IPOに当選しないのは努力が足りない可能性がある
楽天証券と松井証券で数社のIPOに申し込みましたが当選できません。
どうしたらIPOに当選できますか?
IPOは簡単には当選しません。努力が足りない可能性が大きいです。
IPOは宝くじのようだと説明していますが、当選確率を上げるコツがあります。
当たらないという人に話を聞くと、努力が足りていないことの方が多いです。
目次
IPOはやるべき事をやらないと当選しない!
IPOはきちんと取り組まないと当たりません!
IPO当選に向けて、やるべきことを確認していきましょう。
全力でIPOに取り組んでいるカブスルで、2023年のIPO当選確率は1.42%です。
この当選確率を高いとみるか低いとみるかは人それぞれかと思いますが、全力でIPOに参加すれば1~2%で当選する可能性があるIPO投資は、個人的には期待値が高いと思います。
当たらない宝くじよりはマシ。
上記の当選確率を踏まえ、アドバイスが二点 あります。
抽選機会を増やすために証券会社の口座開設数を増やす
IPO当選の王道は、証券会社の口座開設数を増やすことです。
当選確率をあげるためには、IPOの抽選の参加機会を増やす必要があります。
参考までに2023年に上場したIPOは96社。
主な証券会社のIPOの実績(幹事数)は次の通り。
証券会社 | 幹事数 | 初値売りによる 平均損益 |
---|---|---|
平等抽選 マネックス証券 |
53社(全体の55%) | 96,355円 |
主幹事が多い SMBC日興証券 |
52社(全体の54%) | 62,287円 |
ライバル少ない今が超おすすめ 大和コネクト証券 |
44社(全体の46%) | 76,584円 |
抽選資金不要 松井証券 |
70社(全体の73%) | 91,904円 |
2千円もらえる SBI証券 |
91社(全体の95%) | 87,922円 |
抽選資金不要 SBIネオトレード証券 |
23社(全体の24%) | 109,652円 |
抽選資金不要 岡三オンライン |
49社(全体の51%) | 57,333円 |
楽天証券 | 61社(全体の64%) | 85,133円 |
auカブコム証券 | 26社(全体の27%) | 52,781円 |
みずほ証券 | 48社(全体の50%) | 101,756円 |
大和証券 | 44社(全体の46%) | 76,584円 |
野村證券 | 43社(全体の45%) | 90,026円 |
DMM.com証券 | 9社(全体の9%) | 112,422円 |
質問者さんは、松井証券と楽天証券で参加されているようなので、抽選の参加機会は最大で131回でした。
一方、カブスルは上記の証券会社にすべて口座開設していますので、抽選の参加機会は最大で613回。
カブスルの方が、単純計算で質問者さんより4.6倍も当選しやすいです。
特にマネックス証券とSMBC日興証券は、カブスルのIPOの当選回数が多くIPO当選狙いにオススメです。
抽選も平等抽選で、投資資金量に当選が左右されないのも魅力です。
IPOの抽選資金が足りない場合は?
IPOの抽選資金が足りない方は、抽選時に資金を必要としない証券会社の口座開設を優先しましょう。
口座への入金がゼロでもIPOに申し込めるので、口座開設しておいて損はありません。
抽選資金が不要の証券会社の直近のIPO実績(幹事数)です。
証券会社 | IPO実績 2023年 |
IPO実績 2022年 |
---|---|---|
松井証券 5回当選 |
70社 全体の73% |
55社 全体の60% |
岡三オンライン | 49社 全体の51% |
38社 全体の42% |
野村證券 主幹事多い |
43社 全体の45% |
38社 全体の42% |
SBIネオトレード証券 1回当選 |
23社 全体の24% |
21社 全体の23% |
DMM.com証券 | 5社 全体の4% |
5社 全体の5% |
特に野村證券と松井証券は、約4割のIPOに資金ゼロで参加できるので、当選を目指すには口座開設がオススメです。
抽選資金は自分でつくる
抽選資金が足りないと嘆いていても、資金は勝手に増えません。
目標を持って資金を貯めていきましょう!
毎月の貯金額 | 1年間で貯まる 抽選資金 |
5年間で貯まる 抽選資金 |
---|---|---|
月500円 | 6,000円 | 3万円 |
月1,000円 | 1万2,000円 | 6万円 |
月3,000円 | 3万6,000円 | 18万円 |
月5,000円 | 6万円 | 30万円 |
月1万円 | 12万円 | 60万円 |
2023年のIPOのうち、10万円の抽選資金があれば参加でき、初値売りによる利益額が大きかったIPOです。
株式投資では大きな資金が必要なイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
用意する抽選資金が10万円以下でも大きな利益を得られるのが、お分かり頂けるかと思います。
評価「B」以上のIPOに積極的に参加する
IPO当選を目指すなら、評価「B」以上のIPOに積極的に参加してみましょう。
内容によっては「C」のIPOにも申し込みたいところですが、心配な方は「B」以上を狙うことで公募割れのリスクが小さくなります。
年 | S | A | B | C | D |
---|---|---|---|---|---|
2023年 全96社 |
0社 | 0社 | 8社 全体の8.3% |
13社 13.5% |
5社 5.2% |
2022年 全91社 |
0社 | 0社 | 4社 4.3% |
12社 13.1% |
3社 3.2% |
2021年 全125社 |
0社 | 1社 0.8% |
4社 3.2% |
14社 11.2% |
3社 2.4% |
質問者さんは数社のIPOに申し込んだようですが、数社程度の申し込みではIPOに当たりません!
2023年の場合、評価「B」以上のIPOは46社、「C」以上のIPOは65社ありました。
仮に当選確率がカブスルと同じ1%~2%あれば、運次第ですが1社くらいの当選は見込めました。
IPOはなかなか当選しませんが、地道な努力を続ければ、いつか当選するのがIPOだと思います。
(参考)落選続きを嘆いている方へのつぶやき
IPOラッシュ時は、抽選発表が多いので、当選報告も多くなります。
その当選報告を見て嘆いている方を、たくさん見かけましたのでツイートしてみました。(全6ツイート)
本当は、12月IPOに当選していなかったら言う予定だったんだけど、悲観している方をよく見かけるので一言。
— カブスル@庶民のIPO運営者December 12, 2020
資金が限られている一般人(庶民)にできることは、努力すること。(コツ&コツコツ)
IPOって当選に向けてやるべきことをやって、あとは「運に任せる」しかないんですよね。 pic.twitter.com/xtgr6EiBKG
IPO当選に向けてやるべきことっていうのは、
— カブスル@庶民のIPO運営者December 12, 2020
1?? 抽選の参加機会を増やすこと
2?? きちんと参加すること
ひとつの証券会社で参加するよりは、2つの証券会社。2つよりは3つ。3つよりは…。
カブスルは19社に口座開設しています。
異常でしょ?(苦笑)
でも、当選したいのでココまでしています。 pic.twitter.com/7VSReunAEn
そして、きちんと参加すること。
— カブスル@庶民のIPO運営者December 12, 2020
口座数増やしても、参加しないと意味ありません。
12月IPOは26社もあり、申込管理や資金管理が大変でした。
大変だけれども、庶民はIPO管理帳やエクセル、手帳、なんでもいいから管理して参加するしかないんです。
お金持ちはSBIに数億入れて参加するだけでOK。 pic.twitter.com/n7EYjC9Rrf
やることやったら、あとは「当選」を待つのみ。
— カブスル@庶民のIPO運営者December 12, 2020
まぁ、わたしは占い師じゃないので、明日あたるか3年後に当たるかは知りませんが。
ただし、やることやらないと、当選だってしづらいです。つまり、当選への待ち時間が長くなる。
待ち時間が長くなるから諦める。もったいない。 pic.twitter.com/JyVJmH94Gf
あと、他人の当選報告。
— カブスル@庶民のIPO運営者December 12, 2020
気にしても仕方ないです。
まぁ、SNSだから見かける機会が多いと思うんですが、落選はカブスルもわざわざ つぶやきません。
当たり前ですが、当選者より落選者の方が圧倒的に多いです。 pic.twitter.com/DfwgsfqDUN
IPOの参加ほど、ローリスクで大きな利益を得られる機会のある投資はないと思います。
— カブスル@庶民のIPO運営者December 12, 2020
だから個人投資家に人気。
めったに当たらないけど、宝くじよりマシ。
コツ&コツコツで当選を目指していきましょう!
以上、ちょっとさん(@nekochotto)の かわいいイラストと共にお伝えしました。 pic.twitter.com/jw9iCXatdh
是非、コツコツとIPO当選を目指して頑張ってみて下さい。