Fast Fitness Japan(7092):IPO上場情報


Fast Fitness Japanは、24時間型フィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の日本におけるマスターフランチャイジーとしてフィットネスクラブ運営事業を行っている企業です。

Fast Fitness Japan

エニタイムフィットネスは、米国Anytime Fitness, LLCが世界27国に展開。

エニタイムフィットネスの特徴。

  • 24時間 年中無休。
  • マシンジム特化型。
  • 低価格の実現。

日本では、2010年10月に東京都調布市に第一号店をオープン。
直営店とフランチャイズ店を合わせて国内で829店舗を展開しています。

地域別出店状況

3月18日に上場予定でしたが、コロナショックにより延期となっていました。(9社目の再承認)

設立は2010年5月。
従業員数は2020年9月末で199名、平均年齢は31.6歳、平均勤続年数は2.2年、平均年間給与は471.4万円。


Fast Fitness JapanのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Fast Fitness Japanの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

Fast Fitness Japanの上場日

C
  • オファリングレシオ:やや低い
  • 公募多い
  • 調達金額:大きい

上場日 2020/12/16(水) 証券コード 7092
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス Fast Fitness Japan(7092)
時価総額
244.1億円(公開価格で計算)
325.5億円(初値で計算)

Fast Fitness Japanのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2020/11/30 (月) ~ 12/4 (金)

仮条件 2,000円~2,250円 (抽選資金:20万円 ~ 22.5万円)
当選口数 20,700口
発行済株式数 10,850,000株 オファリングレシオ 19%
公募株数 1,600,000株 売出株数 200,000株
吸収金額 46.5億円 O.A分 270,000株
仮条件決定日 11/26 (木) 公開価格決定日 12/7 (月)
購入期間 12/8 (火) ~ 12/11 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

Fast Fitness Japanの公開価格と初値

仮条件 2,000円~2,250円
公開価格 2,250円 初値 3,000円
騰落率 33.33%  倍率  1.33倍
初値売り損益 75,000円(3,000円 - 2,250円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

Fast Fitness Japanの初値予想と予想利益

Fast Fitness Japanの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,000円 ~ 2,250円 ※抽選資金:20万円 ~ 22.5万円
上限は21%上ブレ↑
初値予想 2,200円 ~ 2,350円※11/26 修正
(1.0倍~1.0倍)
予想利益 -5,000円~1万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,860円あたり ※抽選資金:18.6万円あたり
初値予想 1,780円 ~ 1,900円 (1.0倍~1.0倍)
予想利益 -8,000円~4,000円
送信中...

初値予想アンケート

Fast Fitness Japan(7092)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,250円)を基準価格に修正しています。

有効回答:248   投票期限:2020/12/15 (火) 23:59まで
3倍以上(6,750円以上)
13票  5%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(5,625円以上~6,750円未満)
3票  1%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(4,500円以上~5,625円未満)
10票  4%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,375円以上~4,500円未満)
58票  23%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,700円以上~3,375円未満)
36票  15%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,250円以上~2,700円未満)
48票  19%
投票済み

公募割れ(2,250円未満)
80票  32%
投票済み

Fast Fitness Japanの主幹事と幹事証券

Fast Fitness JapanのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事は野村證券です。
IPOの割当数(当選数)は主幹事が一番多いです。
IPOの抽選時に資金が必要ない証券会社ですので、気軽に参加が可能です。

Fast Fitness Japanの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
91.30% 1,890,000株 1,890口
SMBC日興証券 3.48% 72,000株 72口
SBI証券 1.74% 36,000株 252口
むさし証券 1.74% 36,000株 36口
マネックス証券 0.87% 18,000株 180口
岡三証券 0.87% 18,000株 18口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


Fast Fitness Japanの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年3月 2019年3月 2018年3月
売上高 6,085,771 4,198,652 2,750,401
経常利益 2,234,486 1,005,465 389,097
当期利益 1,367,304 616,763 199,480
純資産 2,587,103 1,247,557 658,655
配当金 3.00 1,500.00 1,500.00
EPS 147.82 66.68 11,948.52
BPS 279.69 134.87 35,602.99
前期比(売上高) 44.9% 52.7%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年3月 2019年3月
売上高 11,333,891 8,024,399
経常利益 2,828,683 1,671,222
当期利益 1,627,860 928,320
純資産 3,318,735 1,718,633
EPS 175.98 100.36
BPS 358.78 185.80
前期比(売上高) 41.2%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

Fast Fitness Japanの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
(株)オーク 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 47.43% 90日
大熊 章 代表取締役会長 16.02% 90日
RM Japan, LLC 9.00% 90日
土屋 敦之 代表取締役社長 5.35% 90日
大熊 章太 血族 4.38% 90日
大熊 絢子 血族 4.38% 90日
加藤 薫 3.40% 90日
高嶋 淳 取締役 3.40% 90日
稲垣 稔 取締役 2.43% 90日
森 保平 1.62% 90日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

Fast Fitness Japanと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2020/10/30 Retty
    初値売り損益:43,100円
    騰落率:36.53%、倍率:1.37倍
  • 2020/10/28 さくらさくプラス
    初値売り損益:110,500円
    騰落率:47.42%、倍率:1.47倍
  • 2020/07/15 KIYOラーニング
    初値売り損益:306,000円
    騰落率:133.04%、倍率:2.33倍
  • 2020/07/07 Branding Engineer
    初値売り損益:243,000円
    騰落率:495.92%、倍率:5.96倍
  • 2020/06/30 グッドパッチ
    初値売り損益:206,700円
    騰落率:299.57%、倍率:4.00倍

Fast Fitness JapanのIPO分析

フィットネス事業は、コロナ禍の影響をモロにうけた事業です。(3密になりやすい)
今回の目論見書には、新型コロナウィルスへの感染対策についてシッカリ書かれています。

新型コロナウィルスへの感染対策

コロナ禍でも店舗数が増えており、経常利益も伸びています。

店舗数と売上高

3月のIPO中止時の仮条件は2,560円~2,960円でしたが、再承認された12月の仮条件は2,000円 ~ 2,250円。
公開株数は変わっていませんが、価格が変わったので上場時の吸収金額は、61.2億円 → 46.5億円とサイズダウンしました。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

  • 業績が好調。今期はコロナ禍でやや苦しい。(決算情報)
  • オファリングレシオが19%とやや低い。
  • 市場からの吸収金額が46.5億円と大きい。(吸収金額による実績)
  • 同日に3社が上場。前日に2社上場。
  • 新型コロナウィルスの感染が拡大傾向。(11月13日時点)
  • コロナ太りによるジム通いか、感染恐れて自宅でフィットネスか。
  • 同業種のカーブスHDの株価が冴えない。(Yahoo!ファイナンス)

11.26追記。仮条件は2,000円 ~ 2,250円に決定。(想定価格1,860円より21%上ブレ↑
初値予想を2,200円 ~ 2,350円に修正。予想利益は-5,000円~1万円です。

目論見書の想定仮条件は1,860円。初値予想は1,780円 ~ 1,900円としました。
予想利益は-8,000円~4,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

コロナ禍のイメージでフィットネス事業は印象良くないですが、同社は出店好調で業績も悪くないんですよね。

足元では新型コロナウィルスの感染が拡大していることもあり、上場日の感染状況により初値も左右されそうです。

カブスルは資金に余裕があれば、弱気目で参戦しようかなと思っています。

SMBC日興証券は当選後に辞退するとペナルティがありますのでご注意を。


参考までに、3月のIPO中止時に書いた記事も残しておきます。

参考までに

【3.2追記】カーブスHDの上場結果による修正

3/2に上場したカーブスHDが、残念ながら公募割れとなりました。

公募割れとなった背景としては、新型コロナウィルスの影響を受ける事業内容であったことと、上場前日にカーブスにとって痛手となるニュースがでたことが要因にあります。

安倍晋三首相は1日の新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、集団感染を防ぐため、スポーツジムやビュッフェ形式の食事など、換気の悪く、不特定多数の人が接触する場所に集まるのを自粛するよう呼び掛けた。

政府、ジムやビュッフェ自粛呼びかけ 「換気悪く密集」にリスク 新型コロナ(毎日新聞)

Fast Fitness Japanもスポーツジムの運営、また新型コロナウィルスの影響が、上場日の18日まで改善しているか不透明なことから評価と初値予想を引き下げました。

Fast Fitness JapanのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Fast Fitness Japanの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

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