インフォネット(4444):IPO上場情報


インフォネットは、主に企業のWebサイト構築および運用保守の代行業務を請け負っている企業です。

オールインワンパッケージ

直感的な操作によって自社サイトを管理できるシステム「infoCMS」、Webサイト運用を補助する目的で利用可能な顧客管理システム「infoCRM」や、人工知能搭載型チャットボットシステム「Q&Ai」などを開発しています。

  • infoCMS
    infoCMS
    商用CMSとしてあらゆる企業・団体様において理想的なWebサイトの構築が可能。
    Web担当者の業務負担軽減と効果的なWebマーケティングを実現する高機能・オールインワンパッケージのCMS。
    開発者でなければ修正を行えないクローズドソースで安全面も高いです。
  • infoCRM
    infoCRM
    カスタマイズ可能な顧客管理システムで業務の最適化と顧客満足度の向上を実現。
    利用用途にあわせた機能を選択し導入することで、Webサイト顧客管理から請求管理まで幅広いシーンで導入可能。
  • Q&Ai
    2018年2月に開発。文章や音声で自動的に返答や会話を行うプログラム。

CMSとは、分かりやすくいえばブログのようなシステムです。
専門知識がなくても、カンタンに投稿したりカスタマイズが可能です。
代表的なCMSは、WordPress(ワードプレス)

infoCMSの特徴は、表示される画面をそのまま編集できる点です。
プレビュー表示が必要ないので、直感的な作業が可能です。

infoCRMは、Webサイトからの問い合わせ、資料請求や、受発注データを顧客情報とともに直接CRM(顧客管理システム)にデータ連携することにより、情報を一元管理することができます。

infoCRM活用イメージ

業績も好調で、IPOとしては人気化しそうな内容です。

設立は2002年10月。
従業員数は2019年4月末で78名、平均年齢は35.2歳、平均勤続年数は3.5年、平均年間給与は459.5万円。


インフォネットのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、インフォネットの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

インフォネットの上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 調達金額:小さい

上場日 2019/6/25(火) 証券コード 4444
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス インフォネット(4444)
時価総額
28.7億円(公開価格で計算)
66.1億円(初値で計算)

インフォネットのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2019/6/7 (金) ~ 6/13 (木)

仮条件 1,350円~1,490円 (抽選資金:13.5万円 ~ 14.9万円)
当選口数 5,750口
発行済株式数 1,927,500株 オファリングレシオ 29.8%
公募株数 300,000株 売出株数 200,000株
吸収金額 8.5億円 O.A分 75,000株
仮条件決定日 6/5 (水) 公開価格決定日 6/14 (金)
購入期間 6/18 (火) ~ 6/21 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

インフォネットの公開価格と初値

仮条件 1,350円~1,490円
公開価格 1,490円 初値 3,430円
騰落率 130.20%  倍率  2.30倍
初値売り損益 194,000円(3,430円 - 1,490円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

インフォネットの初値予想と予想利益

インフォネットの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,350円 ~ 1,490円 ※抽選資金:13.5万円 ~ 14.9万円
上限は10.4%上ブレ↑
初値予想 2,400円 ~ 2,980円※6/5 修正
(1.6倍~2.0倍)
予想利益 9.1万円~14.9万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,350円あたり ※抽選資金:13.5万円あたり
初値予想 2,200円 ~ 2,700円 (1.6倍~2.0倍)
予想利益 8.5万円~13.5万円

インフォネットの主幹事と幹事証券

インフォネットのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事はIT系(ネットサービス系)の主幹事を務める事が多いSBI証券です。
IPOの割当数(当選数)は主幹事が一番多いです。

抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されます。

追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ない証券会社です。

インフォネットの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SBI証券
89.57% 515,000株 3,605口
SMBC日興証券 2.61% 15,000株 15口
岡三証券 0.87% 5,000株 5口
岩井コスモ証券 0.87% 5,000株 5口
東洋証券 0.87% 5,000株 5口
丸三証券 0.87% 5,000株 5口
JTG証券 0.87% 5,000株 5口
アイザワ証券 0.87% 5,000株 5口
むさし証券 0.87% 5,000株 5口
極東証券 0.87% 5,000株 0口
東海東京証券 0.43% 2,500株 2口
エース証券 0.43% 2,500株 0口

委託幹事である岡三オンライン楽天証券松井証券は、委託数が公表されていません。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


インフォネットの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年3月 2017年3月 2016年3月
売上高 752,191 709,636 762,853
経常利益 163,049 145,633 92,261
当期利益 110,618 43,146 62,469
純資産 302,714 142,095 92,536
配当金
EPS 71.65 28.02 141,975.47
BPS 186.00 92.27 210,311.17
前期比(売上高) 6% -7%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

インフォネットと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2019/06/19 Sansan
    初値売り損益:26,000円
    騰落率:5.78%、倍率:1.06倍
  • 2019/05/30 バルテス
    初値売り損益:116,000円
    騰落率:175.76%、倍率:2.76倍
  • 2019/04/25 トビラシステムズ
    初値売り損益:302,000円
    騰落率:125.83%、倍率:2.26倍
  • 2019/04/08 ヴィッツ
    初値売り損益:345,000円
    騰落率:130.19%、倍率:2.30倍
  • 2019/04/03 東名
    初値売り損益:91,500円
    騰落率:27.81%、倍率:1.28倍

インフォネットのIPO分析

CMSには、無料でオープンソースと有料のクローズドソースがあります。

同社は自社開発のクローズドソースになります。

企業の中には、無料で利用できるWordPress(ワードプレス)を利用したWebサイトも多いですが、ソースコードが公開されているため安全面での脆弱性があります。(ホームページの改ざんなど)

いまや、Webサイトは企業の信頼性にかかわるものですから、安全性を考慮することは大事です。

業績も好調で右肩上がりとなっています。

業績

グラフを見て、今期(第17期)の業績がダメと一部で言われているようですが間違いです。
目論見書をシッカリ読むと、業績の季節変動制について書かれています。

同社の顧客である企業あるいは官公庁等の会計年度の関係により、3月に納品が集中する傾向にあります。
つまり、画像のグラフでは3月の売上が反映されていません。

目論見書をみると、第17期(2018年4月~2019年3月)の業績も好調です。

売上高は844,611千円(前期比 112.2%)、営業利益は164,898千円(同101%)と、業績の心配は全くありません

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

  • 業績が好調。
  • IPOで人気のあるIT企業。
  • 市場からの吸収金額が7.7億円と小さい。

6.5 追記。
仮条件の上振れ決定(1,350円 ~ 1,490円 )に伴い、初値予想を2,400円 ~ 2,980円に修正。
予想利益は891,000円~149,000円としました。

目論見書の想定仮条件は1,350円。初値予想は2,200円 ~ 2,700円としました。
予想利益は85,000円~135,000円です。

公募割れリスクは非常に低いです。
積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いましょう。

ワンポイント

主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントがもらえます。

管理人は16回 IPOに当選しています。(IPO実績)

現在、SBI証券と現金2,000円がもらえる口座開設タイアップ中です♪

他にも、1人1票の平等抽選で資金力にかかわらず当選が期待できるSMBC日興証券がおすすめです。

管理人はSBI証券の未成年口座で、IPOチャレンジポイントを305P利用して参加しました!ブログ

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本ページで掲載している画像は、インフォネットの目論見書から引用しています。
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また、みなさんの嬉しい当選報告もありがとうございます。