TOブックス(500A):IPO上場情報と初値予想
TOブックスは、小説・コミックスを起点にIPを企画・編集し、書籍化に加えてアニメ・舞台・グッズ等へ展開するメディアミックスを一貫して手がけるコンテンツ企業です。
トレンド性だけに依存せず、世界観・ストーリー・キャラクター設定まで丁寧に作り込まれたIPを多数保有。
アニメ・舞台・映画・オーディオ展開、グッズ販売やイベント開催など、IPを複数のメディアフォーマットで展開し、世界観やキャラクターの価値を高めながらファン層を広げる点が同社の強みです。
設立は2014年5月
従業員数は152名、平均年齢は30.8歳、平均勤続年数は3.3年、平均年間給与は495.5万円(2025年11月末)
TOブックスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、TOブックスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
TOブックスの上場日
| 上場日 | 2026/2/13(金) | 証券コード | 500A |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証スタンダード | 業種 | 情報・通信業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | TOブックス(500A) | ||
| 時価総額 | 136.3億円(公開価格で計算) 125.3億円(初値で計算) |
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TOブックスのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2026/1/28 (水) ~ 2/3 (火) |
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|---|---|---|---|
| 仮条件 | 3,810円~3,910円 (抽選資金:38.1万円 ~ 39.1万円) | ||
| 当選口数 | 10,447口 | ||
| 発行済株式数 | 3,486,700株 | オファリングレシオ | 29.9% |
| 公募株数 | 486,700株 | 売出株数 | 421,800株 |
| 吸収金額 | 40.8億円 | O.A分 | 136,200株 |
| 仮条件決定日 | 1/27 (火) | 公開価格決定日 | 2/4 (水) |
| 購入期間 | 2/5 (木) ~ 2/10 (火) | ||
| 備考 |
【2.4追記】公募は、国内280,600株、海外206,100株(海外販売の割合 42.3%) |
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※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
TOブックスの公開価格と初値
| 仮条件 | 3,810円~3,910円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 3,910円 | 初値 | 3,595円 |
| 騰落率 | -8.06% | 倍率 | 0.92倍 |
| 初値売り損益 | -31,500円(3,595円 - 3,910円)× 100株 | ||
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は公開価格(仮条件の上限価格)を基に試算しています。
公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、3,597.20円でした。
TOブックスの初値予想と予想利益
TOブックスの初値予想と予想利益です。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は仮条件の上限価格(想定価格)を基に試算しています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
3,810円 ~ 3,910円
※抽選資金:38.1万円 ~ 39.1万円
上限は2.6%上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
3,780円 ~ 4,150円※1/27 修正
(1.0倍~1.1倍) |
| 予想利益 | -1.3万円~2.4万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 3,810円あたり ※抽選資金:38.1万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 3,690円 ~ 4,040円 (1.0倍~1.1倍) |
| 予想利益 | -1.2万円~2.3万円 |
初値予想アンケート
TOブックス(500A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(3,910円)を基準価格に修正しています。
有効回答:793票 投票期限:2026/2/12 (木) 23:59までTOブックスの主幹事と幹事証券
TOブックスのIPOを取り扱っている証券会社です。
TOブックスの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 SMBC日興証券 |
93.51% | 976,900株 | 976口※ |
| 野村證券 | 3.03% | 31,700株 | 31口※ |
| みずほ証券 | 1.30% | 13,600株 | 13口※ |
| SBI証券 | 0.86% | 9,000株 | 54口※ |
| 楽天証券 | 0.69% | 7,200株 | 72口※ |
| 松井証券 | 0.60% | 6,300株 | 44口※ |
※海外売出し206,100株分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。
現在、現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を実施中です。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券、委託幹事として狙い目の三菱UFJ eスマート証券、そして落選してもポイントが貯まるSBI証券がタイアップ対象です(タイアップ企画について)
TOブックスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
| 決算期 | 2025年4月 | 2024年4月 | 2023年4月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,426,601 | 8,735,439 | 6,545,568 |
| 営業利益 | 1,149,464 | 1,569,643 | ― |
| 営業利益率 | 12.19% | 17.97% | ― |
| 経常利益 | 1,145,214 | 1,571,330 | 1,308,984 |
| 当期利益 | 775,418 | 1,038,838 | 900,473 |
| 純資産 | 4,261,992 | 3,555,573 | 2,576,734 |
| 配当金※ | 23.00 | 23.00 | 20.00 |
| EPS※ | 258.47 | 346.28 | 300.16 |
| BPS※ | 1,419.78 | 1,184.31 | 858.03 |
| 前期比 (営業利益) |
-26.8% | ― | ― |
| 前期比(売上高) | 7.9% | 33.5% | ― |
TOブックスのPERとPBR
公開価格(3,910円)で算出したPERとPBRです。
| 決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
|---|---|---|---|---|
| 2024年4月 (実績) |
11.29倍 | 3.3倍 | 346.28 | 1,184.31 |
| 2025年4月 (実績) |
15.13倍 | 2.75倍 | 258.47 | 1,419.78 |
| 2026年4月 (予想) |
12.54倍 | 1.97倍 | 311.79 | 1,981 |
TOブックスの配当金と配当利回り
公開価格(3,910円)と配当金で算出した配当利回りです。
| 決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2024年4月 (実績) |
23円 | 0.58% | 6.6% |
| 2025年4月 (実績) |
23円 | 0.58% | 8.9% |
上位株主とロックアップ期間
TOブックスの上位10名の株主構成とロックアップ期間です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| ㈱MTS 代表取締役の資産管理会社 |
2,000,000株
57.97%
|
- | 180日 |
| 本田 武市 代表取締役 |
1,000,000株
28.99%
|
421,800株 | 180日 |
| 柴田 維 専務取締役 |
250,000株
7.25%
(250,000)
|
- | 180日 |
| 小山 倫良 取締役 |
60,000株
1.74%
(60,000)
|
- | 180日 |
| 鳥海 裕喜 取締役 |
45,000株
1.30%
(45,000)
|
- | 180日 |
| ― 従業員 |
12,000株
0.35%
(12,000)
|
- | |
| 長谷川 隆一 監査役 |
10,000株
0.29%
(10,000)
|
- | 180日 |
| ― 従業員 |
8,800株
0.26%
(8,800)
|
- | |
| ― 従業員 |
8,500株
0.25%
(8,500)
|
- | |
| ― 従業員 |
6,000株
0.17%
(6,000)
|
- |
- 180日のロックアップ期間は、2026年8月11日まで
直近の類似IPOの上場結果
TOブックスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:スタンダード」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2025/12/23 テラテクノロジー
… 初値売り損益:81,400円
騰落率:38.95%、倍率:1.39倍 - 2025/12/19 辻・本郷ITコンサルティング
… 初値売り損益:113,000円
騰落率:61.08%、倍率:1.61倍 - 2024/07/31 Faber Company
… 初値売り損益:19,000円
騰落率:19%、倍率:1.19倍 - 2023/12/04 アスマーク
… 初値売り損益:-15,000円
騰落率:-6.52%、倍率:0.93倍 - 2023/09/26 オートサーバー
… 初値売り損益:-39,000円
騰落率:-14.61%、倍率:0.85倍
TOブックスのIPO分析
2026年4月期の業績予想が開示されており、仮条件の上限価格をもとに算出したPERは12.5倍、PBRは1.97倍となっています。
前期実績で算出したPERは15.1倍、PBRは2.75倍です(PERとPBR)
業績予想に基づく営業利益率は13.2%で、前期の12.1%から改善が見込まれています。
前期の配当金は23円で、配当性向は8.9%でした。今期の予想配当金は非開示。(配当利回り)
配当政策については、「連結配当性向30%程度を基本方針とする」と明記されています。
同業他社との比較です。
2025年10月に上場したオーバーラップHDとは、事業モデルや収益構造が非常に近く、主力領域も重なります。
KADOKAWAは出版を起点にアニメ・ゲーム・教育などへ広がった多角化モデルで、両社の先にある発展形といえるポジションです。
| 企業名 | TOブックス (500A) |
オーバーラップHD (414A) |
KADOKAWA (9468) |
|---|---|---|---|
| 上場市場 | スタンダード | グロース | プライム |
| 事業内容 | ライトノベル・コミックスを起点にIPを企画・編集し、書籍・電子書籍・アニメ・舞台・グッズ等へ展開するメディアミックス企業 | ライトノベル・コミックス等の出版を中心に、アニメ・ゲームなどへのメディアミックス展開を行う出版・IP企業 | 出版・アニメ・ゲーム・Webサービスなど多様なIPを保有し、「グローバル・メディアミックス with Technology」を掲げる総合エンタメ企業 |
| 主要顧客 | 電子書籍取次のメディアドゥ、紙書籍取次の日販・トーハン等を通じた一般読者 | ライトノベル・コミック読者など一般消費者(書店・電子書店経由) | 書籍・動画・ゲーム等の一般ユーザーおよび配信プラットフォーム事業者 |
| 時価総額 | 132億円 | 244億円 | 4,824億円 |
| 売上高(直近) | 94億円 2025年4月期 単体 |
85億円 2025年8月期 連結 |
2,779億円 2025年3月期 連結 |
| 営業利益(直近) | 11億円 2025年4月期 単体 |
30億円 2025年8月期 連結 |
166億円 2025年3月期 連結 |
| 営業利益率(直近) | 12.1% | 35.5% | 6.0% |
| 配当利回り(予想) | 0.6%(実績) | 0.0% | 0.93% |
| PER(予想) | 12.2倍 | 10.9倍 | 96.9倍 |
| 優待の有無 | なし | なし | ポイント付与 |
| 公開価格 | 3,810円あたり | 1,650円 | - |
| 初値 (騰落率) |
- | 1,533円 -7.09% |
- |
TOブックスとオーバーラップHDの共通点として、自社レーベルの作品群を軸に、書籍(紙・電子)とメディアミックスを組み合わせてヒットIPの長期シリーズ化と収益拡大を狙うビジネスモデルを採用している点が挙げられます。
TOブックスは、IPの発掘・編集段階からコミカライズ、音声化、舞台化、アニメ化までを一体で設計する「IPプロデュース型」の体制を構築しており、作品ごとに最適な展開順やメディアの組み合わせを選択することで、収益性とファン層の拡大を両立している点が強みです。
IPを創出し、その世界観を守りながら、長く深く愛される作品へと育てていく、難易度の高い事業領域と言えます。
2026年最初のIPOです。
過去の事例を見ると、年間最初のIPOは初値が堅調になりやすい傾向があります。
| 上場日 | 企業 | 騰落率 倍率 |
初値売り 利益 |
その年の 平均騰落率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 2月5日 |
技術承継機構(319A/東証グ) 公開価格:2,000、初値 2,700 (参考:東証上場の2025年一発目のIPO。上場後はストップ高) |
35% (1.35倍) |
7万円 | 33.8% (1.3倍) |
| 2025年 2月3日 |
バルコス(7790/名証) 公開価格:1,400、初値 1,401 |
0.07% (1.0倍) |
100円 | 33.8% (1.3倍) |
| 2024年 2月7日 |
SOLIZE(ソライズ)(5871) 公開価格:1,380、初値 2,020 |
37.4% (1.4倍) |
5.5万円 | 30.5% (1.3倍) |
| 2023年 1月26日 |
テクノロジーズ(5248) 公開価格:1,000、初値 3,650 |
265% (3.7倍) |
26.5万円 | 54.9% (1.6倍) |
ただし、2025年10月に上場したオーバーラップHDは初値が公開価格を下回り、その後の株価も1,040円(公開価格比 -37.0%)と弱い水準で推移しています。(2026年1月26日時点)
同業他社の株価動向は投資判断の材料として意識されやすいため、需給面では慎重な見方が出る可能性があります。
仮条件の上限価格3,910円は、100株あたり39.1万円の抽選資金が必要になります。(一部の証券会社を除く)
価格面も個人投資家にとっては買いづらい要因となりそうです。今期の配当金未定もマイナスポイント。
衆議院選挙が2026年1月27日に公示され、2月8日に投開票が行われます。選挙結果次第では、短期的に相場が不安定になる可能性もあります。なお、真冬の総選挙は1990年以来、約36年ぶり。TOブックスは2月13日上場。
参考までに
以下の点を考慮し、公募割れのリスクがややある「C」評価に設定しました。
- 自社で企画・編集したIPを、アニメ・舞台・グッズなど複数メディアへ展開できる体制を持つ
- 参入障壁の高いIPプロデュース型のビジネスモデル
- 年間最初のIPOは例年、需給が良好で初値が伸びやすい傾向
- 業績が好調(決算情報)
- 2026年4月期の業績予想(前期比):売上高 106.6億円(+13.1%)、営業利益 14.0億円(+22.3%)
- 想定価格が高めで、値動きのボラティリティが大きく、短期トレーダーに好まれやすい
- 同業のオーバーラップHDは、公開価格割れ&株価低迷が続いている(大きなマイナスポイント)
- 営業利益率は13.2%と堅調だが、オーバーラップHDの35.5%と比べると見劣りする
- 前期の配当金は23円。仮条件の上限価格による配当利回りは0.58%。今期の予想配当金は未開示(配当利回り)
- 仮条件の上限価格と業績予想に基づくPERは12.5倍、PBRは1.9倍と試算(PERとPBR)
- IPビジネスは主力作品に依存しやすく、ヒット作の有無が業績に直結しやすい
- 配当性向は「連結で30%程度」を基本方針としている
- 上場日(2月14日)は2月8日の衆議院選挙後で、相場全体の地合いに影響を受ける可能性がある
1.27追記。仮条件が3,810円 ~ 3,910円に決定(想定価格は3,810円に対して最大2.6%の上振れに)
初値予想を3,780円 ~ 4,150円に修正し、予想利益を-1.3万円~2.4万円としました。
目論見書の想定価格は3,810円。初値予想は3,690円 ~ 4,040円としました。
予想利益は-1.2万円~2.3万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
IPOの割当の一部は資金力に左右されない平等抽選を採用しています。カブスルは39回 IPOに当選。
他にも、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこの2社だけでIPOに83回当選しています(全当選数の40.1%)
松井証券とみずほ証券はブックビルディング時に抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すれば良いため、仮条件の価格が高くても気軽に参加できます。(口座開設タイアップ中)
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
※数値は予想であり、将来の結果を保証するものではありません。
ブックビルディングの参加スタンスは X(Twitter)にて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
- 松井証券
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