ティアフォー(593A):IPO上場情報と初値予想
ティアフォーは、自動運転ソフトウェア「Autoware(オートウェア)」を基盤に、自動運転システムの開発・導入・運用支援を行う企業です。
Autowareは、誰もが無償で利用できるオープンソースの自動運転ソフトウェアです。

評価がメチャクチャ難しいIPOとなります。
将来性を見据えるのか、足元の数字を見るのかで投資家の評価が分かれそうなIPOです。
ティアフォーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ティアフォーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ティアフォーの上場日
| 上場日 | 2026/7/22(水) | 証券コード | 593A |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | ティアフォー(593A) | ||
| 時価総額 | 689.2億円(公開価格で計算) |
||
ティアフォーのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2026/7/6 (月) ~ 7/10 (金) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 1,015円~1,085円 (抽選資金:10.15万円 ~ 10.85万円) | ||
| 当選口数 | 246,307口 | ||
| 発行済株式数 | 63,524,090株 | オファリングレシオ | 38.7% |
| 公募株数 | 17,449,600株 | 売出株数 | 3,968,400株 |
| 吸収金額 | 267.2億円 | O.A分 | 3,212,700株 |
| 仮条件決定日 | 7/6 (月) | 公開価格決定日 | 7/13 (月) |
| 購入期間 | 7/14 (火) ~ 7/17 (金) | ||
| 備考 |
【7.13追記】公募は、国内6,365,900株、海外11,083,700株(海外販売の割合 63.5%) |
||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
ティアフォーの公開価格と初値
| 仮条件 | 1,015円~1,085円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 1,085円 | 初値 | (初値予想)1,030円 ~ 1,530円※7/6 修正 |
| 騰落率 | - | 倍率 | - |
| 初値売り損益 | (予想利益)-5,500円~44,500円※7/6 修正 | ||
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は公開価格(仮条件の上限価格)を基に試算しています。
ティアフォーの初値予想と予想利益
ティアフォーの初値予想と予想利益です。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は仮条件の上限価格(想定価格)を基に試算しています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
1,015円 ~ 1,085円
※抽選資金:10.15万円 ~ 10.85万円
上限は6.9%上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
1,030円 ~ 1,530円※7/6 修正
(0.9倍~1.4倍) |
| 予想利益 | -5,500円~4.45万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 1,015円あたり ※抽選資金:10.15万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 960円 ~ 1,425円 (0.9倍~1.4倍) |
| 予想利益 | -5,500円~4.1万円 |
初値予想アンケート
ティアフォー(593A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,085円)を基準価格に修正しています。
有効回答:911票 投票期限:2026/7/21 (火) 23:59までティアフォーの主幹事と幹事証券
ティアフォーのIPOを取り扱っている証券会社です。
ティアフォーの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
27.91% | 3,781,400株 | 3,781口 |
| 主幹事 モルガンスタンレーMUFG証券 |
6.24% | 845,500株 | 0口 |
| 主幹事 SMBC日興証券 |
57.87% | 7,839,600株 | 7,839口 |
| 大和証券 | 2.23% | 302,500株 | 302口 |
| 野村證券 | 2.23% | 302,500株 | 302口 |
| SBI証券 | 1.28% | 172,800株 | 1,036口 |
| みずほ証券 | 1.28% | 172,800株 | 172口 |
| マネックス証券 | 0.32% | 43,200株 | 432口 |
| 楽天証券 | 0.32% | 43,200株 | 432口 |
| 松井証券 | 0.06% | 8,700株 | 60口 |
| 岩井コスモ証券 | 0.06% | 8,700株 | 8口 |
| 岡三証券 | 0.06% | 8,700株 | 8口 |
| 東海東京証券 | 0.06% | 8,700株 | 8口 |
| 水戸証券 | 0.06% | 8,700株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、30口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事である三菱UFJ eスマート証券とDMM.com証券と岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
現在、現金4,000円+最大7,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を実施中です。
抽選資金が不要の松井証券、委託幹事として狙い目の三菱UFJ eスマート証券、そして落選してもポイントが貯まるSBI証券がタイアップ対象です(タイアップ企画について)
ティアフォーの決算情報
単独 財務情報 (単位/百万円)
| 決算期 | 2025年9月 | 2024年9月 | 2023年9月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,859 | 3,264 | 1,294 |
| 経常利益 | -4,979 | -4,624 | -3,614 |
| 当期利益 | -4,081 | -5,748 | -3,793 |
| 純資産 | 13,450 | 17,528 | 15,534 |
| 配当金※ | ― | ― | ― |
| EPS※ | -92.08 | -134.79 | -471.66 |
| BPS※ | 297.97 | 389.98 | 1,914.31 |
| 前期比(売上高) | 79.5% | 152.2% | ― |
連結 財務情報 (単位/百万円)
| 決算期 | 2025年9月 | 2024年9月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,410 | 3,871 |
| 経常利益 | -5,504 | -4,834 |
| 当期利益 | -4,799 | -4,834 |
| 純資産 | 13,170 | 18,007 |
| EPS※ | -108.29 | -113.35 |
| BPS※ | 291.66 | 399.76 |
| 前期比(売上高) | 65.6% | ― |
ティアフォーのPERとPBR
公開価格(1,085円)で算出したPERとPBRです。
| 決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
|---|---|---|---|---|
| 2024年9月 (実績/連結) |
- | 2.71倍 | -113.35 | 399.76 |
| 2025年9月 (実績/連結) |
- | 3.72倍 | -108.29 | 291.66 |
| 2026年9月 (予想/連結) |
- | - | -138.02 | - |
ティアフォーの配当金と配当利回り
公開価格(1,085円)と配当金で算出した配当利回りです。
| 決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2025年9月 (実績) |
0円 | - | - |
| 2026年9月 (予定) |
0円 | - | - |
上位株主とロックアップ期間
ティアフォーの上位10名の株主構成とロックアップ期間です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| SOMPOホールディングス株式会社 |
11,112,500株
21.30%
|
- | 180日 |
| 加藤 真平 代表取締役 |
5,750,000株
11.00%
(750,000)
|
- | 180日 |
| ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 VC |
3,610,000株
6.90%
|
1,444,000株 | 180日 |
| ヤマハ発動機株式会社 |
3,459,490株
6.60%
|
- | 180日 |
| 出川 章理 |
3,300,000株
6.30%
|
250,000株 | 180日 |
| いすゞ自動車株式会社 |
3,000,000株
5.70%
|
- | 180日 |
| KDDI株式会社 |
2,070,000株
4.00%
|
- | 180日 |
| アイサンテクノロジー株式会社 |
1,575,000株
3.00%
|
- | 180日 |
| UTEC 4号投資事業有限責任組合 VC |
1,570,000株
3.00%
|
942,000株 | 180日 |
| 二宮 芳樹 |
1,400,000株
2.70%
|
100,000株 | 180日 |
- 180日のロックアップ期間は、2027年1月17日まで
直近の類似IPOの上場結果
ティアフォーと同じホットワードのIPOの上場結果です。
「ダウンラウンド」のIPOの直近の結果です。
ティアフォーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
上場日の初値決定前の気配運用
ティアフォー(593A)の初値決定前の気配運用です。
| 公開価格 | 上限価格 | 下限価格 |
|---|---|---|
|
1,085円 |
2,496円
(上場1日目) |
814円 |
- 上限価格:
更新値幅 55円、更新時間 10分 - 下限価格:
通常の更新値幅、更新時間 3分 - 初値の上限価格:2,546円
引受価額は1,009.05円。幹事証券の引受価額は、公募割れ時の目安に(誠意買いとは?)
初値を基にした価格で制限値幅(ストップ高/ストップ安)が決まります。
(例)初値が1,200円の場合、制限値幅は300円に。上場日のストップ高は1,500円、ストップ安は900円
ティアフォーのIPO分析
自動運転、AI、ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)といった成長テーマに関わる企業として、IPO市場でも注目を集めそうです。

同社は、自動運転バスや物流車両、特殊用途車両などで社会実装を進めています。
2026年3月時点で実証実験・実装地域数は39都道府県・127地域、協業先のOEMおよびTier1サプライヤーは18社となっています。
開発プロジェクト顧客数も、2024年9月期の7社から2025年9月期は9社、2026年3月中間期には13社へ増えています。
2026年9月期の業績予想では、売上高84.8億円、前期比32.4%増を見込んでいます。
一方で、営業損失は112.3億円に拡大する見通しで、研究開発費も95.5億円と売上高を上回る予想です。

サービス別では、2026年9月期予想でSolution Serviceが36.0%と最大です。
また、Development Serviceは前期比86.8%増を見込んでおり、量産開発支援が将来の成長ドライバーになるかが注目点です。
| 決算期 | Mobility モビリティ |
Development デベロップメント |
Solution ソリューション |
合計 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年9月期 実績 | 22.6億円 構成比 35.4% |
13.3億円 構成比 20.8% |
28.1億円 構成比 43.9% |
64.1億円 |
| 2026年9月期 予想 | 29.4億円 構成比 34.7% 前期比 +29.7% |
24.8億円 構成比 29.3% 前期比 +86.8% |
30.5億円 構成比 36.0% 前期比 +8.7% |
84.8億円 前期比 +32.4% |
成長戦略としては、車両運用台数の拡大と量産開発案件の積み上げがポイントになりそうです。
2025年9月期の車両運用台数は114台で、2030年に向けた拡大イメージが示されています。

自動運転は、地方交通や物流の人手不足といった社会課題の解決につながる大きな成長テーマです。
一方で、市場はまだ黎明期であり、技術開発や量産化、海外勢との競争には不透明感があります。
2025年12月時点の調達後評価額1,037億円(スピーダ参照)に対し、想定価格による時価総額は644.8億円で、約38%のダウンラウンドです。
宇宙ベンチャーやバイオベンチャーのように、先行投資の先にある将来性へ投資家がどこまで期待できるか?が、評価の分かれ目になりそうです。
【7.6追記】国内投資家では、りそなアセットマネジメントの運用ファンドが15億円相当、ニューバーガー・バーマンの運用ファンドが78.5万株の取得に関心を表明しています。国内機関投資家の一定の需要が見える点は、初値形成ではプラス材料になりそうです。
※関心の表明であり、法的拘束力のある購入契約や親引けではありません。
評価がメチャクチャ難しいIPOとなります。将来性を見据えるのか、足元の数字を見るのかで投資家の評価が分かれそう。
個人的には、ドライバー不足の昨今、国策としても進めていかないといけない事業内容で、応援したいと考えています。
また、なんだかんだドリーム枠のIPOは、先行投資で赤字が続くことも許容されやすい気がします。
ひとまず前向きに評価しようと思いますが、仮条件の価格や相場環境を考慮して、評価と初値予想を一段下に変更する可能性があります。
参考までに
以下の点を考慮し、中立の「B」評価に設定しました。
- 自動運転・AI・SDV関連のIPOで、成長テーマ性が強く、投資家の注目度も高い。国策テーマ性もある
- 地方交通や物流の人手不足など、社会課題の解決につながる事業
- 実証実験・実装地域数は39都道府県・127地域と、社会実装の実績あり
- 社会実装や認可取得、OEM連携が必要で、参入障壁は高め
- 売上高は右肩上がりで高成長。先行投資負担はあるものの、今後の成長に期待
- グローバルオファリング(海外投資家向け販売)あり。公募株式の49.4%が海外募集の予定
- 赤字先行のディープテックIPOでも、テーマ性で初値が買われるケースがある
- 研究開発費が売上高を上回る見込みで、赤字が大きい(決算情報)
- 2026年9月期予想でも営業損失は112.3億円と、黒字化までの道筋は見えづらい
- 需給が重く、初値は上昇しにくい構造
- 市場からの吸収金額は267.2億円と大きく、グロース市場では荷もたれ感あり(IPOデータ)
- オファリングレシオは38.7%と高め(IPOデータ)
- 創業以来、配当実績なし。成長投資を優先
- 海外企業や大手AI・半導体企業との競争が強く、技術面での差別化が課題
- 自動運転市場はまだ黎明期で、社会実装や量産化が想定どおり進むとは限らない
- 前回調達時の企業評価額を下回る水準での上場となる、ダウンラウンドIPO
- 宇宙ベンチャーや創薬ベンチャーに近く、先行投資の先にある将来性へ投資家がどこまで期待できるかが評価の分かれ目
- 国内投資家から15億円相当および78.5万株の取得に関心表明あり(法的拘束力なし)
目論見書の想定価格は1,015円。初値予想は960円 ~ 1,425円としました。
予想利益は-5,500円~4.1万円です。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。当選したら100株は、ほったらかしで保有する予定です。
ワンポイント
主幹事の一角はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が多くなる傾向があります。
IPOの割当の一部は資金力に左右されない平等抽選を採用しています。カブスルはIPOに39回当選しています。
他にも、平等抽選で資金力に左右されずに当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこの3社だけでIPOに111回当選しています(全当選数の53.1%)
松井証券とみずほ証券、野村證券はブックビルディング時に抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すれば良いため、気軽に参加できます。
(松井証券は口座開設タイアップ中)
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)
追加の委託幹事として、三菱UFJ eスマート証券が決まりました。
委託幹事は気づかれないことも多いので可能なら参加しておきたいです。(口座開設タイアップ中)
追加の委託幹事としてDMM.com証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ない上、口座開設すると株式新聞を無料で見られます。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
※数値は予想であり、将来の結果を保証するものではありません。
ブックビルディングの参加スタンスは X(Twitter)にて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
- 松井証券
抽選資金不要で幹事数が多い
口座開設+条件達成で最大7,000ポイントがもらえる! - SBI証券
幹事数は9割以上とかなり多い!
口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる! - 三菱UFJ eスマート証券
全体の2~3割の委託幹事に
口座開設+投資信託の購入で現金2,000円がもらえる!
企業紹介
ティアフォーは、自動運転ソフトウェア「Autoware(オートウェア)」を基盤に、自動運転システムの開発・導入・運用支援を行う企業です。
Autowareは、誰もが無償で利用できるオープンソースの自動運転ソフトウェアです。
ティアフォーはAutowareに自社技術を組み合わせ、自動運転バスや物流車両、特殊用途車両などへの社会実装を進めています。
事業は「モビリティサービス」「デベロップメントサービス」「ソリューションサービス」の3つで構成されています。
自動運転車両の導入支援や実証実験、自動車OEM向けの量産開発支援、技術支援・ライセンス提供、政府委託事業などを展開しています。
足元では、自動運転バスを中心とした実証実験や定期運行に関連する売上が主な構成要素です。
今後は、自動車OEMなどに向けた量産車両用の自動運転システム開発支援が、中核的な役割を担っていくことを想定しています。
2026年3月時点で、実証実験・実装地域数は39都道府県・127地域に広がっています。
創業からのテスト走行距離は約46.9万km、協業先のOEMおよびTier1サプライヤーは18社となっており、自動運転の社会実装に向けた実績を積み上げています。
グループは同社と連結子会社2社、持分法適用関連会社3社で構成されています。
設立は2015年12月。
同社の従業員数は404名、平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は3.1年、平均年間給与は1,098.2万円。グループ全体の従業員数は418名です(2026年5月末)







