日通システム(4013):IPO上場情報
日通システムは、業務の合理化と労働生産性向上を支援する統合ERPパッケージ「勤次郎Enterprise」を提供している企業です。
就業システム、勤怠システム、給与システム、人事システムなどで働き方改革と健康経営を支援。
ヘルスケアシステムと連動した総合HRMソリューションで、企業の業績向上をサポート。
クラウドとオンプレミスで製品サービスを提供。
オンプレミスとは、利用者が情報システムのハードウエアを保有し、利用者の設備において運用すること。
グループは同社と連結子会社の日通システムベトナム有限会社で構成。
設立は1981年4月。
従業員数は2020年8月末で222名、平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は6.3年、平均年間給与は564.7万円。
日通システムのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、日通システムの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
日通システムの上場日
日通システムのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2020/9/25 (金) ~ 10/1 (木) |
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仮条件 | 2,880円~3,000円 (抽選資金:28.8万円 ~ 30万円) | ||
当選口数 | 28,750口 | ||
発行済株式数 | 10,045,000株 | オファリングレシオ | 28.6% |
公募株数 | 2,500,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 86.2億円 | O.A分 | 375,000株 |
仮条件決定日 | 9/23 (水) | 公開価格決定日 | 10/2 (金) |
購入期間 | 10/5 (月) ~ 10/8 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
日通システムの公開価格と初値
仮条件 | 2,880円~3,000円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 3,000円 | 初値 | 5,500円 |
騰落率 | 83.33% | 倍率 | 1.83倍 |
初値売り損益 | 250,000円(5,500円 - 3,000円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
日通システムの初値予想と予想利益
日通システムの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,880円 ~ 3,000円
※抽選資金:28.8万円 ~ 30万円
上限は4.2%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
3,320円 ~ 3,920円※9/23 修正
(1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 3.2万円~9.2万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,880円あたり ※抽選資金:28.8万円あたり |
---|---|
初値予想 | 3,170円 ~ 3,750円 (1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 2.9万円~8.7万円 |
初値予想アンケート
日通システム(4013)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(3,000円)を基準価格に修正しています。
有効回答:596票 投票期限:2020/10/12 (月) 23:59まで日通システムの主幹事と幹事証券
日通システムのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
|
委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事は野村證券です。 |
日通システムの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 野村證券 |
92.17% | 2,650,000株 | 2,650口 |
みずほ証券 | 1.74% | 50,000株 | 50口 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1.74% | 50,000株 | 50口 |
SBI証券 | 0.87% | 25,000株 | 175口 |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 25,000株 | 25口 |
東海東京証券 | 0.87% | 25,000株 | 25口 |
豊証券 | 0.87% | 25,000株 | 0口 |
エース証券 | 0.87% | 25,000株 | 0口 |
委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
日通システムの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 | 2017年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 3,188,571 | 2,747,114 | 1,614,542 |
経常利益 | 432,960 | 300,696 | 58,818 |
当期利益 | 305,233 | 213,621 | 38,643 |
純資産 | 1,591,561 | 1,307,752 | 1,108,558 |
配当金※ | 15.00 | 15.00 | 10.00 |
EPS※ | 42.72 | 29.90 | 27.04 |
BPS※ | 222.75 | 183.03 | 775.76 |
前期比(売上高) | 16.1% | 70.1% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 |
---|---|---|
売上高 | 3,188,571 | 2,747,114 |
経常利益 | 459,801 | 323,878 |
当期利益 | 332,074 | 236,802 |
純資産 | 1,587,463 | 1,277,148 |
EPS※ | 46.48 | 33.14 |
BPS※ | 222.18 | 178.75 |
前期比(売上高) | 16.1% | ― |
上位株主とロックアップ情報
日通システムの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
エヌイーシステムサービス(株) | 47.51% | 90日 |
日通システム持株会 | 19.53% | 180日 |
加村 稔 | 12.59% | 90日 |
MK(株) | 7.29% | 90日 |
三菱UFJキャピタル(株) | 5.96% | 90日/ 1.5倍 |
國井 達哉 | 2.43% | 90日 |
加村 光子 | 2.12% | 90日 |
加村 光造 | 0.62% | 90日 |
西垣 延夫 | 0.48% | 90日 |
鷲尾 康史 | 0.33% | 90日 |
直近の類似IPOの上場結果
日通システムと同じホットワードのIPOの上場結果です。
「働き方改革」のIPOの直近の結果です。
- 2019/10/08 AI CROSS…
初値売り損益:71,000円
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初値売り損益:232,000円
(騰落率:130.34%、倍率:2.30倍)
日通システムと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2020/09/30 アクシス
… 初値売り損益:463,000円
騰落率:432.71%、倍率:5.33倍 - 2020/09/29 ヘッドウォータース
… 初値売り損益:2,616,000円
騰落率:1,090%、倍率:11.90倍 - 2020/09/28 rakumo
… 初値売り損益:255,000円
騰落率:204%、倍率:3.04倍 - 2020/09/24 トヨクモ
… 初値売り損益:702,000円
騰落率:351%、倍率:4.51倍 - 2020/08/25 インターファクトリー
… 初値売り損益:412,000円
騰落率:429.17%、倍率:5.29倍
日通システムのIPO分析
社名を聞いて、配送サービスの日本通運を連想しましたが、全く関係ありませんでした。
ほかに…特にコメントはありません。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績が好調。(決算情報)
- IPOで人気のあるIT関連企業。
- 公開株がすべて公募株。売出ゼロ。
- オファリングレシオが28.6%とやや高い。
- 市場からの吸収金額が82億円と非常に大きい。(吸収金額による実績)
9.23 追記。仮条件は2,880円 ~ 3,000円に決定。(想定価格2,880円より4.2%上ブレ↑)
初値予想を3,320円 ~ 3,920円に修正。予想利益は3.2万円~9.2万円です。
目論見書の想定仮条件は2,880円。初値予想は3,170円 ~ 3,750円としました。
予想利益は2.9万円~8.7万円です。
規模が大きいのがネックですが、カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事証券は大手の野村證券。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数(割当数)も主幹事が一番多いです。
また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるauカブコム証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
SBI証券は現在、現金2千円がもらえるお得なタイアップ企画も行っています。