億単位の資産があればIPOはしない!
たまに、「当選回数が多いんですが億単位の資産があるんですか?」というご質問を受けます。
ハッキリ言っておきますが、そんな資産はありません!
投資資金が2億円くらいあれば、IPOを辞めて 夢の配当金生活を目指します!
カブスルの運用資産
2004年に20万円の初期費用で株式投資をはじめ、2015年にIPO抽選用に資産を140万円に増やしました。
その後、2013年に投資資金は500万円を超え、2018年にやっと1,000万円の資産に達しました。
株式投資の運用による利益と、IPO投資による利益額はこちら。どちらも税引後の数値です。
(2024.4.3時点/税引後)株の利益 | IPOの利益 |
---|---|
1,840万円 (全体の56.4%) |
1,422万円 (全体の43.6%) |
投資資金が2億円あれば夢の配当金生活へ
カブスルは投資をはじめた2004年当初から、配当金で生活することを夢見ています。
配当金の平均利回りは約2%。国内の株式指標by 日本経済新聞
2億円で株を買い配当金の平均2%をもらうと、年間で400万円の配当金をもらえます。※税金考えず
年間400万円の配当金と、固い株式投資を行えば、働かなくて良い「不労所得」が可能になります。
働かなくて良いので、海の綺麗な街で気ままに暮らしてもOKです。
独身時代はそう考えていましたが、結婚して子供が生まれたので実際は無理。
現在はテニスが趣味なので、テニスをしながら空いた時間に会社四季報を眺め、業績が安定的で配当金も安定している企業に投資したいと思います(  ̄∇ ̄)
Twitterで下記の書き込みをみました。
まさにこちらがやりたいことです(笑)
父には不動産売った1億円で2千万円ずつ買ってもらいた
— ふじモンLv7 (@fujimon_ao10) December 28, 2019
三菱ケミカル、40円×24,200株=968,000円
住友商事、80円×12,200株=976,000円
オリックス、76円×11,000株=847,000円
三菱UFJ、25円×33,500株=837,500円
MS&AD、150円×5,500株=825,000円
配当合計4,453,500円なので不動産投資より良いと思う。
IPOを辞める理由は?
億単位の資産ができたらIPOを辞める理由は2つあります。
- IPOの不確実な利益より確実に配当金をもらう!
- IPOは宝くじ!宝くじは庶民のもの!
IPOの不確実な利益より確実に配当金をもらう!
人気があるIPOに、当選すると大きな利益を得ることができます。
この大きな利益というのは、庶民の私の視点です。
運用資産額により、IPO当選によって得らえる利益に対する喜び方が変わってくるんじゃないかと思います。
- 資産100万円で、IPOに当選し50万円の利益
利回りは50%。
資産が1.5倍になります!これは大きな利益!!! - 資産2億円で、IPOに当選し50万円の利益
利回りは0.25%。
配当金の平均利回りより低くなります。小さい利益?!
配当金は一般的に年1~2回もらえ、安定的に資産を運用することができます。
配当金 | IPO | |
---|---|---|
資産運用 | 平均で年2%の配当金。 2億円の運用だと年間で400万円。 |
IPOに当選すれば利益になる可能性大。 外れれば資産は寝かせた状態。 |
リスク | 株価の変動による値下がりリスクあり | ほぼなし (デメリットは?) |
手間 | 安定企業探し | IPOの応募、確認、購入申し込み |
その他 | 株価上昇で売却益も。株主優待をもらう | 特になし |
IPOは当選しないと資産は寝かせたままになります。
つまり、投資資金が2億円あった場合 下記のようになります。
- 2億円を配当利回り2%の株式に投資
年間400万円の配当金収入 - 2億円を抽選資金としてIPOに応募
当選して初値が上昇したものだけ利益に
カブスルは安定的な収入を得られる配当金投資を選びます(  ̄∇ ̄)
ワンポイント
- 一般的な庶民の場合
IPOは低リスクで高リターンなところが魅力!(メリットは?)
預金金利では得られないほどの大きな利益に! - 資産家の場合
安定的な配当金目当てで運用する方が資産効率が高くなる。
当選回数が少ないと配当利回りより低い資産運用に。
参考までに資産家さんの本音(Twitterのつぶやき)です。
参考までに
これまでTwitterで億単位の投資家さんが人気IPOに当選しても「こんなものか…」とつぶやいているのを何度か見ています。
庶民とは、感覚(ステージ)が違うんです。
IPOのエクスモーションは5億円投下で200株当選。まあそんなもんか。
— あぼ (@ei_washington) 2018年7月17日
3000円×200株=60万円の儲け見込み。 pic.twitter.com/yzmjVKk36a
それもそのはず。
仮に5億円を運用して 配当金を2%もらうと年間で1,000万円になります。
つまり、60万円だけだと資産運用としては魅力がありません。
IPOは宝くじ!宝くじは庶民のもの!
庶民のIPOでは、IPOは宝くじのようなものと説明しています。
庶民のカブスルは2005年初の資産が140万円でしたが、IPOの当選による利益が2018年に合計で900万円になり、大きな利益を与えてくれたIPOに感謝しております。
IPO当選は庶民の「夢」
であることは、実感として分かっております。
なんらかの形で資産が2億円を超えた場合は、上記で説明した「配当金による資産運用」へシフトすることと、貴重な当選枠を奪わぬよう スッパリとIPOの応募を辞めたいと思います。
庶民のIPOに寄せられるIPO当選の喜びの声を聞くといつも思います。
資産家は庶民のささやかな夢を搾取すべきではありません!
この記事を見た方から、IPOの評価・分析はやめないでくれとメールが届きました。
大丈夫です。いまのところ資産が億を超える予定はありません(涙)