プロパティデータバンク(4389):IPO上場情報
「プロパティデータバンク」は 不動産・施設等の運用管理に関するクラウドサービスの提供を行っている企業です。
統合資産管理クラウドサービス「@プロパティ」は 不動産・施設等の運用管理における業務効率の改善に資するためのサービスで利用者によるサーバーの購入やソフトウェアのインストールは不要です。
「@プロパティ」の導入効果とメリットです。
- 不動産マネジメントに関する業務の省力化及び効率化
- 国内外全ての不動産情報の一元化
- オーナーと管理会社等の関係者の情報共有化
- 内部統制の強化支援
- コストの削減
- バージョンアップ対応
- セキュリティ対策と危機管理
クラウド型のサービスは自社開発で多大なコストをかけることなく、月額料金で安定したコストにより 最新のサービスを利用できるのが強みです。
インターネットを利用できる環境を用意すれば社内・社外、国内・国外問わず、どこからでもサービスを利用することが可能です。
- クラウドサービス売上高の約79.4%
「@プロパティ」の提供・保守メンテナンス及びユーザーサポートを主に行っており、顧客からは月額で登録建物データ数に応じた従量課金による月額利用料及び保守サービス料を得ています。 - ソリューションサービス売上高の約20.6%
既に「@プロパティ」を導入している顧客、または導入を予定している顧客に対して、クラウドサービスを基盤にした業務効率化支援を実施しながらも、個々の顧客特有のニーズに応じて、顧客の業務上の課題解決を実現するため、「@プロパティ」に関する「初期コンサルティング」「データ登録代行」「オプション販売」「カスタマイズ」などのサービスを提供。
クラウドサービスは、利用者が増えれば増えるほど、利益率が高くなるビジネスモデルですので上場によりサービスの知名度が上がれば業績に良い影響を与えそうです。
設立は平成12年10月です。
従業員数は平成30年4月末で53名、平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は5.9年、平均年間給与は714万円です。
プロパティデータバンクのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、プロパティデータバンクの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
プロパティデータバンクの上場日
上場日 | 2018/6/27(水) | 証券コード | 4389 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | プロパティデータバンク(4389) | ||
時価総額 | 33.6億円(公開価格で計算) 77.3億円(初値で計算) |
プロパティデータバンクのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2018/6/11 (月) ~ 6/15 (金) |
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仮条件 | 1,660円~1,780円 (抽選資金:16.6万円 ~ 17.8万円) | ||
当選口数 | 4,347口 | ||
発行済株式数 | 1,886,500株 | オファリングレシオ | 23% |
公募株数 | 210,000株 | 売出株数 | 168,000株 |
吸収金額 | 7.7億円 | O.A分 | 56,700株 |
仮条件決定日 | 6/7 (木) | 公開価格決定日 | 6/18 (月) |
購入期間 | 6/19 (火) ~ 6/22 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
プロパティデータバンクの公開価格と初値
仮条件 | 1,660円~1,780円 | ||
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公開価格 | 1,780円 | 初値 | 4,100円 |
騰落率 | 130.34% | 倍率 | 2.30倍 |
初値売り損益 | 232,000円(4,100円 - 1,780円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
プロパティデータバンクの初値予想と予想利益
プロパティデータバンクの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,660円 ~ 1,780円
※抽選資金:16.6万円 ~ 17.8万円
上限は1.1%上ブレ↑ |
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初値予想 |
3,500円 ~ 4,100円
(2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 17.2万円~23.2万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,560円 ~ 1,760円 ※抽選資金:15.6万円 ~ 17.6万円 |
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初値予想 | 3,500円 ~ 4,100円 (2.0倍~2.3倍) |
予想利益 | 17.4万円~23.4万円 |
プロパティデータバンクの主幹事と幹事証券
プロパティデータバンクのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」や抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。 当選口数が少なく、公募割れリスクも低いと想定されますので積極的に応募していきましょう。 |
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
プロパティデータバンクの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2017年3月 | 2016年3月 | 2015年3月 |
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売上高 | 1,081,884 | 1,130,728 | 1,031,541 |
経常利益 | 141,088 | 172,370 | 90,628 |
当期利益 | 90,519 | 113,933 | 56,322 |
純資産 | 940,758 | 850,239 | 736,305 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 60.43 | 76.06 | 26,319.11 |
BPS※ | 628.01 | 567.58 | 344,068.21 |
前期比(売上高) | -4.3% | 9.6% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
プロパティデータバンクと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
プロパティデータバンクのIPO分析
専門性の高いサービスの提供スタイルはIPOの中でも特に人気があります。
ワンポイント
クラウド型のサービスは利用者によるサーバーの購入やソフトウェアのインストールが不要な事から人気があります。
また、自社で多大なコストをかけてシステムを自社開発することなく、安定的なコスト(月額料金)にて利用でき、システムの管理やアップデートもシステム提供側(プロパティデータバンク)で行いますので、利用者(顧客)の負担も少ないです。
事業モデルとしても、安定的な顧客からの月額収入が見込めます。
利用者が増えれば増えるほど 儲かる仕組みですので、上場により知名度が上がるメリットも大きいです。
クラウドサービスは、同社の売上高の約79.4%を占めています。
参考までに
2018.5.28追記。評価は 最も高い「S」となりました。
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
想定の仮条件は「1,560円 ~ 1,760円」。想定の初値予想は「3,500円 ~ 4,100円」となっています。
予想上限にて「初値売り」をすると23.4万円の利益になりそうです。
市場からの調達金額が 7.2億円程度 と 人気化しやすい小型案件である事から 初値にも大きな期待が出来そうです。
人気が高いIPOの特徴
公募割れリスクも低いと想定されますので、積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いたいところです。
おすすめ証券会社
投資資金に関係ない一人一票制の「公平抽選」で 庶民でも当選確率が期待できる「SMBC日興証券」、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与される「SBI証券」がおすすめです。
IPOにおすすめの証券会社