霞ヶ関キャピタル(3498):IPO上場情報
霞ヶ関キャピタルは 太陽光発電施設の開発・販売及び売電事業、不動産コンサルティング事業、ショッピングセンターの運営事業を行っている企業です。
- 自然エネルギー事業売上高の56.8%
太陽光発電等の施設の開発及び販売、電気事業者への売電を行っています。
再生可能エネルギー発電施設の事業開発から販売までの流れは、案件の発掘、土地確保・土地権利関係の整理・発電施設の設計・許認可取得等の「権利の整理」、詳細設計・造成等の「詳細プランニング」、出資・融資両面での「資金調達」、発電施設の「工事」及び「販売」に大別されます。「販売」においては工事完成前に権利譲渡を行うこともあります。
同社は、この再生可能エネルギー発電施設開発の一連のプロセス全般の指揮・監督を担っております。「権利の整理」において、当社は案件候補の事業性評価を行い、有望案件を選別します。 - 不動産コンサルティング事業売上高の13.3%
投資家の目線に立った土地の有効活用や新たな投資商品の組成のため、収益不動産(アパート・ホテル・旅館等)の開発や資産運用コンサルティングに着手しつつ、社会的意義の観点から、インバウンド需要の増加にも着目し、宿泊施設の開発、コンバージョン、リノベーション、リーシング等を実施することで、収益改善、資産価値向上のための施策を立案・実践しています。 - ショッピングセンター事業売上高の29.9%
東日本大震災により被災したショッピングセンターフォルテ(宮城県柴田郡大河原町)を再生することを目的として取得し、ショッピングセンター事業を行っています。
売上高の集計期間は平成28年9月1日~平成29年8月31日。(第6期)
第6期の売上構成比は上記の通りとなりますが、第7期第3四半期(平成29年9月1日~平成30年5月31日)の売上構成比はシゼンエネルギー事業が41.4%、不動産コンサルティング事業が48.6%、ショッピングセンター事業が10%になります。
インバウンド向けのアパートメントホテル3件を含む4件の売却があり、不動産コンサルティング事業の売上は第7期第3四半期で伸びております。
セグメントの名称 | 第6期事業年度 | 第7期第3四半期 累計期間 |
---|---|---|
自然エネルギー事業 | 719,135 (138.3%) |
1,145,442 |
不動産コンサルティング事業 | 168,733 (267.5%) |
1,344,677 |
ショッピングセンター事業 | 378,520 (96.8%) |
275,180 |
合計 | 1,266,389 (130.1%) |
2,765,300 |
再生可能エネルギーの導入は世界的なエネルギー政策の潮流であり、世界各国は再生可能エネルギーの導入に係る取り組みを推進しています。
平成27年末にはCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)において平成32年以降の温暖化対策の国際枠組みについて合意が得られたことにより、今後も世界中で更なる再生可能エネルギーの導入が期待されています。
再生可能エネルギーは、国内で調達可能なことから、資源の乏しい我が国のエネルギー自給率向上に資するとともに、温室効果ガスを排出しないことから温暖化対策に寄与するエネルギー源として近年注目されています。
しかしながら、我が国における発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は、平成28年において15.3%(水力を除くと7.8%)(出典:経済産業省・資源エネルギー庁「日本のエネルギー 2017年度版」)と欧州主要国 に比して遅れているのが現状です。
設立は平成23年9月です。
従業員数は平成30年9月末で26名、平均年齢は34.2歳、平均勤続年数は1.2年、平均年間給与は887.2万円です。
霞ヶ関キャピタルのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、霞ヶ関キャピタルの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
霞ヶ関キャピタルの上場日
霞ヶ関キャピタルのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/11/9 (金) ~ 11/15 (木) |
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仮条件 | 3,000円~3,240円 (抽選資金:30万円 ~ 32.4万円) | ||
当選口数 | 1,550口 | ||
発行済株式数 | 1,345,600株 | オファリングレシオ | 11.5% |
公募株数 | 135,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 5億円 | O.A分 | 20,000株 |
仮条件決定日 | 11/7 (水) | 公開価格決定日 | 11/16 (金) |
購入期間 | 11/19 (月) ~ 11/22 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
霞ヶ関キャピタルの公開価格と初値
仮条件 | 3,000円~3,240円 | ||
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公開価格 | 3,240円 | 初値 | 6,240円 |
騰落率 | 92.59% | 倍率 | 1.93倍 |
初値売り損益 | 300,000円(6,240円 - 3,240円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
霞ヶ関キャピタルの初値予想と予想利益
霞ヶ関キャピタルの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
3,000円 ~ 3,240円
※抽選資金:30万円 ~ 32.4万円
上限は13.8%下ブレ↓ |
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初値予想 |
5,000円 ~ 6,000円
(1.5倍~1.9倍) |
予想利益 | 17.6万円~27.6万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 3,560円 ~ 3,760円 ※抽選資金:35.6万円 ~ 37.6万円 |
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初値予想 | 5,000円 ~ 6,000円 (1.3倍~1.6倍) |
予想利益 | 12.4万円~22.4万円 |
霞ヶ関キャピタルの主幹事と幹事証券
霞ヶ関キャピタルのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 |
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霞ヶ関キャピタルの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年8月 | 2016年8月 | 2015年8月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,266,389 | 973,769 | 1,159,279 |
経常利益 | 118,670 | 61,144 | 181,570 |
当期利益 | 70,355 | 61,152 | 16,035 |
純資産 | 416,278 | 195,924 | 134,771 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 62.41 | 54.28 | 317.51 |
BPS※ | 236.36 | 173.91 | 2,392.54 |
前期比(売上高) | 30.1% | -16% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2016年8月 |
---|---|
売上高 | 874,758 |
経常利益 | 56,514 |
当期利益 | 56,522 |
純資産 | 191,294 |
EPS※ | 50.17 |
BPS※ | 169.80 |
前期比(売上高) | ― |
直近の類似IPOの上場結果
霞ヶ関キャピタルと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
- 2018/10/23 リーガル不動産
… 初値売り損益:59,200円
騰落率:42.90%、倍率:1.43倍 - 2018/09/20 アズーム
… 初値売り損益:340,000円
騰落率:113.33%、倍率:2.13倍 - 2018/07/25 GA technologies
… 初値売り損益:327,000円
騰落率:130.28%、倍率:2.30倍 - 2018/03/16 フェイスネットワーク
… 初値売り損益:180,000円
騰落率:128.57%、倍率:2.29倍 - 2017/12/13 グローバル・リンク・マネジメント
… 初値売り損益:351,000円
騰落率:133.97%、倍率:2.34倍
霞ヶ関キャピタルのIPO分析
参考までに
10.28 追記。評価は 高い「A」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
想定の仮条件は「3,560円 ~ 3,760円」。
想定の初値予想は「5,000円 ~ 6,000円」となっています。
予想利益は上限で22.4万円の利益です。