GA technologies(3491):IPO上場情報
「GA technologies」は 「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を。」という経営理念を掲げ、中古不動産に特化した流通プラットフォームである「Renosy(リノシー)」の運営を通じた事業展開を行っている企業です。
Renosy(リノシー)の特徴。
- 中古不動産のマッチング・ポータルサイトを通じた中古不動産の売買 及び仲介
- 賃貸物件の契約、集金代行等の管理業務
- リノベーションの企画・設計・施工管理
- 会員向け情報提供・資産管理アプリの開発・運営
「Renosy」事業では、中古不動産を自社にて仕入れ、それらを一定期間内に販売することによる売買収入や不動産の売買に係る仲介収入、販売後の物件の集金代行等による手数料収入を得ています。
リノベーションに関しては自社にて中古不動産の仕入れは行わず、顧客の保有物件に対して企画・設計・施工管理を請負っています。
同社が手掛ける「Renosy」事業の特徴として「AI(人工知能)」や「RPA」の活用による高効率かつ科学的な業務運営が挙げられます。
同社は、アプリやウェブ・ポータル、インターネット広告、接客面談等のさまざまな顧客接点を通じて得られるデータを自社開発システム「Tech Series」に集約し活用することで、不動産売買に係る一連の業務を自動化・効率化しております。
IT活用が最も遅れている市場のひとつと言われる不動産市場において、今後はIT活用が必須となる、あるいはIT活用が競争上の大きな優位性を持ち得る状況となることが予想されます。
同社は、こうした大きなパラダイムシフトがまさに起こりつつある巨大な中古不動産流通市場において事業展開しています。
ワンポイント
「SBI証券」主幹事らしく、不動産事業でありながらITを駆使した事業モデルです。
特に 「AI(人工知能)」や「RPA」はIPOで人気のあるテーマとなっています。
評価は高くなることが予想されます。
設立は平成25年3月です。
従業員数は平成30年5月末で164名、平均年齢は29.3歳、平均勤続年数は1.7年、平均年間給与は約536.6万円です。
GA technologiesのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、GA technologiesの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
GA technologiesの上場日
上場日 | 2018/7/25(水) | 証券コード | 3491 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | 不動産業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | GA technologies(3491) | ||
時価総額 | 106.7億円(公開価格で計算) 245.7億円(初値で計算) |
GA technologiesのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/7/6 (金) ~ 7/12 (木) |
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仮条件 | 2,310円~2,510円 (抽選資金:23.1万円 ~ 25.1万円) | ||
当選口数 | 6,000口 | ||
発行済株式数 | 4,251,380株 | オファリングレシオ | 14.1% |
公募株数 | 600,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 15億円 | O.A分 | 0株 |
仮条件決定日 | 7/4 (水) | 公開価格決定日 | 7/13 (金) |
購入期間 | 7/18 (水) ~ 7/23 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
GA technologiesの公開価格と初値
仮条件 | 2,310円~2,510円 | ||
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公開価格 | 2,510円 | 初値 | 5,780円 |
騰落率 | 130.28% | 倍率 | 2.30倍 |
初値売り損益 | 327,000円(5,780円 - 2,510円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
GA technologiesの初値予想と予想利益
GA technologiesの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,310円 ~ 2,510円
※抽選資金:23.1万円 ~ 25.1万円
上限は7.7%上ブレ↑ |
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初値予想 |
4,800円 ~ 5,500円※7/12 修正
(1.9倍~2.2倍) |
予想利益 | 22.9万円~29.9万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,130円 ~ 2,330円 ※抽選資金:21.3万円 ~ 23.3万円 |
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初値予想 | 4,700円 ~ 5,400円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 23.7万円~30.7万円 |
GA technologiesの主幹事と幹事証券
GA technologiesのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事はIT系(ネットサービス系)の主幹事を務める事が多い「SBI証券」になります。 抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」がおすすめです。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。 現在、現金3,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
GA technologiesの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年10月 | 2016年10月 | 2015年10月 |
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売上高 | 9,557,609 | 5,373,624 | 3,186,950 |
経常利益 | 336,265 | -102,099 | 103,763 |
当期利益 | 258,828 | -133,277 | 43,379 |
純資産 | 998,344 | 722,839 | 297,022 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 77.35 | -41.38 | 220.55 |
BPS※ | 97.48 | 4.53 | 357.44 |
前期比(売上高) | 77.9% | 68.6% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
GA technologiesと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
- 2018/03/16 フェイスネットワーク
… 初値売り損益:180,000円
騰落率:128.57%、倍率:2.29倍 - 2017/12/13 グローバル・リンク・マネジメント
… 初値売り損益:351,000円
騰落率:133.97%、倍率:2.34倍 - 2017/10/25 テンポイノベーション
… 初値売り損益:290,000円
騰落率:93.55%、倍率:1.94倍 - 2017/09/28 ロードスターキャピタル
… 初値売り損益:68,100円
騰落率:37.42%、倍率:1.37倍 - 2017/03/27 ティーケーピー
… 初値売り損益:450,000円
騰落率:74.26%、倍率:1.74倍
GA technologiesのIPO分析
IPOにおいて不動産事業は人気のある事業ではありませんが、「AI(人工知能)」や「RPA」を活用し、不動産売買に係る一連の業務を自動化・効率化しています。
- 価格・家賃推定モジュール
物件や地域の属性、取引履歴、金利などの時系列データに対し、ヘドニックアプローチに基づいた回帰分析を行うことで過去から現在までの価格・家賃を推定。購入者の意思決定を支援。 - 物件レコメンドモジュール
同社エージェントの検索操作履歴に対してランキング学習を行い、エージェントが顧客への提案に用いる傾向の高い物件を上位に表示。検索の効率化と提案品質のばらつきを低減。 - 自動読取・画像解析モジュール
OCRを活用した不動産広告の文字情報自動読取りや、CNNを用いた物件写真・間取り図の良し悪しの自動判定などを行うことで、さまざまな角度から物件情報をデジタル化。 - 優良物件スクリーニング モジュール
同社の過去の取引履歴を含む大量のデータを入力情報として、Semi-supervised learningを用いた学習を行うことで、比較的早期に取引が成立する蓋然性の高い物件のスクリーニングを実現。仕入れ業務の効率化や品質のばらつき低減に寄与。
あらゆるものがネットワークにつながり、それを通じて収集・蓄積されるデータがリアルタイムで解析され、結果としてこれまでに無かった新しいサービスやビジネスが出現する時代が本格到来しつつある中、政府は平成28年に発表した「名目GDP600兆円に向けた成長戦略」において、IoT・AI・ビッグデータ等の活用を通じた第4次産業革命の実現で30兆円の付加価値創出を目指すことを示しています。
そのような大きな時代の転換点にあって、平成28年の我が国の住宅市場は、96.7万戸の新規住宅着工戸数(国土交通省「平成29年版 住宅着工統計」)に対して中古住宅の成約件数は17.9万戸(不動産流通推進センター「指定流通機構の活用状況について」)と、新築に大きく偏った市場構造となっていることが知られています。
一方で、少子高齢化、人口飽和、核家族化、所得の伸び悩み、都市部への人口集中等、さまざまな社会構造的要因により、中古住宅の有効活用が果たす役割が今後より一層大きくなることが期待されています。
人気が高いIPOの特徴
参考までに
2018.7.12 追記。仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「4,800円 ~ 5,500円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると29.9万円の利益になりそうです。
2018.6.25 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
2018.7.6 追記。仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「4,400円 ~ 5,100円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると25.9万円の利益になりそうです。
想定の仮条件は「2,130円 ~ 2,330円」。想定の初値予想は「4,700円 ~ 5,400円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると30.7万円の利益になりそうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
ワンポイント
主幹事証券はIT系の主幹事を務める事が多い「SBI証券」です。
主幹事証券は割当数が多いので、当選口数も多くなります。
また、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。
「SBI証券」の「IPOチャレンジポイント」で当選を狙う!
管理人は過去に10度 IPOに当選をしております。(IPO実績)