ＴＭＨ（280A）：IPO上場情報と初値予想

ＴＭＨの上場日

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ＴＭＨのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ＴＭＨの公開価格と初値

ＴＭＨの初値予想と予想利益

ＴＭＨの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ＴＭＨの主幹事と幹事証券

ＴＭＨのIPOを取り扱っている証券会社です。

ＴＭＨの決算情報

単独 財務情報 （単位/千円）

決算期	2023年11月	2022年11月	2021年11月
売上高	1,747,118	1,698,753	1,110,173
営業利益	-127,288	-17,481	―
営業利益率	-7.29％	-1.03％	―
経常利益	-353,508	246,079	9,127
当期利益	116,577	216,695	5,698
純資産	509,262	368,684	82,069
配当金※	―	―	―
EPS※	34.89	65.40	435.61
BPS※	5.66	-36.65	-25,856.62
前期比（営業利益）	628.2％	―	―
前期比（売上高）	2.8％	53％	―

※配当金、EPS、BPSは（単位/円）

ＴＭＨのPERとPBR

仮条件の上限（1,500円）で算出したPERとPBRです。

ＴＭＨの配当金と配当利回り

仮条件の上限（1,500円）と配当金で算出した配当利回りです。

上位株主とロックアップ情報

ＴＭＨの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

直近の類似IPOの上場結果

ＴＭＨと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

ＴＭＨのIPO分析

半導体製造装置およびパーツの販売・修理を行っている卸売業。

半導体製造装置/部品の越境EC「LAYLA」は世界のサプライヤー200社超がサイトに登録し、31.5万点超のアイテム点数あり。
顧客数においても国内半導体工場の登録工場数は50超、登録ユーザー数は700名超。

主な販売先です。キオクシアの数字が第13期にありませんが、販売実績の割合が10％未満なので載せていないよう。

直近の業績は営業損失。
当期第二四半期の累計では、営業利益が1.2億円でており営業利益率は3.64％に。

業績の推移のグラフをみると売上高は高いものの、経常利益と経常損失をいったりきたり。
あまり意味ないかもしれませんが、想定価格と前期実績で算出したPERは42.99倍、PBRは265倍とグロース株並みに高い・・。

半導体市場全体は今後も成長する見込みで、同社のようにアフターサービスを行っている事業には追い風か。
初値は厳しそうだけど、長い目でみて保有するような株式かな？（無配だけど）

今年のIPOは割安感が薄まっている印象。

【11.18追記】公開価格が仮条件の上限価格の+20％（1,800円）で決まる可能性があります。
（公開価格が仮条件の価格帯より上振れる理由は？）

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「Ｃ」に設定しました。

• 半導体市場全体は今後も成長する見込み。アフターマーケットも需要あり
• 専門性や信頼感が大事な事業内容で競合他社がでづらい。参入障壁が高い
• オファリングレシオが19.5％とやや低い（IPOデータ）
• 売上高は高い。ただし経常利益は上下にブレている（決算情報）
• 仮条件の上限価格と前期実績によるPERは42.9倍。PBRは265倍（PERとPBR）
• 配当実績なし
• 売出比率が68.6％と高い
• 【11.19追記】半導体検査装置のレーザーテック（6920）は年初来安値に

11.15追記。仮条件が想定価格の1,500円を上限とした1,400円 ～ 1,500円に決定。
機関投資家の需要が低いことが予想されることと、半導体株が最近弱いので、初値予想を1,410円 ～ 1,550円に修正。予想利益は-9,000円～5,000円です。

目論見書の想定価格は1,500円。初値予想は1,430円 ～ 1,580円としました。
予想利益は-7,000円～8,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。
カブスルは相場の動向をみて、幹事証券にてブックビルディングに参加するか決めようと思います。

先端半導体向け検査装置のレーザーテック（6920）が年初来安値をつけており迷いましたが・・・損失も覚悟で参加します。また、当選した場合は初値で売却する予定です。

ワンポイント

主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。

カブスルは30回 IPOに当選しています。

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他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券がおすすめです。

カブスルはこちらの2社だけでIPOに57回当選しています（全当選数の34.1％）

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当選後に購入資金を入金すれば良いので気軽に参加できます。（口座開設タイアップ中）

特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています（5割目標）

IPOは資金不要の証券会社で気軽に参加しよう

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庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ( ￣∇￣)

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企業紹介

ＴＭＨは、半導体製造装置部品の販売・修理サービス及び半導体製造装置の買取・売却支援を行っている企業です。

売上は半導体製造装置の「LAYLA-EC」等を利用した部品販売・修理サービスとエンジニアリング力を活用した装置販売サービスの2つに分類。

越境ECプラットフォーム等を利用した部品販売・修理サービス

「LAYLA-EC」を通じて全世界に在庫として存在する部品の情報を可視化することで、安定的な調達経路を確立し、また、国内外の幅広いサプライヤーとの連携をすることで以下のような部品および修理サービスを提供することが可能となっています。

一度受注すると継続的に再発注が見込まれる安定した収益源に。

消耗部品などの新品供給も手掛けており、半導体工場の数カ月から1年間の需要計画に基づき、安定した部品供給を実施。

エンジニアリング力を活用した装置販売サービス

20年以上のエンジニアリング経験を持つ技術営業人員が国内外のエンジニアリング会社やサプライヤーと協業することで、前工程を中心とした半導体製造装置に関して以下のような様々なソリューションを提供することが可能に。

売上計上までリードタイムが必要になるが、売上の確実性が高いという特徴あり。

専門性が必要な装置の解体から搬出（設置）までの一気通貫サポート。
設備更新などで不要になった遊休化する中古装置が増加するなか、半導体工場の保管スペースや廃棄費用の削減ニーズに対応するサービスも展開。