733 193,740
配当金
EPS 29.44 -27.19 -3.03
BPS 25.79 33.35 60.54
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

HEROZ(ヒーローズ)と同じホットワードのIPOの上場結果です。

AI開発」のIPOの直近の結果です。

  • 2018/03/27 RPA HD
    初値売り損益:1,071,000円
    (騰落率:300%、倍率:4.00倍)
  • 2017/12/18 ジーニー
    初値売り損益:132,400円
    (騰落率:98.07%、倍率:1.98倍)
  • 2017/12/14 エル・ティー・エス
    初値売り損益:213,000円
    (騰落率:313.24%、倍率:4.13倍)
  • 2017/11/21 サインポスト
    初値売り損益:633,000円
    (騰落率:287.73%、倍率:3.88倍)
  • 2017/09/22 PKSHA Technology
    初値売り損益:308,000円
    (騰落率:128.33%、倍率:2.28倍)

ビッグデータ」のIPOの直近の結果です。

  • 2017/12/18 ジーニー
    初値売り損益:132,400円
    (騰落率:98.07%、倍率:1.98倍)
  • 2017/03/30 ユーザーローカル
    初値売り損益:956,000円
    (騰落率:325.17%、倍率:4.25倍)
  • 2016/11/29 エルテス
    初値売り損益:472,000円
    (騰落率:263.69%、倍率:3.64倍)
  • 2016/09/27 チェンジ
    初値売り損益:179,900円
    (騰落率:149.92%、倍率:2.50倍)
  • 2015/04/28 ジグソー
    初値売り損益:565,000円
    (騰落率:236.40%、倍率:3.36倍)

HEROZ(ヒーローズ)と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2018/04/04 ビープラッツ
    初値売り損益:780,000円
    騰落率:354.55%、倍率:4.55倍
  • 2018/03/23 ファイバーゲート
    初値売り損益:133,800円
    騰落率:127.43%、倍率:2.27倍
  • 2018/02/23 Mマート
    初値売り損益:414,000円
    騰落率:333.87%、倍率:4.34倍
  • 2017/12/18 ナレッジスイート
    初値売り損益:301,000円
    騰落率:150.50%、倍率:2.51倍
  • 2017/12/18 すららネット
    初値売り損益:230,500円
    騰落率:112.99%、倍率:2.13倍

HEROZ(ヒーローズ)のIPO分析

「HEROZ(ヒーローズ)」は「世界を驚かすサービスを創出する」という理念のもと、将棋等の頭脳ゲームAIを開発する過程で培った技術力を背景に、AI革命を起こし、未来を創っていく集団であり続けることを目指しています。

今後、AI関連市場は拡大を続けるものと見込まれており、各産業で実用化に向けた取り組みが進んでいます。

同社のAI関連事業は将棋等の頭脳ゲームAI領域から始まりましたが、現在は建設などのインダストリアルAI領域へと適用範囲の拡大を続けています。

  • 金融:株価等の市場予測を行うAIや、ユーザーの投資行動を分析し投資パフォーマンス向上に資するフィードバックを行うAI。
    「SMBC日興証券」も同社のAIを導入予定です。
  • 建設:物件の構造や類似物件の設計情報等を活用して最適な構造設計を行うAI。
  • 人材:求職者と求人企業のマッチング精度を向上させるAI。
  • 品質管理:サイト分析からテスト工程の生成・実行といったソフトウエア検証(デバッグ)を行うAI。
  • ロボット:ロボットを効率良く動かし目的を達成するAI。
  • エンターテイメント:機械学習により頭脳ゲームにおいてユーザーの対戦相手となるAI、ユーザーの行動分析を行いその精度やユーザーの継続率を向上させるAI。

参考までに

2018.3.28 追記。
「RPA HD」や「アジャイルネットワーク」などの初値高騰の影響が勘案され想定の初値予想は「9,000円 ~ 10,500円」に上方修正されました。予想上限にて初値売りすると60万円の利益になりそうです。

2018.3.19 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

想定の仮条件は「3,640円 ~ 3,740円」。想定の初値予想は「7,500円 ~ 8,600円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると48.6万円の利益になりそうです。

AI(人工知能)を活用したサービスでIPOどストライク銘柄
市場からの調達金額も低く人気化必至です!早くも2018年 目玉のIPOになるかもしれません。

  • IPOで人気のあるAI関連事業
  • 市場からの調達金額が約7.4億円あたりと小さい
  • 当選口数が1,722口と非常に少ない
  • IPOで人気のある東証マザーズ市場
  • 4/11上場の「コンヴァノ」から約10日間の期間が空き、次のIPOもまだ決まっておらず投資資金が向かいやすい。

ワンポイント

主幹事証券は「SMBC日興証券」

主幹事証券は割当数が多いので、当選口数も多くなります。
また、SMBC日興証券は資金量に左右されない「公平抽選」を採用していますので、1口応募しても100口応募しても 当選確率は一緒です。

庶民の管理人も過去に16度 IPOに当選をしております。(IPO実績)

他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に運だめしで参加しましょう~。

現在、現金5,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。

「HEROZ(ヒーローズ)」は全力でIPOに参加して当選させたいIPOになります。

上場後の補足

公開価格4,500円に対して初値は49,000円
騰落率は988.89%(10.89倍)

初値売りによる利益額は445万円になりました (  ̄∇ ̄)

ワンポイント

2004年から集計をとっていますが、2004年以降で一番 利益が大きいIPOとなりました!
騰落率988.89%(公募比 10.89倍)は1997年以降で最高になっています。(19年ぶりの記録更新)

久々に物凄いIPOを見させてもらった気がします。
初値が公開価格の10倍を超えているって凄いですね(笑)

ネットの抽選で実際に当選した人数を、証券業協会のHPから抜き出してみました。ラッキーな当選者は体感で多かったです。

参考までに

3営業日目まで初値がつかないIPOは、2018年3月28日に上場を果たした「アジャイルメディア・ネットワーク」以来となります。
年に一度くらいしか出ませんが、今年はこれで2社目です。

HEROZの初値形成直前から初値形成後 の約40分間の株価の動きをYoutubeでも公開しています。

今年、利益額が100万円を超えたIPOは これで3社目です!

HEROZに関しては・・・圧巻です。

  • HEROZ
    人工知能(AI)を活用したサービスの提供。
    初値売りによる利益:445万円(騰落率:988.89%)
  • アジャイルメディア・ネットワーク(管理人当選)
    クチコミの活性化や購買の促進支援事業。
    初値売りによる利益:約125万円(騰落率:415.67%)
  • RPA ホールディングス(管理人当選)
    AIを活用したRPAによるロボットアウトソーシング事業。
    初値売りによる利益:約107万円(騰落率:300%)

HEROZのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、HEROZの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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