バトンズ(554A):IPO上場情報と初値予想


バトンズは、中小企業の事業承継や会社売却を支援するM&Aプラットフォーム「BATONZ」を展開する企業です。

個人から上場企業まで幅広いユーザーが利用しており、累計成約実績は3,315組、交渉可能案件数は10,673件、買い手の累積登録数は30.3万人です。(2026年2月末時点)

M&Aプラットフォーム

売り手案件は、売り手本人の直接登録とM&A支援機関経由の登録がほぼ半々です。
買い手は無料会員登録後、条件に合う案件を検索し、直接交渉や支援を受けながら成約を目指せます。

競合サービスとの比較

BATONZに加え、M&A支援機関向けの業務支援SaaS「M&A SaaS」も展開しています。
与信・審査、企業価値評価、マッチング、顧客管理などの機能を提供し、月額課金で収益を得ています。

M&A SaaS  M&A SaaSによる業務支援

設立は2018年4月。日本M&Aセンターから分社化。
従業員数は126名、平均年齢は34.2歳、平均勤続年数は2.6年、平均年間給与は620.7万円(2026年2月末)


バトンズのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、バトンズの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

バトンズの上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 調達金額:小さい

上場日 2026/4/21(火) 証券コード 554A
市場 東証グロース 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス バトンズ(554A)
時価総額
30.5億円(公開価格で計算)
77.4億円(初値で計算)

バトンズのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2026/4/6 (月) ~ 4/10 (金)

仮条件 630円~660円 (抽選資金:6.3万円 ~ 6.6万円)
当選口数 7,618口
発行済株式数 4,622,300株 オファリングレシオ 16.4%
公募株数 310,000株 売出株数 352,500株
吸収金額 5億円 O.A分 99,300株
仮条件決定日 4/2 (木) 公開価格決定日 4/13 (月)
購入期間 4/14 (火) ~ 4/17 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

バトンズの公開価格と初値

仮条件 630円~660円
公開価格 660円 初値 1,674円
騰落率 153.64%  倍率  2.54倍
初値売り損益 101,400円(1,674円 - 660円)× 100株

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は公開価格(仮条件の上限価格)を基に試算しています。

バトンズの初値予想と予想利益

バトンズの初値予想と予想利益です。

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は仮条件の上限価格(想定価格)を基に試算しています。

仮条件と初値予想

仮条件 630円 ~ 660円 ※抽選資金:6.3万円 ~ 6.6万円
初値予想 920円 ~ 1,250円
(1.4倍~1.9倍)
予想利益 2.6万円~5.9万円

想定価格と初値予想

想定価格 660円あたり ※抽選資金:6.6万円あたり
初値予想 920円 ~ 1,250円 (1.4倍~1.9倍)
予想利益 2.6万円~5.9万円
マネックス証券

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初値予想アンケート

バトンズ(554A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(660円)を基準価格に修正しています。

有効回答:590   投票期限:2026/4/20 (月) 23:59まで
3倍以上(1,980円以上)
99票  17%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(1,650円以上~1,980円未満)
31票  5%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(1,320円以上~1,650円未満)
105票  18%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(990円以上~1,320円未満)
180票  31%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(792円以上~990円未満)
78票  13%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(660円以上~792円未満)
36票  6%
投票済み

公募割れ(660円未満)
61票  10%
投票済み

バトンズの主幹事と幹事証券

バトンズのIPOを取り扱っている証券会社です。

バトンズの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
大和証券
95.67% 728,800株 728口
楽天証券 0.87% 6,600株 66口
SBI証券 0.87% 6,600株 39口
マネックス証券 0.43% 3,300株 33口
松井証券 0.43% 3,300株 23口
岡三証券 0.43% 3,300株 3口
東洋証券 0.43% 3,300株 0口
水戸証券 0.43% 3,300株 0口
あかつき証券 0.43% 3,300株 0口

大和コネクト証券のネット抽選分は、72口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

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バトンズの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2025年3月 2024年3月 2023年3月
売上高 1,379,603 1,154,598 716,000
営業利益 51,917 98,732
営業利益率 3.76% 8.55%
経常利益 57,738 101,686 -57,423
当期利益 41,053 72,913 -57,001
純資産 443,797 403,224 330,310
配当金
EPS 9.52 16.91 -1,321.84
BPS 102.91 93.39 7,648.60
前期比
(営業利益)
-47.4%
前期比(売上高) 19.5% 61.3%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

バトンズのPERとPBR

公開価格(660円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2024年3月
(実績)
39.03倍 7.07倍 16.91 93.39
2025年3月
(実績)
69.33倍 6.41倍 9.52 102.91
2026年3月
(予想)
11.72倍 4.45倍 56.33 148.36
※(予想)欄のPBRおよびBPSは、会社公表の業績予想を基に算出した参考値です。

バトンズの配当金と配当利回り

公開価格(660円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2025年3月
(実績)
0円 - -
2026年3月
(予定)
0円 - -
※(予定)欄の配当性向は、会社公表の業績予想および予定配当金を基に算出した参考値です。

上位株主とロックアップ期間

バトンズの上位10名の株主構成とロックアップ期間です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
株式会社日本M&Aセンターホールディングス 1,400,000
27.16%
150,000 180日
神瀬 悠一 1,100,000
21.34%
(150,000)
100,000 180日
宮竹 秀太郎 749,900
14.55%
(150,000)
19,900 180日
XTech2号投資事業有限責任組合 VC 365,000
7.08%
29,200 180日
アニマルスピリッツ1号投資事業有限責任組合 VC 352,500
6.84%
28,200 180日
DIMENSION2号投資事業有限責任組合 VC 315,000
6.11%
25,200 180日
鈴木 安夫 215,000
4.17%
(150,000)
- 180日
バトンズ社員持株会 86,900
1.69%
- 180日
海山 龍明 73,000
1.42%
- 180日
渡部 恒郎 30,000
0.58%
- 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
  • 180日のロックアップ期間は、2026年10月17日まで
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

バトンズと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:グロース」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2026/03/25 ベーシック
    初値売り損益:-7,000円
    騰落率:-8.05%、倍率:0.92倍
  • 2025/12/24 フツパー
    初値売り損益:32,400円
    騰落率:31.76%、倍率:1.32倍
  • 2025/12/24 PRONI
    初値売り損益:12,500円
    騰落率:7.14%、倍率:1.07倍
  • 2025/12/18 ミラティブ
    初値売り損益:-10,900円
    騰落率:-12.67%、倍率:0.87倍
  • 2025/12/01 BRANU
    初値売り損益:67,500円
    騰落率:68.88%、倍率:1.69倍

バトンズのIPO分析

日本M&Aセンター(2127/プライム)の社内ベンチャーから、2018年に分社し設立。

日本M&Aセンターが人を介したM&A仲介を主力とするのに対し、バトンズは中小企業の事業承継を支援するM&Aプラットフォーム「BATONZ」の運営を主力としています。売り手・買い手に加えて、M&A支援機関向けの業務支援SaaSも展開しており、ネット上で案件流通を広げるビジネスモデルに特徴があります。

事業全体で好循環を生む構造

2026年3月期の業績予想が開示されており、想定価格をもとに算出したPERは11.7倍、PBRは4.45倍と試算しています。(PERとPBR

業績予想に基づく営業利益率は17.1%で、前期の3.7%から改善が見込まれています。

業績予想

中小企業向けのM&Aプラットフォーム・仲介支援事業を行っている同業他社との比較です。

2026.3.17時点
IPO バトンズ
(554A)
ストライク
(6196)
日本M&AセンターHD
(2127)
クオンツ総研HD
(9552)
上場市場 グロース プライム プライム プライム
時価総額 30.5億円
想定
776億円 2,142億円 327億円
事業内容 中小企業の事業承継を支援するM&Aプラットフォーム「BATONZ」と、M&A支援機関向けSaaSを展開 中堅・中小企業向けM&A仲介を主力とし、日本初のM&Aプラットフォーム「SMART」も運営 中堅・中小企業向けM&A仲介を中核に、金融機関・会計事務所ネットワークを活用して案件を拡大 M&A仲介を主力に、AIマッチングやDXを活用したM&A支援を展開
主要顧客 事業承継を検討する中小企業オーナー、買い手企業、M&A支援機関 事業承継・成長戦略M&Aを検討する中堅・中小企業オーナー、買い手企業 中堅・中小企業オーナー、譲受企業、地方銀行、信用金庫、会計事務所 中堅・中小企業オーナー、譲受企業
売上高 20.1億円
2026年3月期予想
203.1億円
2025年9月期
440.7億円
2025年3月期
166.0億円
2025年9月期
営業利益
直近
3.4億円
2026年3月期予想
63.3億円
2025年9月期
167.1億円
2025年3月期
47.7億円
2025年9月期
営業利益率
直近
17.1%
2026年3月期予想
31.2% 37.9% 28.8%
配当利回り
予想
0% 4.46% 4.56% 0%
PER 11.7倍
想定
13.5倍 18.3倍 9.3倍
PBR 4.4倍
想定
4.1倍 4.2倍 5.9倍

バトンズは、売上高20.1億円・営業利益率17.1%の小型成長企業で、事業内容が最も近いストライクなどの大手M&A仲介会社と比べると、規模や収益性では見劣りします。一方で、バトンズはプラットフォームと支援機関向けSaaSを併せ持つ点に特徴があり、小規模案件を含めて案件数を伸ばせるかが評価ポイントです。

時価総額30.5億円の小型IPO。
吸収金額もOA込みで約5.0億円と小さく、過去のIPOでは需給面から初値が高騰しやすい規模感です。IPOデータ

ただし、グロース市場に上場する企業は、上場後の時価総額拡大も意識されやすくなっています。
(2030年3月1日以後、上場維持基準が上場5年経過後に時価総額100億円以上へ見直される予定)

こうした流れもあり、小型グロース株のIPOは以前より少なくなっています。
今回のバトンズが過去データ通りに初値で高値をつけやすいのか、個人的に注目しています。

同業他社の業績予想をみると、売上・営業利益ともに堅調で、営業利益率も改善する見通しです。
事業承継ニーズを背景に、業界環境は追い風が続いている印象です。

国策による後押し

中東情勢の悪化で上場日の相場展開は読みにくいものの、需給面の軽さや過去データを踏まえ、現時点では強気評価とします。
(相場環境が悪化した場合は、評価をひとつ下げる可能性があります)

参考までに

以下の点を考慮し、IPO人気の高い「A」評価(初値予想1.5倍~2倍前後)に設定しました。

人気が高い
  • 中小企業の事業承継は国も後押ししているテーマ
  • M&Aプラットフォーム+SaaSの収益モデルで拡張性あり
  • 需給が軽く、初値が上昇しやすい構造
  • 業績が好調に推移(決算情報
  • 2026年3月期の業績予想(前期比)は、売上高 20.1億円(+45.8%)、営業利益 3.4億円(+574.5%)
  • 営業利益率は17.1%の見込みで、前期の3.7%から改善
  • 市場からの吸収金額は5億円と小さいIPOデータ
  • オファリングレシオは16.4%と低めIPOデータ
  • 購入単価が低く、抽選参加しやすいIPO抽選資金による実績
  • 同業他社の来期業績も堅調で、業界環境は追い風
  • 配当実績なし(利益剰余金による内部留保を優先)
  • 同業大手と比べて規模・収益性はまだ弱い
  • 想定価格と2026年3月期の業績予想によるPERは11.7倍、PBRは4.4倍と試算(PERとPBR
  • 株式市場はやや不安定

目論見書の想定仮条件は660円。初値予想は920円 ~ 1,250円としました。
予想利益は2.6万円~5.9万円です。

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。

公募割れリスクは低いと思われるIPO。
カブスルは積極的に幹事証券から参加して当選を狙います!

1人1票の平等抽選を採用しており、資金力に左右されずに当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこの2社だけでIPOに70回当選しています(全当選数の33.8%)

松井証券岡三オンラインはブックビルディング時に抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すれば良いため、気軽に参加できます。
(どちらも口座開設タイアップ中)

特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)

※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
※数値は予想であり、将来の結果を保証するものではありません。

ブックビルディングの参加スタンスは X(Twitter)にて発信しています。

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  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
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  • 三菱UFJ eスマート証券
    全体の2~3割の委託幹事に
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バトンズのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、バトンズの目論見書から引用しています。
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