SREホールディングス(2980):IPO上場情報


SREホールディングスは、実業(リアル)である「不動産事業」、ITの高度なテクノロジーとAI技術を基盤とした「ITプラットフォーム事業」及び「AIソリューション事業」の3つの事業を有機的に結合させた『AI×リアル』ソリューション事業を展開している企業です。

AIソリューション事業の成長
  • 不動産事業
    • 2,028,995(千円)(売上高の70.1%)
    日本の不動産仲介ビジネスの従来の慣習を打破することをコンセプトとして、1人の社員が売主、買主の双方を担当せずにどちらか一方のみを担当し、担当する売主又は買主の利益のみを徹底追求する「エージェント制」を採用。
    2018年度に担当した不動産取引の契約額は、売主を担当する場合が9割以上。
    不動産仲介サービス
  • ITプラットフォーム事業
    • 784,929(千円)(売上高の27.1%)
    2017年から開始。
    物件を売りたい売主からの問合せをインターネット上で集め、問合せがあった売主に対して「不動産価格推定エンジン」の提示する不動産査定価格を盛り込んだ査定書を提示し、不動産売却媒介契約を締結できた売主の物件をインターネット上で広告し買主を募集するといった一連の不動産仲介業務を、一気通貫で支援する不動産仲介会社向けのサービスを「おうちダイレクト」というITプラットフォームを通じて提供。
    ITプラットフォーム事業
  • AIソリューション事業
    • 82,514千円(売上高の2.8%)
    2018年10月から開始。
    「不動産事業」や「おうちダイレクト」を利用する不動産仲介会社を通じて得られた大量の不動産取引データを、AI技術によって処理する「不動産価格推定エンジン」を、不動産仲介会社及び金融機関向けに提供。

売上高の集計期間は2018年4月1日~2019年3月31日。

SREホールディングスの、旧社名はソニー不動産株式会社。
親会社はソニー株式会社になります。(議決権の所有割合は56.29%)

また、同社グループは、Zホールディングス株式会社から出資を受けるとともに、ヤフー株式会社が運営するインターネットサービスである「Yahoo! JAPAN」から同社に対して送客を行う業務提携契約を締結しています。

グループは同社と連結子会社1社および持分法適用関連会社1社で構成。

設立は2014年4月。
従業員数は2019年9月末で111名、平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は2.8年、平均年間給与は680.5万円。


SRE HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、SRE HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

SREホールディングスの上場日

C
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 売出多い
  • 調達金額:大きい
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2019/12/19(木) 証券コード 2980
市場 東証マザーズ 業種 不動産業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス SREホールディングス(2980)
時価総額
400.9億円(公開価格で計算)
374.4億円(初値で計算)

SREホールディングスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2019/12/4 (水) ~ 12/10 (火)

仮条件 2,550円~2,650円 (抽選資金:25.5万円 ~ 26.5万円)
当選口数 51,572口
発行済株式数 15,128,000株 オファリングレシオ 34%
公募株数 1,400,000株 売出株数 3,084,600株
吸収金額 136.6億円 O.A分 672,600株
仮条件決定日 12/3 (火) 公開価格決定日 12/11 (水)
購入期間 12/12 (木) ~ 12/17 (火)
備考

売出し株の一部はSMBC日興証券の関係会社を通じて海外投資家に販売。
公募株のうち国内分は982,400株、海外分は417,600株。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

SREホールディングスの公開価格と初値

仮条件 2,550円~2,650円
公開価格 2,650円 初値 2,475円
騰落率 -6.60%  倍率  0.93倍
初値売り損益 -17,500円(2,475円 - 2,650円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、2,451.25円でした。

SREホールディングスの初値予想と予想利益

SREホールディングスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,550円 ~ 2,650円 ※抽選資金:25.5万円 ~ 26.5万円
上限は10.9%下ブレ↓
初値予想 2,450円 ~ 2,700円※12/3 修正
(0.9倍~1.0倍)
予想利益 -2万円~5,000円

想定価格と初値予想

想定価格 2,975円あたり ※抽選資金:29.75万円あたり
初値予想 2,825円 ~ 3,065円 (0.9倍~1.0倍)
予想利益 -1.5万円~9,000円
送信中...

初値予想アンケート

SREホールディングス(2980)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,650円)を基準価格に修正しています。

有効回答:134   投票期限:2019/12/18 (水) 23:59まで
3倍以上(7,950円以上)
8票  6%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(6,625円以上~7,950円未満)
3票  2%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(5,300円以上~6,625円未満)
8票  6%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,975円以上~5,300円未満)
6票  4%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(3,180円以上~3,975円未満)
15票  11%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,650円以上~3,180円未満)
37票  28%
投票済み

公募割れ(2,650円未満)
57票  43%
投票済み

SREホールディングスの主幹事と幹事証券

SREホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

売出し株の一部はSMBC日興証券の関係会社を通じて海外投資家に販売。

SREホールディングスの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
83.53% 3,190,700株 3,190口
SBI証券 9.06% 346,100株 2,422口
野村證券 4.12% 157,300株 157口
大和証券 2.47% 94,300株 235口
マネックス証券 0.41% 15,700株 157口
楽天証券 0.41% 15,700株 157口

委託幹事である松井証券は、委託数が公表されていません。

12.11追記。公募株のうち国内分は982,400株に。

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SREホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2019年3月 2018年3月 2017年3月
売上高 2,853,923 2,597,370 2,067,361
経常利益 380,287 196,019 -90,069
当期利益 220,650 300,340 -227,505
純資産 3,118,376 2,918,804 2,618,634
配当金
EPS 16.07 21.88 -4,971.72
BPS 227.00 212.54 57,198.54
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2019年3月
売上高 2,896,438
経常利益 435,049
当期利益 259,568
純資産 3,179,486
EPS 18.91
BPS 231.45
※EPS、BPSは(単位/円)

上位株主とロックアップ情報

SREホールディングスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
ソニー(株) 53.01% 180日
Zホールディングス(株) 41.16% 180日
西山 和良 2.61% 180日
角田 智弘 0.43% 180日
河合 通恵 0.35%
青木 和大 0.29% 180日
喜志 武弘 0.22% 180日
清水 卓 0.21% 180日
上出 昇 0.21% 180日
久々湊 暁夫 0.12%
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

SREホールディングスと同じホットワードのIPOの上場結果です。

親子上場」のIPOの直近の結果です。

  • 2019/12/16 JMDC
    初値売り損益:96,000円
    (騰落率:32.54%、倍率:1.33倍)
  • 2019/12/11 マクアケ
    初値売り損益:116,000円
    (騰落率:74.84%、倍率:1.75倍)
  • 2019/10/24 インティメート・マージャー
    初値売り損益:210,000円
    (騰落率:110.53%、倍率:2.11倍)
  • 2019/06/27 あさくま
    初値売り損益:58,400円
    (騰落率:46.72%、倍率:1.47倍)
  • 2018/12/19 ソフトバンク
    初値売り損益:-3,700円
    (騰落率:-2.47%、倍率:0.98倍)

SREホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。

  • 2019/07/31 ツクルバ
    初値売り損益:0円
    騰落率:0%、倍率:1.00倍
  • 2018/11/28 霞ヶ関キャピタル
    初値売り損益:300,000円
    騰落率:92.59%、倍率:1.93倍
  • 2018/10/23 リーガル不動産
    初値売り損益:59,200円
    騰落率:42.90%、倍率:1.43倍
  • 2018/09/20 アズーム
    初値売り損益:340,000円
    騰落率:113.33%、倍率:2.13倍
  • 2018/07/25 GA technologies
    初値売り損益:327,000円
    騰落率:130.28%、倍率:2.30倍

SREホールディングスのIPO分析

AIソリューション事業は2018年10月に事業を開始しているため、事業活動期間としては短く、事業規模としては相対的に小さい状態ですが、順調な立ち上がりをみせていることから、今後は、中長期的な成長ドライバーと位置付けています。

調達金額の大きさが気になりますが、成長性に関しては期待できそうな事業内容です。
IPOとしての評価は、好き嫌いが分かれそうです。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

  • 事業内容にITが加わり、業績は伸びそうな気配。
  • 市場からの吸収金額が153億円と非常に大きい。(吸収金額による実績)
  • 市場で敬遠される親子上場。
  • 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。

12.3追記。仮条件が想定発行価格(2,975円)より下振れ決定(2,550円 ~ 2,650円)しました。
これに伴い、初値予想を2,450円 ~ 2,700円に修正。
予想利益は-2万円~5,000円と、マイナス方向に拡大しました。

仮条件の引き下げは、機関投資家などからの需要が薄かったのが原因かと思われます。

目論見書の想定仮条件は2,975円。初値予想は2,825円 ~ 3,065円としました。
予想利益は-15,000円~9,000円で、公募割れのリスクがあるIPOになります。

SRE HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、SRE HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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