マネーフォワード(3994):IPO上場情報


「マネーフォワード」は 「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる。」というビジョンを掲げ、プラットフォームサービス事業を展開している企業です。

  • お金の管理を容易にする自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』。
  • 法人・個人事業主向けのクラウド型サービス『MFクラウド会計・確定申告・請求書・給与・消込・マイナンバー』といった6つのバックオフィス向けMFクラウド事業。
  • 資金調達をより迅速かつ容易に可能とする『MFクラウドファイナンス』。

マネーフォワードは金融とIT(情報技術)の融合である「フィンテック」を使ったベンチャー企業です。

  • PFMサービス
    自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』を中核に、各種サービスを通して個人のお金に関する悩み・課題を解決することを目的に運営。
    スマートフォンの普及を背景に、ユーザーの家計や資産などお金の情報を可視化するとともに一元管理することで、理想の家計や資産状況に向けた改善案を提示。
    • プレミアム課金収入・・・
      自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』におけるプレミアム会員に対する月額課金モデル 。
    • メディア/広告収入・・・
      『マネーフォワード』、くらしの経済メディア『MONEY PLUS』内における広告出稿に伴う広告掲載料。
      『マネーフォワード』会員向けのイベント/セミナーの開催に伴う運営収入。
    • BtoBtoC事業収入・・・
      『マネーフォワードfor◯◯』の開発に伴う初期開発料及び保守・運用料。
      通帳アプリ等金融機関向けFintechサービスの開発。
      アカウントアグリゲーションAPIの提供に伴う初期開発料及び保守・運用料。
  • MFクラウドサービス
    テクノロジーの力を活用して中小企業の経営及びバックオフィス業務を大幅に効率化、さらに経営状況をリアルタイムで把握することにより、経営PDCAサイクルを加速化し、経営状況を改善することを目的に提供されているクラウド型ERPのサービスプラットフォーム。
    クラウドコンピューティングの普及を背景に、SaaSとして、企業の経営情報の見える化、バックオフィス業務の生産性向上、さらには金融機関とのシームレスなデータ連携による融資手続の簡略化等のサービスを提供。
    SaaS市場は、今後も大きな成長が見込まれる市場として注目。

自動の家計簿アプリ「マネーフォワード」は、だれでも簡単に続けられる自動の家計簿です。
スマホでも使えて、資産管理機能も充実しています。

平成29年2月に実施したアンケート調査結果によれば、「マネーフォワード」利用者の約半数が収支改善を実感しており、収支改善を実感している利用者によれば、月あたり19,090円の収支改善を実感しているようです。

家計簿をつけることにより、お金に関する意識が高くなることや、クレジットカード・電子マネーやネットバンキングといったキャッシュレス生活へのシフトも上記の結果に結びついているようです。

設立は2012年5月です。(前:マネーブック株式会社)。
従業員数は平成29年7月末で212名、平均年齢は32.4歳、平均勤続年数は1.4年、平均年間給与は約612万円です。


マネーフォワードのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、マネーフォワードの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

マネーフォワードの上場日

B
  • 業績:不安
  • オファリングレシオ:低い
  • 調達金額:大きい
  • ベンチャーキャピタル:上位株主あり

上場日 2017/9/29(金) 証券コード 3994
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス マネーフォワード(3994)

マネーフォワードのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2017/9/13 (水) ~ 9/20 (水)

仮条件 1,350円~1,550円 (抽選資金:13.5万円 ~ 15.5万円)
当選口数 29,310口
公募株数 1,617,700株 売出株数 931,000株
吸収金額 45.4億円 O.A分 382,300株
仮条件決定日 9/12 (火) 公開価格決定日 9/21 (木)
購入期間 9/22 (金) ~ 9/27 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

マネーフォワードの公開価格と初値

仮条件 1,350円~1,550円
公開価格 1,550円 初値 3,000円
騰落率 93.55%  倍率  1.94倍
初値売り損益 145,000円(3,000円 - 1,550円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

マネーフォワードの初値予想と予想利益

マネーフォワードの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,350円 ~ 1,550円 ※抽選資金:13.5万円 ~ 15.5万円
初値予想 2,500円 ~ 3,100円※9/25 修正
(1.6倍~2.0倍)
予想利益 9.5万円~15.5万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,110円 ~ 1,550円 ※抽選資金:11.1万円 ~ 15.5万円
初値予想 1,550円 ~ 1,800円 (1.0倍~1.2倍)
予想利益 0円~2.5万円

マネーフォワードの主幹事と幹事証券

マネーフォワードのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

備考

主幹事は今回、二社 選ばれております。
1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」と「マネックス証券になります。

主幹事は、そのIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。(当選口数が一番多い

他にも、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。

また、意外と引受幹事数(委託幹事含む)が多く IPO当選に穴場である「東海東京証券」も要チェックです。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
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マネーフォワードの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2016年11月 2015年11月 2014年11月
売上高 1,542,178 441,700 76,133
経常利益 -882,592 -1,133,819 -548,389
当期利益 -888,972 -1,142,110 -549,683
純資産 1,886,842 1,946,401 33,469
配当金
EPS -55.19 -78.07 -45.69
BPS -154.45 -105.42 -44.96
前期比(売上高) 249.1% 480.2%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

マネーフォワードと同じホットワードのIPOの上場結果です。

SaaS」のIPOの直近の結果です。

  • 2015/12/09 ラクス
    初値売り損益:247,000円
    (騰落率:228.70%、倍率:3.29倍)
  • 2014/12/24 データセクション
    初値売り損益:38,000円
    (騰落率:73.08%、倍率:1.73倍)
  • 2014/11/13 SHIFT
    初値売り損益:470,000円
    (騰落率:361.54%、倍率:4.62倍)
  • 2014/10/22 オプティム
    初値売り損益:1,040,000円
    (騰落率:260%、倍率:3.60倍)

マネーフォワードと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

マネーフォワードのIPO分析

以前より上場の噂があったマネーフォワードのIPOが決まったと聞いて、ワクワクして目論見書を見ましたが、とっても評価が難しいIPOだったようです(泣)

市況によって初値が公開価格を上回るのか、下回るのか決まりそうです。

- プラスポイント -

  • 上場による知名度アップ&利用者増
  • 家計簿ソフトとしては知名度が抜群(ダンスをしているオリラジのCMは有名)
  • 会員へ向けて資産と関連性が高い商品の販売が可能そう

- マイナスポイント -

  • 業績は第一期~第五期まで赤字が続いている
  • 市場からの調達金額が45.4億円あたりと大きい
  • 上位株主にベンチャーキャピタルあり

2017.9.19 追記。
評価は「B」に、初値予想は「1,900円 ~ 2,200円」へ上方修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると6.5万円の利益になりそうです。

評価は やや低い「C」となりました。

想定の仮条件は「1,110円 ~ 1,550円」。想定の初値予想は「1,550円 ~ 1,800円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると2.5万円の利益になりそうです。

管理人はプラスポイントの方に魅力を感じていますので、ダブル主幹事の「マネックス証券」と「SMBC日興証券」などで積極的にブックビルディングに参加する予定です。

ちなみに、経歴を見ると 代表取締役社長CEOの「辻 庸介」氏や取締役の「市川」氏は「マネックス証券」に在籍していたようです。

マネーフォワードのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、マネーフォワードの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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