ジャパンＭ＆Ａソリューション（9236）：IPO上場情報
ジャパンＭ＆Ａソリューションは、中小企業を主な対象先としたＭ＆Ａ事業を行っている企業です。
金融機関や税理士、会計士などの提携先から譲渡希望企業・譲受希望企業の紹介を受けて受注へ。
１組でも多くのＭ＆Ａ案件を成約させることを目的に「相談されたら断らない」という経営方針を掲げています。１チームあたり10件以上の案件を同時に進捗させることが可能な体制に。
設立は2019年11月
従業員数は31名、平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は1.4年、平均年間給与は621.1万円（2023年8月末）
ジャパンＭ＆ＡソリューションのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ジャパンＭ＆Ａソリューションの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ジャパンＭ＆Ａソリューションの上場日
| 上場日 | 2023/10/24(火) | 証券コード | 9236 |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証グロース | 業種 | サービス業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | ジャパンＭ＆Ａソリューション（9236） | ||
| 時価総額 | 18.5億円（公開価格で計算） 31億円（初値で計算） |
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ジャパンＭ＆Ａソリューションのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2023/10/6 (金) ～ 10/13 (金) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 1,200円～1,340円 （抽選資金：12万円 ～ 13.4万円） | ||
| 当選口数 | 4,397口 | ||
| 発行済株式数 | 1,378,000株 | オファリングレシオ | 31.9％ |
| 公募株数 | 180,000株 | 売出株数 | 202,400株 |
| 吸収金額 | 5.8億円 | O.A分 | 57,300株 |
| 仮条件決定日 | 10/4 (水) | 公開価格決定日 | 10/16 (月) |
| 購入期間 | 10/17 (火) ～ 10/20 (金) | ||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
ジャパンＭ＆Ａソリューションの公開価格と初値
| 仮条件 | 1,200円～1,340円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 1,340円 | 初値 | 2,250円 |
| 騰落率 | 67.91％ | 倍率 | 1.68倍 |
| 初値売り損益 | 91,000円（2,250円 - 1,340円）× 100株 | ||
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ジャパンＭ＆Ａソリューションの初値予想と予想利益
ジャパンＭ＆Ａソリューションの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
1,200円 ～ 1,340円
※抽選資金：12万円 ～ 13.4万円
上限は6.3％上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
2,280円 ～ 2,770円※10/5 修正
（1.7倍～2.1倍） |
| 予想利益 | 9.4万円～14.3万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 1,260円あたり ※抽選資金：12.6万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 2,150円 ～ 2,770円 （1.7倍～2.2倍） |
| 予想利益 | 8.9万円～15.1万円 |
初値予想アンケート
ジャパンＭ＆Ａソリューション（9236）の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格（1,340円）を基準価格に修正しています。
有効回答：577票 投票期限：2023/10/23 (月) 23:59までジャパンＭ＆Ａソリューションの主幹事と幹事証券
ジャパンＭ＆ＡソリューションのIPOを取り扱っている証券会社です。
ジャパンＭ＆Ａソリューションの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 SBI証券 |
91.36％ | 401,700株 | 2,410口 |
| 岡三証券 | 3.46％ | 15,200株 | 15口 |
| 水戸証券 | 1.73％ | 7,600株 | 0口 |
| 丸三証券 | 1.73％ | 7,600株 | 0口 |
| むさし証券 | 0.86％ | 3,800株 | 3口 |
| アイザワ証券 | 0.86％ | 3,800株 | 3口 |
委託幹事である岡三オンラインとSBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。
現金7,500円＋2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券。
ジャパンＭ＆Ａソリューションの決算情報
単独 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2022年10月 | 2021年10月 | 2020年10月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 434,298 | 342,083 | 143,101 |
| 経常利益 | 61,343 | 47,824 | -4,683 |
| 当期利益 | 43,311 | 31,979 | -2,567 |
| 純資産 | 251,023 | 207,712 | 150,732 |
| 配当金※ | ― | ― | ― |
| EPS※ | 36.15 | 26.93 | -4,559.40 |
| BPS※ | 209.54 | 173.38 | 260,332.81 |
ジャパンＭ＆ＡソリューションのPERとPBR
公開価格（1,340円）で算出したPERとPBRです。
| 決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
|---|---|---|---|---|
| 2021年10月期 （実績） |
49.76倍 | 7.73倍 | 26.93 | 173.38 |
| 2022年10月期 （実績） |
37.07倍 | 6.39倍 | 36.15 | 209.54 |
| 2023年10月期 （予想） |
15.91倍 | - | 84.21 | - |
上位株主とロックアップ情報
ジャパンＭ＆Ａソリューションの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| 三橋透 代表取締役社長 |
700,000株
52.59％
|
140,000株 | 180日 |
| 株式会社ディア・ライフ |
120,000株
9.02％
|
6,000株 | 90日/ 1.5倍 |
| 株式会社エアトリ |
120,000株
9.02％
|
6,000株 | 90日/ 1.5倍 |
| 中島秀浩 取締役 |
70,000株
5.26％
|
21,000株 | 180日 |
| 谷垣俊一郎 |
70,000株
5.26％
|
- | 90日/ 1.5倍 |
| ジャパンベストレスキューシステム株式会社 |
58,000株
4.36％
|
17,400株 | 90日/ 1.5倍 |
| 日本ビズアップ株式会社 |
40,000株
3.01％
|
12,000株 | 90日/ 1.5倍 |
| 大山亨 |
20,000株
1.50％
|
- | 180日 |
| 河合寿士 取締役 |
13,000株
0.98％
（13,000）
|
- | 180日 |
| 文山和樹 従業員 |
12,000株
0.90％
（12,000）
|
- |
- 公開価格は1,340円。ロックアップ解除となる株価（1.5倍）は、2,010円
- 90日のロックアップ期間は、2024年1月21日まで
- 180日のロックアップ期間は、2024年4月20日まで
直近の類似IPOの上場結果
ジャパンＭ＆Ａソリューションと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場：グロース」かつ「業種：サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2023/10/23 売れるネット広告社
… 初値売り損益：-7,300円
騰落率：-8.02％、倍率：0.92倍 - 2023/10/04 キャスター
… 初値売り損益：155,900円
騰落率：205.13％、倍率：3.05倍 - 2023/09/21 揚羽
… 初値売り損益：9,000円
騰落率：6.43％、倍率：1.06倍 - 2023/09/12 ライズ・コンサルティングGP
… 初値売り損益：0円
騰落率：0％、倍率：1.00倍 - 2023/07/28 GENDA
… 初値売り損益：-13,300円
騰落率：-7.51％、倍率：0.92倍
ジャパンＭ＆ＡソリューションのIPO分析
M&A市場の競合状況。同社は中小企業の事業継承が中心。
後継者がおらず、黒字廃業となる中小企業の問題解決に一役担いそうな事業内容。
2025年までに、70歳以上となる後継者未定の中小企業約127万社のうち、約60万社が後継者未定で黒字廃業の可能性あり。
ネット上のＭ＆Ａマッチングサービスは手数料が安い一方、譲渡契約にあたって不利な条件を締結する可能性も。そのため、専門的な知識があり しっかりとアドバイスが行えるＭ＆Ａアドバイザーと契約しておいた方が、足元を見られないためにも無難かなと。
わたしもＭ＆Ａの経験がありますが、アドバイザーがいた方が「絶対に」良いと思います。第三者がいるのは精神的にも安心。
目論見書をみて参考になったのは、一定規模のＭ＆Ａ業者においては、成約時の単価上昇による売上増・効率性の向上をKPI（経営目標）としていることが多いため、中小企業の事業承継ニーズには対応しにくいそう。（参入障壁が高い）
2023年10月期の業績予想が発表されていますが、変わらず好調そう。
上場企業となることで顧客を紹介してくれる提携先も今後 増えるかな。アナログ的なやり方だけど応援したい。
M＆A事業を行っている上場会社の株価は、企業により好不調が分かれています。
M＆A総合研究所（9552）は好調、日本Ｍ＆Ａセンター（2127）は不調。
東海・近畿エリア・中小企業を対象としたＭ＆Ａの名南Ｍ＆Ａ（7076）はやや不調か。
売上好調、需給が絞られている、IPOで人気のあるM＆A事業ということで、評価は高めにつけておきたいと思います。
価格面から初値は公開価格の2倍もありえるとみて「Ｓ」評価としましたが、仮条件が上振れて2倍が難しそうであれば、評価は一段下げる予定です。
参考までに
評価は下記を考慮して、人気が最も高い「Ｓ」に設定しました。
- 業績が好調（決算情報）
- 2023年10月期の業績予想（前期比）は、売上高 706百万円（+62.7％）、営業利益 150百万円（+150％）
- 市場からの吸収金額が5.8億円と小さい（IPOデータ）
- 需給が絞られており初値が上昇しやすい
- 上場による知名度アップで、業績への貢献期待
- 黒字廃業を防ぐ事業内容で応援したい
- M＆A事業はIPOで人気あり
- オファリングレシオが31.9％と高い（IPOデータ）
- 同業他社が多い
- 想定価格と2023年10月期の予想実績によるPERは14.9倍（PERとPBR）
- 類似企業の株価は好不調わかれる
- 設立まもない企業（2019年11月）。従業員数は31名
- 10月最後のIPOか？
10.5追記。仮条件が1,200円 ～ 1,340円に決定。（想定価格は1,260円。上限価格で6.3％の上振れに）
初値予想を2,280円 ～ 2,770円に修正し、予想利益を9.4万円～14.3万円としました。
目論見書の想定仮条件は1,260円。初値予想は2,150円 ～ 2,770円としました。
予想利益は8.9万円～15.1万円です。
公募割れリスクは低いと思われるIPO。
カブスルは積極的に幹事証券から参加して当選を狙います！
初値が安くつけばセカンダリー投資もありと思える企業です。
ワンポイント
主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。
主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。
カブスルは30回 IPOに当選しています。
岡三証券のネット取引サービス岡三オンラインとSBIネオトレード証券は、抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できます。（岡三オンラインは口座開設タイアップ中）
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ( ￣∇￣)
