名南M&A(7076):IPO上場情報


名南M&Aは社名通り、M&Aの仲介・コンサルティングを行っている企業です。

M&A仲介事業とは、譲渡を希望する企業と買収を希望する企業の引き合わせから、提携条件の調整、契約書の作成、取引の実行に至るまでの一連のM&Aプロセスを支援する事業です。

同社は、中堅中小企業を対象としてM&A仲介業務に取り組んでいます。
特徴は3つ。

  • 東海地方における強固な営業基盤
    同社が属する名南コンサルティングネットワークは、東海地方において50年以上にわたり、中堅中小企業の経営を支援しており、東海地方における高い知名度と信用力を有しています。
    また、東海地方のすべての地方銀行と多くの信用金庫と業務提携しており、案件情報を開発するためのネットワークが構築されています。
    その他、国が運営するM&Aの公的な相談窓口である愛知県・岐阜県・三重県の「事業引継ぎ支援センター」にM&A専門業者として登録しており、「事業引継ぎ支援センター」からの紹介により譲渡案件を多数受託しています。
  • 名南コンサルティングネットワーク関係法人との営業連携
    名南コンサルティングネットワークは、東海地方の中堅中小企業を中心に6,000社超のクライアントを有しています。
    クライアントの事業承継問題や事業拡大戦略について、関係法人と協同でソリューション提案を実施することにより、M&Aニーズの発掘に繋げています。
    また、名南コンサルティングネットワークは全国の約1,700の会計事務所に対し、情報共有及び各種経営ツールを提供するインターネットサービスを展開しています。
    同社は、当該サービスのユーザーである会計事務所と連携してM&A案件の発掘に取り組んでいます。
  • 人材育成方針
    M&A仲介業務は、実行までのプロセスの中で、税務、法務、労務等の様々な専門知識や、クライアントが属する業界動向を分析し、相乗効果の高いM&A案件を創出するための構想力も求められます。
    同社は、名南コンサルティングネットワークに属する様々な専門家と定期的に勉強会や情報交換会を開催することにより、専門知識や業界知識の習得に努めています。
    継続的に研鑽の場を提供し、従業員のコンサルティング能力を磨くことによって、企業の潜在的なM&Aニーズを顕在化させ、税務、法務、労務等のあらゆる側面から最適なM&Aスキームを提案しています。
事業領域

設立は2014年10月。
従業員数は2019年9月末で27名、平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は2.5年、平均年間給与は643.2万円。

名古屋証券取引所(名証)に、目論見書が掲載されています。


名南M&AのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、名南M&Aの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

名南M&Aの上場日

B
  • オファリングレシオ:高い
  • 売出多い
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2019/12/2(月) 証券コード 7076
市場 名証セントレックス 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス 名南M&A(7076)
時価総額
26.3億円(公開価格で計算)
38.1億円(初値で計算)

名南M&Aのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2019/11/14 (木) ~ 11/20 (水)

仮条件 1,720円~2,000円 (抽選資金:17.2万円 ~ 20万円)
当選口数 5,060口
発行済株式数 1,314,850株 オファリングレシオ 38.4%
公募株数 180,000株 売出株数 260,000株
吸収金額 10.1億円 O.A分 66,000株
仮条件決定日 11/12 (火) 公開価格決定日 11/21 (木)
購入期間 11/22 (金) ~ 11/27 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

名南M&Aの公開価格と初値

仮条件 1,720円~2,000円
公開価格 2,000円 初値 2,900円
騰落率 45.00%  倍率  1.45倍
初値売り損益 90,000円(2,900円 - 2,000円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

名南M&Aの初値予想と予想利益

名南M&Aの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,720円 ~ 2,000円 ※抽選資金:17.2万円 ~ 20万円
上限は24.2%上ブレ↑
初値予想 2,200円 ~ 2,800円※11/12 修正
(1.1倍~1.4倍)
予想利益 2万円~8万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,610円あたり ※抽選資金:16.1万円あたり
初値予想 1,780円 ~ 1,980円 ※11/8 修正 (1.1倍~1.2倍)
予想利益 1.7万円~3.7万円
送信中...

初値予想アンケート

名南M&A(7076)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,000円)を基準価格に修正しています。

有効回答:172   投票期限:2019/12/1 (日) 23:59まで
3倍以上(6,000円以上)
13票  8%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(5,000円以上~6,000円未満)
3票  2%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(4,000円以上~5,000円未満)
10票  6%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,000円以上~4,000円未満)
52票  30%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,400円以上~3,000円未満)
47票  27%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,000円以上~2,400円未満)
37票  22%
投票済み

公募割れ(2,000円未満)
10票  6%
投票済み

名南M&Aの主幹事と幹事証券

名南M&AのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事は東海東京証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。

また、資金量に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。

名南M&Aの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
東海東京証券
91.30% 462,000株 462口
SBI証券 2.61% 13,200株 92口
岡三証券 2.61% 13,200株 13口
みずほ証券 2.61% 13,200株 13口
エース証券 0.87% 4,400株 0口
岡三オンライン 0.00% 0株 0口

委託幹事である松井証券は、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
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名南M&Aの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年9月 2017年9月 2016年9月
売上高 469,260 455,382 367,847
経常利益 33,903 48,539 42,891
当期利益 22,993 32,653 28,077
純資産 167,116 143,730 104,911
配当金
EPS 17.49 25.80 35,096.88
BPS 127.10 109.31 131,139.77
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

名南M&Aの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
(株)名南経営コンサルティング 94.98% 180日
名南M&A社員持株会 0.41%
(株)十六銀行 0.38% 180日
(株)大垣共立銀行 0.38% 180日
岐阜信用金庫 0.38% 180日
(株)百五銀行 0.38% 180日
(株)三重銀行 0.38% 180日
(株)第三銀行 0.38% 180日
(株)名古屋銀行 0.38% 180日
(株)愛知銀行 0.38% 180日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

名南M&Aと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:名証セントレックス」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2014/11/26 日本PCサービス
    初値売り損益:32,500円
    騰落率:67.71%、倍率:1.68倍
  • 2007/02/19 中広
    初値売り損益:-80,000円
    騰落率:-26.67%、倍率:0.73倍
  • 2006/11/02 メンバーズ
    初値売り損益:-115,000円
    騰落率:-39.66%、倍率:0.60倍
  • 2006/08/22 メディカル・ケア・サービス
    初値売り損益:26,000円
    騰落率:9.45%、倍率:1.09倍
  • 2006/06/02 ティア
    初値売り損益:25,000円
    騰落率:14.29%、倍率:1.14倍

名南M&AのIPO分析

参考までに

11.12追記。仮条件の上振れ決定(1,720円 ~ 2,000円)に伴い、初値予想を2,200円 ~ 2,800円に修正しました。
予想利益は2万円~8万円としました。

11.8 追記。
IPO市況が良いことと、M&A事業の全国展開視野を再評価し、評価を「B」に変更しました。

それに伴い、初値予想を1,780円 ~ 1,980円に上方修正。
予想利益は17,000円~37,000円としました。

  • 中小企業の後継者がいない問題による需要あり。
  • 全国展開している金融機関と業務提携し、関係強化を図っている。
  • IPOで人気の低い地方上場。
  • 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。(資金の効率化)

目論見書の想定仮条件は1,610円。初値予想は 1,610円 ~ 1,780円としました。
予想利益は0円~17,000円で、公募割れのリスクがあるIPOになります。

カブスルは積極的に参加しようかと考えていますが、市況もみて判断します。

ワンポイント

主幹事証券は東海東京証券。

主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数(割当数)も主幹事が一番多いです。

2018年より幹事数が2割強あり、今年は主幹事数も多いです。

名南M&AのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、名南M&Aの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

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