Kaizen Platform(4170):IPO上場情報
Kaizen Platformは、KPIを改善するUXソリューションと、5G時代の動画制作プラットフォームを提供する動画ソリューションを主なサービスとしている企業です。
クライアントのWebサイトを改善することで、CVRを向上させ、クライアントのWebビジネスの成長を支援。
KPIとは各社で定めている重要経営指標のことです。
KPIの推移を見ることで、目標に対して事業が上手くいってるかどうかの判断材料に。
CVRとは会員登録や商品購入などの成約率。
2020年5月にリリースした「KAIZEN Sales」は、ブラックボックス化しがちな商談に対して、営業資料を動画化するとともに、営業活動をデータ化・可視化して一括管理し、対面/非対面問わず効率的な営業活動を可能にするクラウド型の営業向けCMSで、コロナ禍の営業・商談に需要が高そうなコンテンツ管理システムです。
グループは同社と連結子会社1社で構成。
従業員数は2020年10月末で59名、平均年齢は36.8歳、平均勤続年数は1.9年、平均年間給与は829.7万円。
Kaizen PlatformのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Kaizen Platformの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
Kaizen Platformの上場日
上場日 | 2020/12/22(火) | 証券コード | 4170 |
---|---|---|---|
市場 | 東証マザーズ | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | Kaizen Platform(4170) | ||
時価総額 | 177.4億円(公開価格で計算) 180.5億円(初値で計算) |
Kaizen Platformのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2020/12/7 (月) ~ 12/11 (金) |
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仮条件 | 1,100円~1,150円 (抽選資金:11万円 ~ 11.5万円) | ||
当選口数 | 57,606口 | ||
発行済株式数 | 15,424,473株 | オファリングレシオ | 37.3% |
公募株数 | 1,550,000株 | 売出株数 | 3,459,300株 |
吸収金額 | 66.2億円 | O.A分 | 751,300株 |
仮条件決定日 | 12/3 (木) | 公開価格決定日 | 12/14 (月) |
購入期間 | 12/15 (火) ~ 12/18 (金) | ||
備考 |
【12.14追記】売出は、国内売出し1,415,700株、海外売出し2,043,600株。 |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
Kaizen Platformの公開価格と初値
仮条件 | 1,100円~1,150円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 1,150円 | 初値 | 1,170円 |
騰落率 | 1.74% | 倍率 | 1.02倍 |
初値売り損益 | 2,000円(1,170円 - 1,150円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
Kaizen Platformの初値予想と予想利益
Kaizen Platformの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,100円 ~ 1,150円
※抽選資金:11万円 ~ 11.5万円
上限は4.5%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
1,320円 ~ 1,550円※12/3 修正
(1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 1.7万円~4万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,100円あたり ※抽選資金:11万円あたり |
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初値予想 | 1,210円 ~ 1,430円 (1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 1.1万円~3.3万円 |
初値予想アンケート
Kaizen Platform(4170)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,150円)を基準価格に修正しています。
有効回答:317票 投票期限:2020/12/21 (月) 23:59までKaizen Platformの主幹事と幹事証券
Kaizen PlatformのIPOを取り扱っている証券会社です。
Kaizen Platformの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 SBI証券 |
69.57% | 4,007,500株 | 28,052口 |
クレディ・スイス証券 | 21.74% | 1,252,300株 | 0口 |
大和証券 | 3.48% | 200,400株 | 501口 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2.61% | 150,300株 | 150口 |
みずほ証券 | 0.87% | 50,100株 | 50口 |
岡三証券 | 0.43% | 25,000株 | 25口 |
岩井コスモ証券 | 0.43% | 25,000株 | 25口 |
JTG証券 | 0.43% | 25,000株 | 25口 |
極東証券 | 0.43% | 25,000株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、20口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事であるSBIネオトレード証券と岡三オンラインとauカブコム証券とネオモバは、委託数が公表されていません。
海外売出し2,043,600株が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
Kaizen Platformの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 | 2017年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,299,370 | 943,434 | 454,769 |
経常利益 | -234,543 | -498,123 | -113,256 |
当期利益 | -249,061 | -513,990 | -188,522 |
純資産 | 436,739 | -154,505 | 359,476 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -40.99 | -84.59 | -46.03 |
BPS※ | -153.65 | -112.66 | -28.06 |
前期比(売上高) | 37.7% | 107.5% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 |
---|---|---|
売上高 | 1,354,946 | 988,239 |
経常利益 | -150,475 | -454,667 |
当期利益 | -162,646 | -459,394 |
純資産 | 1,152,224 | 491,246 |
EPS※ | -26.77 | -75.61 |
BPS※ | -388.82 | -359.77 |
前期比(売上高) | 37.1% | ― |
上位株主とロックアップ情報
Kaizen Platformの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
須藤 憲司 代表取締役社長 |
4,600,000株
28.95%
|
225,000株 | 180日 |
Japan Ventures Ⅰ L.P. VC |
2,554,551株
16.08%
|
2,043,700株 | 90日/ 1.5倍 |
AT-I投資事業有限責任組合 VC |
1,303,064株
8.20%
|
533,000株 | 90日/ 1.5倍 |
石橋 利真 従業員 |
1,125,000株
7.08%
|
56,300株 | 180日 |
(株)エヌ・ティ・ティ・アド |
1,011,686株
6.37%
|
- | 180日 |
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合(SBIインベストメント) VC |
636,942株
4.01%
|
- | 90日/ 1.5倍 |
YJ2号投資事業組合 VC |
529,608株
3.33%
|
264,900株 | 90日/ 1.5倍 |
(株)コロプラ |
423,451株
2.67%
|
211,800株 | 90日/ 1.5倍 |
大日本印刷(株) |
400,000株
2.52%
|
- | |
渡部 拓也 取締役 |
360,000株
2.27%
|
- |
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、1,725円です。
直近の類似IPOの上場結果
Kaizen Platformと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
Kaizen PlatformのIPO分析
Webサイトのサービスを使いやすく分かりやすくするUX改善と、動画制作プラットフォーム、さらにDX推進という事業内容は、現在の時代にマッチした事業内容です。
直近IPOだと、2020年6月に上場したグッドパッチと事業内容が似ているかなぁと思います。
公開価格 690円、初値 2,757円、11/27の終値 2,731円。
大企業を中心に顧客基盤を拡大中。
まだ第4期ですが、第3四半期(2020年7月~9月)で経常利益が黒字化しています。今期はいまのところ累計でも黒字。
国内で蓄積したデータ・ノウハウを活用して、戦略的に海外展開を図っていくようです。
ちなみに、同社は顧客のKPI改善事業を行っていますが、同社の各KPIの推移はこちらです。(KPIとは重要経営指標)
目標値が書かれていないので、達成状況がなんとも言えませんが、数値は伸びています。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 時代にマッチした事業内容で将来性高い。
- 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
- 市場からの吸収金額が63.3億円と大きい。(吸収金額による実績)
- オファリングレシオが37.3%とやや高い。
- 売出比率が69%と高い。
- 同日に3社が上場。3社ともに将来性高い大型のベンチャー企業で投資資金の分散懸念。3社の中では一番弱いかも。
- ベンチャーキャピタルの保有株が多いが、ロックアップはきっちり。
- 売上高は堅調に推移。
12.3追記。仮条件は1,100円 ~ 1,150円に決定。(想定価格1,100円より4.5%上ブレ↑)
初値予想を1,320円 ~ 1,550円に修正。予想利益は1.7万円~4万円です。
初値予想は上方修正しましたが、市況が悪ければ公募割れのリスクもあるIPOになります。
目論見書の想定仮条件は1,100円。初値予想は1,210円 ~ 1,430円としました。
予想利益は1.1万円~3.3万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
12月IPOは大型のベンチャーIPOが多いですよね~。
その中では相対的に弱い(資金が集まらない)かもしれません。
とはいえ、カブスルは幹事証券にて積極的にIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。
主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。
カブスルは16回 IPOに当選しています。
追加の委託幹事として岡三オンライン証券とライブスター証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ない証券会社です。
さらに追加の委託幹事としてauカブコム証券が決まりました。
委託幹事は気づかれないことも多いので可能なら参加しておきたいです。
1株からIPOに参加できるネオモバからも申込が可能になりました。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
- SBI証券
幹事数は9割以上とかなり多い!
口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる。 - ライブスター証券
抽選資金不要で幹事数が多い
口座開設+取引で現金2,000円がもらえる。 - auカブコム証券
全体の2~3割の委託幹事に
口座開設+投資信託の購入で現金2,000円がもらえる。 - 岡三オンライン証券
抽選資金不要で幹事数が多い
口座開設+入金で現金2,000円がもらえる。