トランザス(6696):IPO上場情報
「トランザス」グループは、通信機能をもった端末であるIoT端末や機器装置の製造販売及びそれを利用したシステム・サービスの提供をしている企業です。
具体的には、各種ソフトウェア(ファームウェア、システムのミドルウェア及びアプリケーションソフトウェア)の開発からターミナルの製造、システム・サービス提供、メンテナンスまでをワンストップで行っています。
トランザス及びTRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.(連結子会社)の2社によりグループを構成。
主にソフトウェアやターミナルを開発し顧客の課題を解決し、さらに、それらの知的財産権を利用し新たなターミナルやサービスを開発し、様々なビジネス分野に展開しています。
- IoTソリューションサービス
自社デザインのターミナル(端末)及びシステムを開発。
事業者は各種ターミナルやシステムを利用して、コンテンツやシステム・サービスを顧客に提供。 - IT業務支援サービス
業務システムの受託開発・メンテナンスサービスの提供とターミナルの導入支援及びメンテナンス。
IoTソリューションサービスは、映像配信分野、販売業務支援分野及び作業支援分野に展開しており、ソフトウェア・ターミナル・システムを提供しています。
ホテル・病院 | VOD配信用ソフトウェア・STB・サーバ・ライセンス |
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会社・官公庁 | テレビ会議・IPTVサービス用ソフトウェア・STB・サーバ・ライセンス |
官公庁・非営利団体 | 複数地点をつなぐライブ配信用ソフトウェア・STB・サーバ・ライセンス及びIP放送システム |
大型公共施設・娯楽施設・小売業 | マルチパネルディスプレイ、デジタルサイネージ及びコンテンツ管理システム |
冠婚葬祭場 | マルチパネルディスプレイ、タッチパネルディスプレイ及びコンテンツ配信サービス |
工場、開発パートナー | ウェアラブルデバイス |
IPOで人気のあるIT関連企業です。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
トランザスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、トランザスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
トランザスの上場日
トランザスのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2017/7/24 (月) ~ 7/28 (金) |
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仮条件 | 1,240円~1,300円 (抽選資金:12.4万円 ~ 13万円) | ||
当選口数 | 8,400口 | ||
公募株数 | 380,000株 | 売出株数 | 360,000株 |
吸収金額 | 10.9億円 | O.A分 | 100,000株 |
仮条件決定日 | 7/20 (木) | 公開価格決定日 | 7/31 (月) |
購入期間 | 8/2 (水) ~ 8/7 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
トランザスの公開価格と初値
仮条件 | 1,240円~1,300円 | ||
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公開価格 | 1,300円 | 初値 | 3,510円 |
騰落率 | 170.00% | 倍率 | 2.70倍 |
初値売り損益 | 221,000円(3,510円 - 1,300円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
トランザスの初値予想と予想利益
トランザスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,240円 ~ 1,300円
※抽選資金:12.4万円 ~ 13万円
上限は7.1%下ブレ↓ |
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初値予想 |
2,600円 ~ 3,000円※7/25 修正
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 13万円~17万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,200円 ~ 1,400円 ※抽選資金:12万円 ~ 14万円 |
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初値予想 | 2,800円 ~ 3,200円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 14万円~18万円 |
トランザスの主幹事と幹事証券
トランザスのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。 「楽天証券」からも IPOの申込みが可能となりましたので、お忘れなく。 |
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抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
トランザスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年1月 | 2016年1月 | 2015年1月 |
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売上高 | 1,051,654 | 1,028,122 | 791,801 |
経常利益 | 184,484 | 202,407 | 138,661 |
当期利益 | 111,695 | 122,612 | 85,422 |
純資産 | 538,834 | 426,895 | 268,283 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 55.63 | 65.19 | 2,265.72 |
BPS※ | 268.34 | 212.60 | 7,219.67 |
前期比(売上高) | 2.3% | 29.8% | ― |
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トランザスのIPO分析
ソフトウェア開発だけでなく、端末開発・サービスまでを可能とする垂直統合型のビジネスを展開しており、ソフトウェアの開発からサービス提供までをワンストップで提供しています。
ソフトウェアを内製化することで顧客の要望に柔軟に対応することができ、また、ハードウェアの開発に当たっては、部材の選定から関わり台湾・中国の電子機器の受託メーカー(EMS)に製造委託することで、顧客にとっての機能最適化を図るとともに、低コスト化を図っています。
また、これまでに開発してきたソフトウェアの知的財産権を社内に蓄積しており、過去に開発したソフトウェアの転用と開発のノウハウを活かして、短期間で安定稼働を実現するターミナル・システム向けソフトウェアの開発を可能としております。これにより、IoT端末をはじめとした通信機能を持つターミナルを早期に開発していくことが可能です。
専門性の高いシステム系の業種はIPOの中でも特に人気があります。
IPOの騰落率は人気に左右されますので、人気があるかどうかはとっても大事な要素になります。
大手の予想待ちですが、評価は高くなるんじゃないでしょうか。
評価が高いIPOの特徴
2017.7.25 追記。仮条件は「1,240円~1,300円」に決まりました。
仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「2,600円 ~ 3,000円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると17万円の利益になりそうです。
2017.7.10 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に引受幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
想定の仮条件は「1,200円 ~ 1,400円」。想定の初値予想は「2,800円 ~ 3,200円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると18万円の利益になりそうです。