ディ・アイ・システム(4421):IPO上場情報
「ディ・アイ・システム」はシステムインテグレーション事業及び教育サービス事業を行っている企業です。
システムインテグレーションとは、企業の情報システムの構築を請け負うITサービスのこと。
- システムインテグレーション事業売上高の92.1%
エンドユーザ、エンドユーザの情報システム子会社、通信事業者、同社と同業となるシステムインテグレーション事業者に対して、IT通信業・金融業・流通業・医療・官公庁等の幅広い業種に対応した業務用アプリケーションの設計開発業務、インフラシステムの設計構築業務、業務用アプリケーション・インフラシステムの運用保守業務を中心に行っています。- 業務用アプリケーションの設計開発業務
売上管理、顧客管理、購買管理、生産管理等の顧客業務を効率化するための業務用アプリケーションの設計開発業務。 - インフラシステムの設計構築業務
IT基盤において、「想定されたユーザが確実にシステムを使用できること」に加えて、「想定されたユーザ以外は、システムを使用できない」ことを達成するために必要となる情報を管理する各種サーバ、ネットワーク、ストレージ等で構築するインフラシステムの設計提案業務。 - 業務用アプリケーション・インフラシステムの運用保守業務
上記で納品した2つのサービスの運用保守業務の提案・対応。
- 業務用アプリケーションの設計開発業務
- 教育サービス事業売上高の7.9%
エンドユーザ(ITエンジニアに育成することを前提に人材採用をした企業)、エンドユーザの情報システム子会社、エンドユーザの教育サービス子会社、同社グループと同業となる教育ベンダに対して、コンピュータ言語、データベース、サーバ、ネットワーク等の教育業務を行っています。
売上高の集計期間は平成28年10月1日~平成29年9月30日。
教育ベンダとは、教育研修サービスの企画、環境設計、環境構築、教育実施業務を行う事業者のこと。
グループは同社と連結子会社1社により構成。
設立は平成9年11月です。
従業員数は平成30年8月末で392名、平均年齢は29.6歳、平均勤続年数は4.8年、平均年間給与は406.1万円です。
ディ・アイ・システムのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ディ・アイ・システムの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ディ・アイ・システムの上場日
上場日 | 2018/10/19(金) | 証券コード | 4421 |
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市場 | JASDAQ スタンダード | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | ディ・アイ・システム(4421) | ||
時価総額 | 18.9億円(公開価格で計算) 48.8億円(初値で計算) |
ディ・アイ・システムのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/10/3 (水) ~ 10/10 (水) |
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仮条件 | 1,220円~1,280円 (抽選資金:12.2万円 ~ 12.8万円) | ||
当選口数 | 5,209口 | ||
発行済株式数 | 1,480,000株 | オファリングレシオ | 35.1% |
公募株数 | 300,000株 | 売出株数 | 153,000株 |
吸収金額 | 6.6億円 | O.A分 | 67,900株 |
仮条件決定日 | 10/2 (火) | 公開価格決定日 | 10/11 (木) |
購入期間 | 10/12 (金) ~ 10/17 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ディ・アイ・システムの公開価格と初値
仮条件 | 1,220円~1,280円 | ||
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公開価格 | 1,280円 | 初値 | 3,300円 |
騰落率 | 157.81% | 倍率 | 2.58倍 |
初値売り損益 | 202,000円(3,300円 - 1,280円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ディ・アイ・システムの初値予想と予想利益
ディ・アイ・システムの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,220円 ~ 1,280円
※抽選資金:12.2万円 ~ 12.8万円
上限は3%下ブレ↓ |
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初値予想 |
2,600円 ~ 3,000円
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 13.2万円~17.2万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,120円 ~ 1,320円 ※抽選資金:11.2万円 ~ 13.2万円 |
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初値予想 | 2,600円 ~ 3,000円 ※10/1 修正 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 12.8万円~16.8万円 |
ディ・アイ・システムの主幹事と幹事証券
ディ・アイ・システムのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事は1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」になります。 抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。 |
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抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ディ・アイ・システムの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年9月 | 2016年9月 | 2015年9月 |
---|---|---|---|
売上高 | 2,887,703 | 2,506,042 | 2,092,804 |
経常利益 | 142,387 | 20,597 | 1,626 |
当期利益 | 91,392 | 12,224 | -5,412 |
純資産 | 225,028 | 124,703 | 115,318 |
配当金※ | 1,600.00 | 270.00 | 250.00 |
EPS※ | 80.09 | 10.76 | -532.12 |
BPS※ | 195.50 | 109.77 | 10,151.30 |
前期比(売上高) | 15.2% | 19.7% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年9月 | 2016年9月 |
---|---|---|
売上高 | 2,940,392 | 2,543,697 |
経常利益 | 145,512 | 24,275 |
当期利益 | 92,267 | 17,236 |
純資産 | 222,932 | 119,811 |
EPS※ | 80.86 | 15.17 |
BPS※ | 193.68 | 105.46 |
前期比(売上高) | 15.6% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ディ・アイ・システムと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2018/09/26 ブロードバンドセキュリティ
… 初値売り損益:125,100円
騰落率:166.80%、倍率:2.67倍 - 2018/06/21 SIG
… 初値売り損益:266,500円
騰落率:133.25%、倍率:2.33倍 - 2017/11/29 トレードワークス
… 初値売り損益:1,140,000円
騰落率:518.18%、倍率:6.18倍 - 2017/09/20 ニーズウェル
… 初値売り損益:218,000円
騰落率:130.54%、倍率:2.31倍 - 2017/06/30 SYS HD
… 初値売り損益:297,000円
騰落率:116.02%、倍率:2.16倍
ディ・アイ・システムのIPO分析
IPOで人気のあるIT関連企業です。
市場からの調達金額が 6.3億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
人気が高いIPOの特徴
同社グループでは、NTTコミュニケーションズグループに対する売上高が総売上高に対する割合は高い状況となっており、平成29年9月期において15.1%、平成30年9月期第3四半期連結累計期間において16.3%となっています。
参考までに
10.1 追記。最近の株式市況の好調も受け想定の初値予想は「2,600円 ~ 3,000円」に上方修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると16.8万円の利益になりそうです。
2018.9.18 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
想定の仮条件は「1,120円 ~ 1,320円」。
想定の初値予想は「2,300円 ~ 2,700円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると13.8万円の利益になりそうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
ワンポイント
主幹事は「SMBC日興証券」。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選口数(割当数)も主幹事が一番多いです。
また、SMBC日興証券は資金量に左右されない「公平抽選」を採用していますので、1口応募しても100口応募しても 当選確率は一緒です。
1人1票の「公平抽選」で当選を目指す!
庶民の管理人は過去に16度 IPOに当選をしております。(IPO実績)
追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に参加が可能です。運だめしで必ず参加したいところです。