エクスモーション(4394):IPO上場情報
「エクスモーション」は システムおよびソフトウェアに対するテクニカルコンサルティングおよびエデュケーションサービスを行っている企業です。
- コンサルティング事業
自動車やロボット、医療機器等の製品に組込まれる「組込みソフトウェア」の品質改善に特化したコンサルティングを提供。
同社のコンサルティングは、従来型の提案主体のコンサルティングではなく、提案した内容を実際に自分たちで実践し、直接課題解決まで手掛けるワンストップ型の実践的スタイルが特徴です。
コンサルティング内容は、モデリング技術を中心に、組込みソフトウェア開発に有効な多くの技術を得意領域にしています。
また、特に自動車分野に大きな実績を持ち、車載システムの多くの分野に対し、主に上流工程を中心とした開発技術の導入を支援しています。
現在も、国内の自動車メーカー、サプライヤーに対し、モデルベース開発の導入/展開や機能安全への対応などを中心に、数多くの支援を行っています。 - 教育・人材育成事業
コンサルティングで同社が活用するエンジニアリング手法については、社内で技術習得用のトレーニング教材を独自開発。
開発したトレーニング教材はコンサルティング時の技術導入に活用するだけでなく、単独の人材育成用トレーニングサービスとして多くの顧客に活用してもらっています。 - ツール事業
コンサルティングで実績のあるソリューションの一部は、多くの方に低価格で利用してもらえるよう、ツールとしても提供。
現在は、ソースコードの品質を診断する「eXquto」、モデルの品質を診断する「MODEL EVALUATOR」、異なるモデルどうしの変換ツール「mtrip」の3つをリリースしています。
高度なソフトウェアエンジニアリングの理論と、それらを使える技術として実践できるスキルを活かして、ソフトウェアに関わるあらゆる問題を解決する、まさに、これからの時代に必要なコンサルティングファームとして、新しいビジネス領域を突き進んでいます。
設立は平成20年9月です。
従業員数は平成30年5月末で49名、平均年齢は39.8歳、平均勤続年数は3.7年、平均年間給与は724.3万円です。
エクスモーションのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、エクスモーションの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
エクスモーションの上場日
エクスモーションのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/7/9 (月) ~ 7/13 (金) |
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仮条件 | 3,140円~3,340円 (抽選資金:31.4万円 ~ 33.4万円) | ||
当選口数 | 4,186口 | ||
発行済株式数 | 1,250,000株 | オファリングレシオ | 33.4% |
公募株数 | 200,000株 | 売出株数 | 164,000株 |
吸収金額 | 13.9億円 | O.A分 | 54,600株 |
仮条件決定日 | 7/5 (木) | 公開価格決定日 | 7/17 (火) |
購入期間 | 7/19 (木) ~ 7/24 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
エクスモーションの公開価格と初値
仮条件 | 3,140円~3,340円 | ||
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公開価格 | 3,340円 | 初値 | 5,000円 |
騰落率 | 49.70% | 倍率 | 1.50倍 |
初値売り損益 | 166,000円(5,000円 - 3,340円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
エクスモーションの初値予想と予想利益
エクスモーションの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
3,140円 ~ 3,340円
※抽選資金:31.4万円 ~ 33.4万円
上限は1.8%下ブレ↓ |
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初値予想 |
5,700円 ~ 6,700円※7/9 修正
(1.7倍~2.0倍) |
予想利益 | 23.6万円~33.6万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 3,200円 ~ 3,400円 ※抽選資金:32万円 ~ 34万円 |
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初値予想 | 5,800円 ~ 6,800円 (1.7倍~2.0倍) |
予想利益 | 24万円~34万円 |
エクスモーションの主幹事と幹事証券
エクスモーションのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事はIT系(ネットサービス系)の主幹事を務める事が多い「SBI証券」になります。 抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。 他に、投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「マネックス証券」や「SMBC日興証券」がおすすめです。 管理人はこちらの3社だけでIPOに41回当選しています。(全当選数の約77%) 公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。 現在、現金3,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
エクスモーションの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年11月 | 2016年11月 | 2015年11月 |
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売上高 | 694,132 | 622,069 | 583,900 |
経常利益 | 125,670 | 123,923 | 166,190 |
当期利益 | 85,270 | 80,924 | 103,201 |
純資産 | 368,351 | 307,819 | 238,194 |
配当金※ | 1,400.00 | 1,330.00 | 116,666.00 |
EPS※ | 4,584.41 | 4,392.84 | 1,330.00 |
BPS※ | 19,766.24 | 16,511.83 | 1,400.00 |
前期比(売上高) | 11.6% | 6.5% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
エクスモーションと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2018/07/24 バンク・オブ・イノベーション
… 初値売り損益:104,000円
騰落率:108.33%、倍率:2.08倍 - 2018/07/04 ロジザード
… 初値売り損益:160,000円
騰落率:177.78%、倍率:2.78倍 - 2018/06/27 プロパティデータバンク
… 初値売り損益:232,000円
騰落率:130.34%、倍率:2.30倍 - 2018/06/27 エーアイ
… 初値売り損益:250,000円
騰落率:250%、倍率:3.50倍 - 2018/06/27 IPS
… 初値売り損益:277,000円
騰落率:71.03%、倍率:1.71倍
エクスモーションのIPO分析
「AI(人工知能)」、「IoT」による第4次産業革命の幕開けにより、ソフトウェアがますます重要になるこれからの社会や組込みシステムに対しては、同社のもたらす「高品質なソフトウェア」は、これまで以上に期待されることが予想されます。
主要な顧客である日本の産業をリードする自動車分野で、最先端の製品開発を支援していくことでノウハウや知見をさらに蓄えていき、建設機器、農機、医療、FA等、あらゆる分野での開発支援にも携わっていくことで、引き続き、事業の積極的な展開を行っています。
参考までに
2018.7.9 追記。仮条件の決定に伴い、想定の初値予想は「5,700円 ~ 6,700円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると33.6万円の利益になりそうです。
2018.6.25 追記。評価は 高い「A」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
想定の仮条件は「3,200円 ~ 3,400円」。想定の初値予想は「5,800円 ~ 6,800円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると34万円の利益になりそうです。
ワンポイント
主幹事証券はIT系の主幹事を務める事が多い「SBI証券」です。
主幹事証券は割当数が多いので、当選口数も多くなります。
また、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。
「SBI証券」の「IPOチャレンジポイント」で当選を狙う!
管理人は過去に10度 IPOに当選をしております。(IPO実績)