ビープラッツ(4381):IPO上場情報


ビープラッツ」は 事業構造の変化を支えるサブスクリプションのためのプラットフォームシステム「Bplats®(ビープラッツ)」の開発及びクラウドサービスとしての提供を行っている企業です。

サブスクリプションとは、利用者側がモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式の事です。

利用者側は初期投資を抑えられ、また対象期間の経費として処理することが可能になります。
(買取の場合はソフトウェアを資産として計上)

提供者側も毎月 決まった収益があるので経営の安定化に繋がります。

「Bplats®」は、サブスクリプションビジネスを行う事業者向けの製品です。

  1. 利用者のサブスクリプション契約や請求等の処理・管理を行うためのオンラインで提供する管理者専用機能
  2. サブスクリプション販売の専用オンラインストアを利用できたり、利用者がサブスクリプション契約状況や請求金額の確認、契約の変更や解約等の手続きをオンラインで行える販売向け・ユーザー向けフロント機能
  3. 事業モデルを設計するための商流構築機能(B2Bチェーン機能)

また「Microsoft CSPモジュール・光コラボレーションモジュール・MVNOモジュール」等、特定のビジネス向けの処理を行うための業態特化型モジュールを別に備えており、対応業域への事業参入が可能になっています。

利用者に見積・販売や情報提供を行う機能から、注文の処理・契約管理や料金計算・請求・課金を行うバックオフィス機能までがひとつに統合され、更に事業モデル設計の機能も有することで、「Bplats®」は様々なサブスクリプション型のサービスを販売から管理まで一気通貫で行うことができ、サブスクリプションビジネスをワンストップで実現することができる、という特徴があります。

新しいビジネスモデルを実現している利用分野の例

「Bplats®」の活用範囲は多岐にわたります。
IPOの人気テーマである「IoT」や「クラウド」「SaaS」といったキーワードがWebサイトにも見受けられます。

社名は「ビジネスのプラットフォームをつくる」より。

設立は平成18年11月です。
従業員数は平成30年1月末で41名、平均年齢は35歳、平均勤続年数は2.7年、平均年間給与は482.4万円です。


ビープラッツのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビープラッツの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ビープラッツの上場日

S
  • 業績:不安
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 当選口数:少ない
  • 調達金額:小さい

上場日 2018/4/4(水) 証券コード 4381
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ビープラッツ(4381)
時価総額
24.4億円(公開価格で計算)
110.9億円(初値で計算)

ビープラッツのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2018/3/15 (木) ~ 3/22 (木)

仮条件 1,950円~2,200円 (抽選資金:19.5万円 ~ 22万円)
当選口数 1,725口
発行済株式数 1,109,480株 オファリングレシオ 15.5%
公募株数 100,000株 売出株数 50,000株
吸収金額 3.7億円 O.A分 22,500株
仮条件決定日 3/13 (火) 公開価格決定日 3/23 (金)
購入期間 3/27 (火) ~ 3/30 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ビープラッツの公開価格と初値

仮条件 1,950円~2,200円
公開価格 2,200円 初値 10,000円
騰落率 354.55%  倍率  4.55倍
初値売り損益 780,000円(10,000円 - 2,200円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ビープラッツの初値予想と予想利益

ビープラッツの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,950円 ~ 2,200円 ※抽選資金:19.5万円 ~ 22万円
上限は12.2%上ブレ↑
初値予想 4,400円 ~ 5,100円※3/15 修正
(2.0倍~2.3倍)
予想利益 22万円~29万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,760円 ~ 1,960円 ※抽選資金:17.6万円 ~ 19.6万円
初値予想 3,900円 ~ 4,500円 (2.0倍~2.3倍)
予想利益 19.4万円~25.4万円

ビープラッツの主幹事と幹事証券

ビープラッツのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

備考

投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

当選口数が少なく、公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。

ビープラッツの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
86.96% 150,000株 150口
みずほ証券 5.22% 9,000株 9口
マネックス証券 1.74% 3,000株 30口
SBI証券 1.74% 3,000株 21口
SMBC日興証券 1.74% 3,000株 3口
丸三証券 0.87% 1,500株 1口
いちよし証券 0.87% 1,500株 0口
エース証券 0.87% 1,500株 0口

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
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ビープラッツの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2017年3月 2016年3月 2015年3月
売上高 505,155 363,739 248,749
経常利益 -29,215 15,929 6,934
当期利益 -30,653 12,302 3,499
純資産 97,349 128,002 115,700
配当金
EPS -32.40 13.00 73.99
BPS -615.06 -582.66 -11,913.30
前期比(売上高) 38.9% 46.2%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

ビープラッツと同じホットワードのIPOの上場結果です。

SaaS」のIPOの直近の結果です。

  • 2017/11/29 トレードワークス
    初値売り損益:1,140,000円
    (騰落率:518.18%、倍率:6.18倍)
  • 2017/09/29 マネーフォワード
    初値売り損益:145,000円
    (騰落率:93.55%、倍率:1.94倍)
  • 2015/12/09 ラクス
    初値売り損益:247,000円
    (騰落率:228.70%、倍率:3.29倍)
  • 2014/12/24 データセクション
    初値売り損益:38,000円
    (騰落率:73.08%、倍率:1.73倍)
  • 2014/11/13 SHIFT
    初値売り損益:470,000円
    (騰落率:361.54%、倍率:4.62倍)

IoT」のIPOの直近の結果です。

  • 2017/09/22 PKSHA Technology
    初値売り損益:308,000円
    (騰落率:128.33%、倍率:2.28倍)
  • 2017/09/20 ニーズウェル
    初値売り損益:218,000円
    (騰落率:130.54%、倍率:2.31倍)
  • 2017/08/09 トランザス
    初値売り損益:221,000円
    (騰落率:170%、倍率:2.70倍)
  • 2017/06/21 エコモット
    初値売り損益:146,500円
    (騰落率:53.66%、倍率:1.54倍)
  • 2016/09/27 チェンジ
    初値売り損益:179,900円
    (騰落率:149.92%、倍率:2.50倍)

ビープラッツと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2018/03/23 ファイバーゲート
    初値売り損益:133,800円
    騰落率:127.43%、倍率:2.27倍
  • 2018/02/23 Mマート
    初値売り損益:414,000円
    騰落率:333.87%、倍率:4.34倍
  • 2017/12/18 ナレッジスイート
    初値売り損益:301,000円
    騰落率:150.50%、倍率:2.51倍
  • 2017/12/18 すららネット
    初値売り損益:230,500円
    騰落率:112.99%、倍率:2.13倍
  • 2017/11/21 サインポスト
    初値売り損益:633,000円
    騰落率:287.73%、倍率:3.88倍

ビープラッツのIPO分析

「ビープラッツ」を取り巻く事業環境としては、製造業を中心とした「モノのインターネット化」であるIoT事業への本格的な移行が加速してきており、それに関連してクラウド業界、通信(MVNO・光コラボレーション)業界含め様々な業界のサブスクリプション型ビジネスが活性化しております。

このような環境の中、「ビープラッツ」が注力するIoT、クラウド、通信(MVNO・光コラボレーション)の3つの重点領域を中心に、前年同期比38.9%増の売上高成長を実現しています。サブスクリプション事業の分野別売上高の構成は IoT分野18.5%、クラウド分野42.5%、通信分野36.9%となっています。(平成28年4月1日~平成29年3月31日)

公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

参考までに

2018.3.15 追記。仮条件は「1,950円~2,200円」に決まりました。
仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「4,400円 ~ 5,100円」に上方修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると29万円の利益になりそうです。

2018.3.4 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。

想定の仮条件は「1,760円 ~ 1,960円」。想定の初値予想は「3,900円 ~ 4,500円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると25.4万円の利益になりそうです。

ビープラッツのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビープラッツの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場の大和コネクト証券auカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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