RPAホールディングス(6572):IPO上場情報


RPAホールディングス」は 事務作業代行ソフトウェアの販売等を行うロボットアウトソーシング事業及びアフィリエイトサービスを行うアドネットワーク事業等を行っている企業です。

RPAテクノロジーズ株式会社が手掛ける「ロボットアウトソーシング事業」においては、平成27年からアメリカやヨーロッパでRPAという言葉が定義され、平成28年に入ると国内でもRPAへの注目が高まり、参入事業者の多様化が進みました。

参入してきた経営コンサルティングファーム、金融機関、製造業などの企業と連携してRPAに関わる情報発信を強化した結果、「BizRobo!」の認知度が高まり、新規顧客への新規導入、既存顧客による追加導入が進みました。

その結果、導入企業数が増加し、売上高は622百万円、セグメント利益(営業利益)は123百万円となりました。(第18期連結会計年度

RPAは決まっている単純な事務作業を人の代わりに代替するシステムで、人手不足を解消するサービスはIPOの人気テーマの一つです。

また、AI(人工知能)及び機械学習等を含む認知技術が活用されており、こちらもIPOで人気のあるテーマとなっています。

今後 日本でのRPAの普及が見込まれる中で、グループの経営資源をRPA分野に集約したことにより、ロボットアウトソーシング事業が収益を牽引して、引き続き堅調に成長しています。

グループは純粋持株会社であるRPAホールディングス株式会社と、事業を担う連結子会社5社で構成。

設立は平成12年4月です。
従業員数は平成30年1月末で7名、平均年齢は33.7歳、平均勤続年数は3年、平均年間給与は792.5万円です。


RPA HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、RPA HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

RPAホールディングスの上場日

S
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 当選口数:少ない
  • 売出多い
  • 割安感:割高
  • ベンチャーキャピタル:上位株主あり

上場日 2018/3/27(火) 証券コード 6572
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス RPAホールディングス(6572)
時価総額
184.6億円(公開価格で計算)
738.3億円(初値で計算)

RPAホールディングスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2018/3/8 (木) ~ 3/14 (水)

仮条件 3,370円~3,570円 (抽選資金:33.7万円 ~ 35.7万円)
当選口数 6,000口
発行済株式数 5,170,000株 オファリングレシオ 11.6%
公募株数 50,000株 売出株数 550,000株
吸収金額 21.4億円 O.A分 0株
仮条件決定日 3/6 (火) 公開価格決定日 3/15 (木)
購入期間 3/19 (月) ~ 3/23 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

RPAホールディングスの公開価格と初値

仮条件 3,370円~3,570円
公開価格 3,570円 初値 14,280円
騰落率 300.00%  倍率  4.00倍
初値売り損益 1,071,000円(14,280円 - 3,570円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

RPAホールディングスの初値予想と予想利益

RPAホールディングスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 3,370円 ~ 3,570円 ※抽選資金:33.7万円 ~ 35.7万円
上限は5%上ブレ↑
初値予想 7,200円 ~ 8,200円※3/8 修正
(2.0倍~2.3倍)
予想利益 36.3万円~46.3万円

想定価格と初値予想

想定価格 3,000円 ~ 3,400円 ※抽選資金:30万円 ~ 34万円
初値予想 6,800円 ~ 7,800円 (2.0倍~2.3倍)
予想利益 34万円~44万円

RPAホールディングスの主幹事と幹事証券

RPAホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事はIT系の主幹事を務める事が多い「SBI証券になります。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。(当選口数が一番多い

抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。

他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」「SMBC日興証券」がおすすめです。

追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に参加が可能です。運だめしで必ず参加したいところです。

現在、現金5,000円がもらえるお得なタイアップキャンペーン」も行っています。

また、意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「岩井コスモ証券」も要チェックです。

RPAホールディングスの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SBI証券
85.00% 510,000株 3,570口
大和証券 6.00% 36,000株 90口
SMBC日興証券 4.00% 24,000株 24口
エース証券 1.50% 9,000株 0口
マネックス証券 1.00% 6,000株 60口
岡三証券 0.50% 3,000株 3口
岩井コスモ証券 0.50% 3,000株 3口
東洋証券 0.50% 3,000株 3口
アイザワ証券 0.50% 3,000株 3口
極東証券 0.50% 3,000株 0口

委託幹事であるSBIネオトレード証券岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


RPAホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2017年2月 2016年2月 2015年9月
売上高 419,908 90,579 657,306
経常利益 83,881 4,698 -22,134
当期利益 30,122 2,586 -29,526
純資産 238,682 10,560 7,973
配当金 129,631.81
EPS 6.96 0.63 -36,007.83
BPS 51.33 2.58 9,723.88
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2017年2月 2016年2月
売上高 2,644,627 807,850
経常利益 158,331 29,329
当期利益 155,945 21,001
純資産 396,906 70,423
EPS 36.02 5.12
BPS 85.36 17.18
※EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

RPAホールディングスと同じホットワードのIPOの上場結果です。

AI開発」のIPOの直近の結果です。

  • 2017/12/18 ジーニー
    初値売り損益:132,400円
    (騰落率:98.07%、倍率:1.98倍)
  • 2017/12/14 エル・ティー・エス
    初値売り損益:213,000円
    (騰落率:313.24%、倍率:4.13倍)
  • 2017/11/21 サインポスト
    初値売り損益:633,000円
    (騰落率:287.73%、倍率:3.88倍)
  • 2017/09/22 PKSHA Technology
    初値売り損益:308,000円
    (騰落率:128.33%、倍率:2.28倍)
  • 2017/09/13 エスユーエス
    初値売り損益:267,000円
    (騰落率:116.09%、倍率:2.16倍)

RPAホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2018/03/15 神戸天然物化学
    初値売り損益:132,500円
    騰落率:56.62%、倍率:1.57倍
  • 2018/03/02 SERIO HD
    初値売り損益:232,000円
    騰落率:130.34%、倍率:2.30倍
  • 2017/12/19 みらいワークス
    初値売り損益:424,000円
    騰落率:230.43%、倍率:3.30倍
  • 2017/12/18 ジーニー
    初値売り損益:132,400円
    騰落率:98.07%、倍率:1.98倍
  • 2017/12/15 イオレ
    初値売り損益:321,000円
    騰落率:169.84%、倍率:2.70倍

RPAホールディングスのIPO分析

グループのロボットアウトソーシング事業の属するRPA業界動向は、McKinsey Global Instituteが発行した調査レポートによると、2025年までに全世界で1億人以上の知的労働者、もしくは1/3の仕事がRPAに置き換わると言われています。(McKinsey Global Institute May 2013)

RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、これまで人間のみが対応可能とされていた業務を代行・代替する取組みの事です。(RPAとは?)

また、特に日本国内においては、少子高齢化に伴う労働生産人口の減少・不足という大きな課題に対する直接的な解決策としても大きく期待を集めています。

RPA・人工知能関連の情報提供に特化した会員制メディア「RPA BANK」において RPAに関する定期セミナー、RPAツールを体感するワークショップの開催や「RPA SUMMIT 2017」を大阪で開催等、RPAに関する情報配信、啓蒙活動等に積極的な取り組みを行っています。オリジナルコンテンツの配信を通じて会員ユーザー数が順調に増加。

参考までに

2018.3.8 追記。仮条件は「3,370円 ~ 3,570円」に決まりました。
仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「7,200円 ~ 8,200円」に上方修正されました。
予想上限にて初値売りすると46.3万円の利益になりそうです。

2018.2.26 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

想定の仮条件は「3,000円 ~ 3,400円」。想定の初値予想は「6,800円 ~ 7,800円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると44万円の利益になりそうです。

ワンポイント

主幹事の「SBI証券」で管理人の私が300株、奥様が100株当選しました!(ブログ)

私は「IPOチャレンジポイント枠(当選口数の30%分を上位ポイントから割当)」、奥様は「抽選枠(当選口数の70%)」での当選になります。

今回は人気IPOかつ主幹事証券ということで、IPOチャレンジポイントを利用し複数当選を目指していたので大満足です!

ワンポイント

主幹事証券はIT系の主幹事を務める事が多い「SBI証券」です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選口数も多くなります。
また、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。

公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

庶民の管理人も過去に6度 IPOに当選をしております。(IPO実績)

管理人は「SBI証券」のIPOチャレンジポイントを415ポイント利用してブックビルディングに参加しました!(ブログ)

他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」がおすすめです。

追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に運だめしで参加しましょう~。

現在、現金5,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。

上場後の補足

参考までに

当選した400株を全て初値売りしました。(ブログ)

約428万円の大きな利益となりました!(思い出の当選IPO)

2018年のIPO当選数は3社 600株、当選IPOで得た利益は約449万円になっています!(IPO当選実績)

RPA HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、RPA HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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