ジーネクスト(4179):IPO上場情報


ジーネクスト(G-NEXT)は、顧客対応をDX化するプラットフォーム「Discoveriez」を、様々な規模・業種の企業向けに、主にクラウド形式で提供している企業です。

Discoveriezは、顧客対応業務(お問合せやクレーム)に特化した管理システム。

顧客対応で集まる顧客の声を、経営判断やリスクマネジメント、品質管理、新商品開発、マーケティングなど、企業の事業活動に反映させ、様々なプロセスの可視化や、実行フローのマネジメントを強みとするICTプラットフォームです。

Discoveriez利用イメージ

設立は2001年7月。
従業員数は2021年1月末で29名、平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は3.2年、平均年間給与は595.9万円。


ジーネクストのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ジーネクストの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ジーネクストの上場日

A
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 調達金額:小さい

上場日 2021/3/25(木) 証券コード 4179
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ジーネクスト(4179)
時価総額
50.2億円(公開価格で計算)
116.4億円(初値で計算)

ジーネクストのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/3/10 (水) ~ 3/16 (火)

仮条件 1,130円~1,230円 (抽選資金:11.3万円 ~ 12.3万円)
当選口数 6,399口
発行済株式数 4,082,200株 オファリングレシオ 15.6%
公募株数 350,000株 売出株数 206,500株
吸収金額 7.8億円 O.A分 83,400株
仮条件決定日 3/9 (火) 公開価格決定日 3/17 (水)
購入期間 3/18 (木) ~ 3/23 (火)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ジーネクストの公開価格と初値

仮条件 1,130円~1,230円
公開価格 1,230円 初値 2,851円
騰落率 131.79%  倍率  2.32倍
初値売り損益 162,100円(2,851円 - 1,230円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ジーネクストの初値予想と予想利益

ジーネクストの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,130円 ~ 1,230円 ※抽選資金:11.3万円 ~ 12.3万円
上限は8.8%上ブレ↑
初値予想 1,970円 ~ 2,460円※3/9 修正
(1.6倍~2.0倍)
予想利益 7.4万円~12.3万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,130円あたり ※抽選資金:11.3万円あたり
初値予想 1,800円 ~ 2,260円 (1.6倍~2.0倍)
予想利益 6.7万円~11.3万円
送信中...

初値予想アンケート

ジーネクスト(4179)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,230円)を基準価格に修正しています。

有効回答:371   投票期限:2021/3/24 (水) 23:59まで
3倍以上(3,690円以上)
273票  74%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(3,075円以上~3,690円未満)
34票  9%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,460円以上~3,075円未満)
25票  7%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,845円以上~2,460円未満)
16票  4%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,476円以上~1,845円未満)
9票  2%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,230円以上~1,476円未満)
2票  1%
投票済み

公募割れ(1,230円未満)
12票  3%
投票済み

ジーネクストの主幹事と幹事証券

ジーネクストのIPOを取り扱っている証券会社です。

ジーネクストの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
87.92% 562,600株 562口
大和証券 3.47% 22,200株 55口
みずほ証券 2.59% 16,600株 16口
マネックス証券 1.73% 11,100株 111口
岩井コスモ証券 0.86% 5,500株 5口
丸三証券 0.86% 5,500株 5口
いちよし証券 0.86% 5,500株 0口
水戸証券 0.86% 5,500株 0口
松井証券 0.42% 2,700株 18口
極東証券 0.42% 2,700株 0口

大和コネクト証券のネット抽選分は、2口あたりが想定されます。大和証券の約1%

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


ジーネクストの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年3月 2019年3月 2018年3月
売上高 526,203 505,028 460,200
経常利益 -180,622 -108,576 -231,331
当期利益 -181,788 -108,866 -245,421
純資産 -96,134 -241,646 -157,579
配当金
EPS -62.27 -45.94 -241,358.57
BPS -29.83 -100.52 -138,227.79
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年3月 2019年3月
売上高 531,252 505,294
経常利益 -183,480 -109,902
当期利益 -184,433 -110,064
純資産 -96,449 -238,998
EPS -63.49 -46.44
BPS -30.09 -99.73
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ジーネクストの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
横治 祐介 代表取締役 1,616,250
39.42%
90,000 180日
井上 瑞樹 198,350
4.84%
- 90日
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 VC 153,850
3.75%
- 継続保有
180日
(株)DG Daiwa Ventures VC 134,650
3.28%
- 継続保有
180日
宮林 隆吉 134,650
3.28%
- 継続保有
180日
浜野 哲也 130,000
3.17%
- 90日
中内 奈々 125,000
3.05%
- 継続保有
180日
糸永 洋三 100,000
2.44%
- 継続保有
180日
大河原 麗偉 取締役 95,000
2.32%
- 180日
三橋 健太郎 執行役員 88,450
2.16%
- 180日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ジーネクストと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「DX支援」のIPOの直近の結果です。

  • 2021/03/24 Sharing Innovations
    初値売り損益:180,000円
    (騰落率:63.16%、倍率:1.63倍)

SaaS」のIPOの直近の結果です。

  • 2020/12/22 ヤプリ
    初値売り損益:208,000円
    (騰落率:65.82%、倍率:1.66倍)
  • 2020/12/18 ココペリ
    初値売り損益:201,000円
    (騰落率:125.63%、倍率:2.26倍)
  • 2020/12/17 プレイド
    初値売り損益:159,000円
    (騰落率:99.38%、倍率:1.99倍)
  • 2020/12/17 ビートレンド
    初値売り損益:721,000円
    (騰落率:257.50%、倍率:3.58倍)
  • 2020/12/17 かっこ
    初値売り損益:587,000円
    (騰落率:290.59%、倍率:3.91倍)

ジーネクストと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2021/03/24 Sharing Innovations
    初値売り損益:180,000円
    騰落率:63.16%、倍率:1.63倍
  • 2021/03/19 ココナラ
    初値売り損益:110,000円
    騰落率:91.67%、倍率:1.92倍
  • 2021/03/18 i-plug
    初値売り損益:338,000円
    騰落率:129.01%、倍率:2.29倍
  • 2021/02/26 coly
    初値売り損益:432,000円
    騰落率:104.60%、倍率:2.05倍
  • 2021/02/19 WACUL
    初値売り損益:359,500円
    騰落率:342.38%、倍率:4.42倍

ジーネクストのIPO分析

同社のDiscoveriezは、業界知および蓄積したデータの分析により、顧客の声からビジネスのリスクやチャンスの発見・予測を行う機能を実装しています。

個人的には、顧客対応業務(お問合せやクレーム)に特化した管理システムは面白いなぁと思いました。

クレームは財産と言いますが、クレームの中には改善のヒントがいっぱい!
※当サイトもクレーム(ご指摘)による改善が何点かあります。

活用事例がいくつか紹介されていますが、こんなのとか大事かと思います。

活用事例

主力のクラウド事業は、導入料+ライセンス利用料。
売上比率としては、フロー売上(導入料)の方が高いです。

売上高の推移

事業としてはストック売上を順調に積み上げていきたいですね。(数値はありませんが、解約率は低く推移と書かれています)

雑学として、「顧客対応DXプラットフォーム」という用語は、2021年1月に商標出願されています。

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

  • オファリングレシオが15.6%と低い。(オファリングレシオによる実績)
  • IPOで非常に人気のある「DX支援」事業。
  • 解約率は低く推移と記載あり。
  • 市場からの吸収金額が7.8億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • 購入単価が低い(12万円)IPOが好調。(抽選資金による実績)
  • コロナ禍でも強い事業内容。
  • 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
  • 売上高は右肩上がり。経常利益は直近で黒字化に。(第20期第3四半期)
  • ベンチャーキャピタルの保有株が多いが、ロックアップあり。

3.9追記。仮条件が想定発行価格(1,130円)より8.8%の上振れ決定(1,130円 ~ 1,230円)したので、初値予想を1,970円 ~ 2,460円に修正しました。予想利益は7.4万円~12.3万円です。

目論見書の想定仮条件は1,130円。初値予想は1,800円 ~ 2,260円としました。
予想利益は6.7万円~11.3万円です。

※2.24追記。上位株主のVCにもまんべんなくロックアップがかかっておりましたので、修正させて頂きました。

需給面もよく、公募割れリスクは低いです。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。

ワンポイント

主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。

また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券がおすすめです。

カブスルは上記の2社からのIPO当選が多いです。(35回の当選)

松井証券とDMM.com証券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。

松井証券の2020年の幹事数は18社で、全体の2割のIPOに申込可能でした。

ジーネクストのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ジーネクストの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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