ロジザード(4391):IPO上場情報
「ロジザード」は 倉庫や配送センターで商品の保管・入出荷業務を支援する在庫管理機能及び倉庫から出荷された店舗商品の在庫管理機能をクラウドサービスで提供している企業です。
また、入出荷や在庫管理の作業効率を上げるハンディターミナルやバーコード関連機器のレンタル及び販売も行っています。
ハンディターミナルとは、主に業務用で使用する、片手で持てるハンディサイズのデータ収集端末装置の総称で、バーコードなどの自動認識技術を用い、人の作業を効率的に代替することができる機器です。
- クラウドサービス売上高の約70%
- 倉庫在庫管理システム(「ロジザード ZERO」「ロジザード PLUS」)
倉庫在庫管理システムは、倉庫内に保管されている商品(在庫)の数を正確に把握するとともに、倉庫内業務の効率化を実現するためのシステムです。
入荷から出荷、返品、庫内での棚移動を含めすべての在庫の動きを、バーコードとそれを読み取るハンディターミナルにより物理的に管理する事で、「入出荷処理」「棚卸」「ロケーション管理」などを行うことができるようになります。
システム導入により、「正確な在庫管理」「誤出荷の防止」「倉庫内業務の効率化(標準化)」を実現することが可能になります。
対象顧客はEC通販を行っているメーカー、流通業、3PL企業。 - 店舗在庫管理システム「POSぴたRBM」
店舗における在庫管理に主眼を置き、複数の店舗に点在する在庫や売上データを本部にて一元管理することができるシステムです。
専用機器ではなくスマートフォンやタブレットなど既製品のモバイル端末を活用することで機器導入コストを下げ、さらにインターネット経由で利用するクラウドサービスのため、気軽に利用できるというメリットがあります。 - オムニチャネル支援システム「ロジザード OCE」
ロジザード ZERO」や「POSぴたRBM」を連動させることで共有された在庫情報を活用し、「商品を欲しいお客様」に「希望に合った方法」で商品をお届けするための最適な答えを導き出すための在庫マッチングエンジンです。
- 倉庫在庫管理システム(「ロジザード ZERO」「ロジザード PLUS」)
- 開発・導入サービス売上高の約23.8%
クラウドサービスの顧客に対して、ニーズに合わせた画面、帳票、インターフェイスなどの機能カスタマイズの開発サービス及びクラウドサービスの利用開始時の各種設定作業や作業者への教育サービスを提供。 - 機器販売サービス売上高の約5.9%
クラウドサービスに付随し、倉庫などで利用されるプリンターやアクセスポイント等の機器及びプリンターラベル等のサプライ品を販売。
同社のサービスは、クラウドサービスとして提供されているため、インターネットを経由して、サービスのすべての情報がリアルタイムで処理・共有されるのが特徴です。
在庫情報をリアルタイムに正確に把握できますので、販売店における売り逃しや在庫切れの機会ロスを減らすことが出来ます。
「ロジザード ZERO」は、倉庫管理システム パッケージシェア3年連続No.1!となっています。
ハンディターミナルを使ったクラウドサービスで物流倉庫のリアルタイム在庫管理を実現、365日サポートです。英語・中国語にも対応し、タイ・ベトナム・フィリピン・中国で導入実績ある倉庫管理システムです。
グループは同社と100%子会社である龍騎士供応鏈科技(上海)有限公司(中国現地法人)で構成。
設立は平成13年7月です。
従業員数は平成30年4月末で69名、平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は5.5年、平均年間給与は661.3万円です。
ロジザードのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ロジザードの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ロジザードの上場日
ロジザードのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/6/18 (月) ~ 6/22 (金) |
||
---|---|---|---|
仮条件 | 800円~900円 (抽選資金:8万円 ~ 9万円) | ||
当選口数 | 9,545口 | ||
発行済株式数 | 3,061,500株 | オファリングレシオ | 31.1% |
公募株数 | 400,000株 | 売出株数 | 430,000株 |
吸収金額 | 8.5億円 | O.A分 | 124,500株 |
仮条件決定日 | 6/14 (木) | 公開価格決定日 | 6/25 (月) |
購入期間 | 6/26 (火) ~ 6/29 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ロジザードの公開価格と初値
仮条件 | 800円~900円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 900円 | 初値 | 2,500円 |
騰落率 | 177.78% | 倍率 | 2.78倍 |
初値売り損益 | 160,000円(2,500円 - 900円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ロジザードの初値予想と予想利益
ロジザードの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
800円 ~ 900円
※抽選資金:8万円 ~ 9万円
上限は13.9%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
1,800円 ~ 2,100円※6/18 修正
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 9万円~12万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 750円 ~ 790円 ※抽選資金:7.5万円 ~ 7.9万円 |
---|---|
初値予想 | 1,600円 ~ 1,800円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 8.1万円~10.1万円 |
ロジザードの主幹事と幹事証券
ロジザードのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
---|---|
引受幹事証券 |
|
委託幹事証券 | |
備考 | 主幹事は「野村證券」になりました。 他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。 現在、現金3,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ロジザードの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年6月 | 2016年6月 | 2015年6月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,069,188 | 1,010,035 | 852,675 |
経常利益 | 97,744 | 77,589 | 68,739 |
当期利益 | 66,582 | 50,173 | 50,105 |
純資産 | 353,369 | 286,787 | 228,739 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 25.73 | 19.98 | 11,026.71 |
BPS※ | 136.56 | 110.83 | 46,209.94 |
前期比(売上高) | 5.9% | 18.5% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年6月 | 2016年6月 |
---|---|---|
売上高 | 1,073,681 | 1,010,035 |
経常利益 | 87,875 | 74,042 |
当期利益 | 56,713 | 46,626 |
純資産 | 339,690 | 282,422 |
EPS※ | 21.91 | 18.57 |
BPS※ | 131.28 | 109.14 |
前期比(売上高) | 6.3% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
ロジザードと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2018/06/27 プロパティデータバンク
… 初値売り損益:232,000円
騰落率:130.34%、倍率:2.30倍 - 2018/06/27 エーアイ
… 初値売り損益:250,000円
騰落率:250%、倍率:3.50倍 - 2018/06/27 IPS
… 初値売り損益:277,000円
騰落率:71.03%、倍率:1.71倍 - 2018/06/21 ZUU
… 初値売り損益:395,000円
騰落率:246.88%、倍率:3.47倍 - 2018/06/19 メルカリ
… 初値売り損益:200,000円
騰落率:66.67%、倍率:1.67倍
ロジザードのIPO分析
専門性が高いサービスであり、クラウドサービスを活用している事業はIPOの中でも特に人気があります。
人気が高いIPOの特徴
売上高・経常利益 共に右肩上がりで、市場からの調達金額が 7.3億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
参考までに
2018.6.18 追記。想定の初値予想は「1,800円 ~ 2,100円」に修正されました。
予想上限にて「初値売り」をすると12万円の利益になりそうです。
2018.6.4 追記。評価は 最も高い「S」となりました。
想定の仮条件は「750円 ~ 790円」。想定の初値予想は「1,600円 ~ 1,800円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると10万円の利益になりそうです。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
ワンポイント
主幹事証券は大手の「野村證券」。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの割当数も主幹事が一番多いです。(当選口数が一番多い)
また、「野村證券」ではIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すれば良いという庶民にとって嬉しいシステムを採用している証券会社なので気軽に参加も可能です!
IPOの抽選資金不要で庶民に有難い証券会社
気軽に運試し出来ますので 参加しておきたい証券会社です。
他にも、1人1票の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。
IPOにおすすめの証券会社
追加の委託幹事として「岡三オンライン証券」が決まりました。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に運だめしで参加しましょう~。
現在、現金3,000円がもらえる「お得なタイアップキャンペーン」も行っています。