伸和ホールディングス(7118):IPO上場情報と初値予想


伸和ホールディングスは、飲食事業として「炭火居酒屋炎」、物販事業としてお持ち帰り専門店「美唄焼鳥・惣菜炎」の展開、冷凍加工食品の卸売を行っている企業です。グループは同社と連結子会社1社で構成。

事業の内容

TOKYO PRO Marketから札証アンビシャスに鞍替え上場。

IPO的にはローカル市場&ローカルな飲食・物販事業として、市場からの注目度は低くなりそうです。

※詳細は企業紹介IPOのポイントにて。


伸和HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、伸和HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

伸和ホールディングスの上場日

C
  • 業績:好調
  • IPO人気:なし
  • オファリングレシオ:低い
  • 売出多い
  • 調達金額:小さい

上場日 2024/10/21(月) 証券コード 7118
市場 札幌アンビシャス 業種 小売業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス 伸和ホールディングス(7118)
時価総額
22.3億円(仮条件の上限で計算)

伸和ホールディングスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2024/10/2 (水) ~ 10/8 (火)

仮条件 1,400円~1,650円 (抽選資金:14万円 ~ 16.5万円)
当選口数 1,700口
発行済株式数 1,350,000株 オファリングレシオ 12.5%
公募株数 50,000株 売出株数 120,000株
吸収金額 2.3億円~2.8億円 O.A分 0株
仮条件決定日 9/30 (月) 公開価格決定日 10/9 (水)
購入期間 10/10 (木) ~ 10/16 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

伸和ホールディングスの公開価格と初値

仮条件 1,400円~1,650円
公開価格 10/9 (水)に決定 初値 (初値予想)1,510円 ~ 1,700円※10/1 修正
騰落率 -  倍率  -
初値売り損益 (予想利益)-14,000円~5,000円※10/1 修正

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

伸和ホールディングスの初値予想と予想利益

伸和ホールディングスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,400円 ~ 1,650円 ※抽選資金:14万円 ~ 16.5万円
初値予想 1,510円 ~ 1,700円※10/1 修正
(0.9倍~1.0倍)
予想利益 -1.4万円~5,000円

想定価格と初値予想

想定価格 1,650円あたり ※抽選資金:16.5万円あたり
初値予想 1,650円 ~ 1,750円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 0円~1万円
送信中...

初値予想アンケート

伸和ホールディングス(7118)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

仮条件の上限(1,650円)を基準価格に修正しています。

有効回答:151   投票期限:2024/10/20 (日) 23:59まで
3倍以上(4,950円以上)
7票  5%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(4,125円以上~4,950円未満)
1票  1%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(3,300円以上~4,125円未満)
8票  5%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,475円以上~3,300円未満)
1票  1%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,980円以上~2,475円未満)
5票  3%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,650円以上~1,980円未満)
12票  8%
投票済み

公募割れ(1,650円未満)
117票  77%
投票済み

伸和ホールディングスの主幹事と幹事証券

伸和ホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。

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伸和ホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2024年3月 2023年3月 2022年3月
売上高 5,867,699 5,355,997 3,934,579
営業利益 174,193 44,515
営業利益率 2.97% 0.83%
経常利益 204,396 275,841 160,504
当期利益 135,412 140,584 24,503
純資産 501,702 406,590 266,005
配当金 33.00 31.00 -
EPS 104.16 108.14 18.84
BPS 385.92 312.76 204.61
前期比(営業利益) 291.3%
前期比(売上高) 9.6% 36.1%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2024年3月 2023年3月
売上高 5,871,694 5,359,665
営業利益 188,758 53,877
営業利益率 3.21% 1.01%
経常利益 208,818 273,725
当期利益 140,094 138,465
純資産 511,081 411,286
EPS 107.76 106.51
BPS 393.14 316.37
前期比(営業利益) 250.3%
前期比(売上高) 9.6%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

伸和ホールディングスのPERとPBR

仮条件の上限(1,650円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2023年3月
(実績/連結)
15.49倍 5.22倍 106.51 316.37
2024年3月
(実績/連結)
15.31倍 4.2倍 107.76 393.14
2025年3月
(予想/連結)
15.44倍 - 106.89 -

伸和ホールディングスの配当金と配当利回り

仮条件の上限(1,650円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2023年3月
(実績)
31円 1.87% 28.6%
2024年3月
(実績)
33円 2% 31.7%
2025年3月
(予定)
32円 1.93% -

上位株主とロックアップ情報

伸和ホールディングスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
株式会社STT 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 600,000
44.43%
- 180日
佐々木 稔之 代表取締役社長 350,000
25.92%
60,000 180日
佐々木 智範 代表取締役副社長 350,000
25.92%
60,000 180日
唐川 光広 取締役 6,500
0.48%
(6,500)
-
大野 誠 取締役 6,500
0.48%
(6,500)
-
中山 洋輔 取締役 4,300
0.32%
(4,300)
-
北本 哲也 従業員 3,400
0.25%
(3,400)
-
武田 正平 従業員 3,000
0.22%
(3,000)
-
杉下 清次 取締役 2,200
0.16%
(2,200)
-
大山 達 従業員 2,200
0.16%
(2,200)
-
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
  • 180日のロックアップ期間は、2025年4月18日まで
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

伸和ホールディングスと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「東京プロマーケット」のIPOの直近の結果です。

  • 2024/03/21 STG
    初値売り損益:129,500円
    (騰落率:67.45%、倍率:1.67倍)
  • 2023/12/04 アスマーク
    初値売り損益:-15,000円
    (騰落率:-6.52%、倍率:0.93倍)
  • 2023/09/25 ジェイ・イー・ティ
    初値売り損益:-21,000円
    (騰落率:-4.54%、倍率:0.95倍)
  • 2023/06/26 ブリッジコンサルティングGP
    初値売り損益:281,000円
    (騰落率:216.15%、倍率:3.16倍)
  • 2023/06/26 QLS HD
    初値売り損益:15,000円
    (騰落率:23.08%、倍率:1.23倍)

伸和ホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:札幌アンビシャス」かつ「業種:小売業」の直近のIPO結果です。

伸和ホールディングスのIPO分析

カブスルの地元は北海道。炭火居酒屋 炎に飲みに行ったこともあります。安くて美味しいイメージ。(個人投資家さんの集まりで行った)

特定地域内に集中した店舗展開を行うドミナント出店により、店舗運営の効率を高めています。
店舗間の人材・食材の相互融通等により、機会損失の発生を回避。

出店における特徴

札幌アンビシャスへの単独上場は、2022年9月に上場したキットアライブ以来です。
アンビシャスは本則市場へのステップアップを視野に入れた中小・中堅企業向けの育成市場です。東証でいえばグロース市場の位置づけ。

2023年1月にTOKYO PRO Marketに株式上場。10月20日にPRO Marketは上場廃止し、札証アンビシャスに鞍替え上場。

2025年3月期の業績予想(連結)が発表されています。
想定価格で算出したPERは15.4倍。前期実績で算出したPERは15.3倍、PBRは4.2倍(PERとPBR

業績予想

予定されている配当金は32円。前期の33円より1円減配。
想定価格で算出した配当利回りは1.94%(配当利回り

うーん。いきなりの減配予定は印象悪いので、配当金は維持してもらいたかったですが増収減益予想だから仕方ないのか。

IPO的にはローカル市場&ローカルな飲食・物販事業として、市場からの注目度は低くなりそうです。
個人投資家に人気の高い株主優待を発行して頂ければ嬉しい。同社は冷凍加工食品の卸も行っています。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 業績は安定的(決算情報
  • オファリングレシオが12.5%と低いIPOデータ
  • 2025年3月期の配当金は32円の予定。想定価格による配当利回りは1.94%(配当利回り
  • 成長をイメージしにくい事業内容
  • 流動性に心配がある地方単独上場
  • 【10.1追記】仮条件が弱く下限価格が安い。ロードショーの反応が悪いか?
  • 2025年3月期の業績予想(前期比)は、売上高 6,048百万円(+3%)、営業利益 198百万円(+5.1%)
  • 想定価格と2025年3月期の予想実績(連結)によるPERは15.4倍。前期実績で計算したPERは15.3倍、PBRは4.2倍(PERとPBR
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
  • 株主優待発行の可能性ある?(優待は個人投資家に人気あり)

10.1追記。仮条件が1,400円 ~ 1,650円に決定(想定価格の1,650円が上限、下限価格が低い)
初値予想を1,510円 ~ 1,700円に修正。予想利益は-1.4万円~5,000円です。

目論見書の想定仮条件は1,650円。初値予想は1,650円 ~ 1,750円としました。
予想利益は0円~1万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

これは個人的なことですが わたしは現在、札証単独上場の株は地元応援ですべて保有中。
神和も購入し長期保有する予定です。IPOにも積極参加。

こちらをご覧の方は、公募割れも考慮して参加・不参加の判断をお願いします。
【10.1追記】仮条件が弱く、公募割れの可能性が高まりました

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企業紹介

伸和ホールディングスは、飲食事業として「炭火居酒屋炎」、物販事業としてお持ち帰り専門店「美唄焼鳥・惣菜炎」の展開、冷凍加工食品の卸売を行っている企業です。グループは同社と連結子会社1社で構成。

事業内容

店舗で提供する「塩ザンギ」、「生つくね」、「焼き鳥」等の主力製品の仕込み製造を一括してセントラルキッチンで行うことで、提供料理の質の均一化、各店舗での製造工程の一部省略により料理を迅速に提供。

原則、直営店にすることで、会社方針の浸透、店舗管理も機動的に実施。

設立は2006年8月
従業員数は94名、平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は5.2年、平均年間給与は430.3万円(2024年8月末)

伸和HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、伸和HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

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