オープンワーク(5139):IPO上場情報
オープンワークは、個人が投稿した社員クチコミを基盤とするワーキングデータプラットフォーム「OpenWork」を運営している企業です。リンクアンドモチベーションの子会社。
2007年よりサービス開始。約64,000社、約1,380万件の社員クチコミデータを掲載。
登録ユーザー数は約515万人。社会人ユーザーの68%が20代~30代で構成。
他のユーザーによって投稿された「ワーク・ライフ・バランス」など8個のカテゴリーで整理されている社員クチコミ、「20代成長環境」など8個の項目ごとにレーダーチャートで表示されている評価スコア、「月間残業時間」などの数値データから会社の評判を調べることができます。
設立は2007年6月。
従業員数は2022年10月末で81名、平均年齢は31.3歳、平均勤続年数は3年、平均年間給与は605.9万円。
オープンワークのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、オープンワークの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
オープンワークの上場日
上場日 | 2022/12/16(金) | 証券コード | 5139 |
---|---|---|---|
市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | オープンワーク(5139) | ||
時価総額 | 161.9億円(公開価格で計算) 179.9億円(初値で計算) |
オープンワークのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/12/1 (木) ~ 12/7 (水) |
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仮条件 | 2,920円~3,150円 (抽選資金:29.2万円 ~ 31.5万円) | ||
当選口数 | 12,959口 | ||
発行済株式数 | 5,140,000株 | オファリングレシオ | 25.2% |
公募株数 | 500,000株 | 売出株数 | 626,900株 |
吸収金額 | 40.8億円 | O.A分 | 169,000株 |
仮条件決定日 | 11/29 (火) | 公開価格決定日 | 12/8 (木) |
購入期間 | 12/9 (金) ~ 12/14 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
オープンワークの公開価格と初値
仮条件 | 2,920円~3,150円 | ||
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公開価格 | 3,150円 | 初値 | 3,500円 |
騰落率 | 11.11% | 倍率 | 1.11倍 |
初値売り損益 | 35,000円(3,500円 - 3,150円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
オープンワークの初値予想と予想利益
オープンワークの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,920円 ~ 3,150円
※抽選資金:29.2万円 ~ 31.5万円
上限は7.9%上ブレ↑ |
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初値予想 |
3,940円 ~ 5,040円※11/29 修正
(1.3倍~1.6倍) |
予想利益 | 7.9万円~18.9万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,920円あたり ※抽選資金:29.2万円あたり |
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初値予想 | 3,500円 ~ 4,380円 (1.2倍~1.5倍) |
予想利益 | 5.8万円~14.6万円 |
初値予想アンケート
オープンワーク(5139)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(3,150円)を基準価格に修正しています。
有効回答:284票 投票期限:2022/12/15 (木) 23:59までオープンワークの主幹事と幹事証券
オープンワークのIPOを取り扱っている証券会社です。
オープンワークの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 野村證券 |
94.81% | 1,228,700株 | 1,228口 |
SBI証券 | 1.74% | 22,500株 | 135口 |
マネックス証券 | 0.86% | 11,200株 | 112口 |
松井証券 | 0.52% | 6,700株 | 46口 |
岡三証券 | 0.52% | 6,700株 | 6口 |
岩井コスモ証券 | 0.52% | 6,700株 | 6口 |
アイザワ証券 | 0.52% | 6,700株 | 6口 |
丸三証券 | 0.52% | 6,700株 | 0口 |
委託幹事である岡三オンラインとLINE証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
オープンワークの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2121年12月 | 2020年12月 | 2019年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,535,917 | 1,460,797 | 1,418,814 |
経常利益 | 324,443 | 238,441 | 290,693 |
当期利益 | 232,427 | 166,509 | 179,763 |
純資産 | 2,810,573 | 2,578,146 | 2,402,956 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 50.09 | 36.11 | 399.47 |
BPS※ | 605.73 | 555.63 | 2,882.39 |
前期比(売上高) | 5.1% | 3% | ― |
上位株主とロックアップ情報
オープンワークの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
株式会社リンクアンドモチベーショ ン 親会社 |
2,730,000株
56.98%
|
- | 90日 |
増井 慎二郎 |
1,570,000株
32.77%
|
540,000株 | 90日 |
小倉 基弘 |
200,000株
4.17%
|
86,900株 | 90日 |
川島 浩治 取締役 |
90,000株
1.88%
|
- | 90日 |
小澤 博之 |
50,000株
1.04%
|
- | 90日 |
大澤 陽樹 代表取締役社長 |
38,400株
0.80%
(38,400)
|
- | 90日 |
池内 駿介 取締役 |
16,200株
0.34%
(16,200)
|
- | 90日 |
山﨑 慎也 従業員 |
8,000株
0.17%
(8,000)
|
- | |
本多 雄太朗 従業員 |
6,600株
0.14%
(6,600)
|
- | |
広瀬 悠太郎 従業員 |
6,600株
0.14%
(6,600)
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
オープンワークと同じホットワードのIPOの上場結果です。
「親子上場」のIPOの直近の結果です。
- 2022/11/30 ウェルプレイド・ライゼスト…
初値売り損益:503,000円
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初値売り損益:-16,000円
(騰落率:-9.76%、倍率:0.90倍) - 2022/02/24 BeeX…
初値売り損益:215,000円
(騰落率:134.38%、倍率:2.34倍)
オープンワークと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロース」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
オープンワークのIPO分析
OpenWork、まぁ便利ですよね。
就活生だったら間違いなく利用していたかと思います。
もちろん、グルメ投稿サイトの「食べログ」のようにその数値だけが全てじゃないですけど、社員クチコミの投稿は就職・転職活動をする上で役に立ちそうです。
OpenWorkでは、すべての投稿内容に対してAIを活用した機械審査と専任のスタッフによる目視審査の両方を実施。
データの質・信頼性を高めるための運営を継続。
同社の収益モデルは、「ユーザーによる有料会員登録」と「提携しているサービス運営企業からの紹介料」の2つ。
売上高堅調できちんと利益もでており、他のIPOと比較しても安心して買えそうです。
想定価格と前期実績によるPERは58.3倍。来期予想との比較だと35.8倍。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績が好調(決算情報)
- 2022年12月期の業績予想(前期比)は、売上高 1,970百万円(+28.3%)、営業利益 570百万円(+76%)
- 時代にマッチした事業内容
- 市場からの吸収金額が40.8億円とやや大きい(吸収金額による実績)
- 市場で敬遠される親子上場
- 同日に3社が上場
- 上位株主は親会社や役員関連。売り圧力が低い
- 投稿クチコミの高度な管理が必要(生命線)
- 想定価格と2022年12月の予想実績によるPERは35.8倍。前期実績で計算するとPER58.3倍
11.29追記。仮条件が想定発行価格(2,920円)より7.9%の上振れ決定(2,920円 ~ 3,150円)したので、初値予想を3,940円 ~ 5,040円に修正。予想利益は7.9万円~18.9万円です。
目論見書の想定仮条件は2,920円。初値予想は3,500円 ~ 4,380円としました。
予想利益は5.8万円~14.6万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
最近の情報・通信業のIPOは赤字が多く、「黒字」ってだけで安心感あります。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに47回当選しています。(全当選数の40.2%)
松井証券と岡三オンラインはブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
追加の委託幹事としてLINE証券が決まりました。
2021年5月末からIPOの取り扱いを発表したばかり。いまならライバルが少なく、IPO当選の狙い目になります。(カブスルは1回当選)
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)