日本エコシステム(9249):IPO上場情報
日本エコシステムは、公共サービス事業、環境事業、交通インフラ事業などを行っている企業です。
公共サービス事業(売上高の51.7%)
公営競技場における、トータリゼータシステムの設計・製造・販売・機器設置や一般事業者も含めた空調衛生設備等のファシリティに関わる事業、並びにトータリゼータシステムのメンテナンスに関わる事業やAIによる競輪予想サービス・警備・清掃等の運営業務に関わる事業を通じて安心・安全・快適な環境社会の実現を推進。
環境事業(売上高の9.1%)
排水浄化効率を促進させる製剤をはじめとする環境修復に関わる技術・新製品等の研究開発、製造及び販売業務、並びに産業用太陽光を中心とした再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守等業務を通じて環境社会に貢献する事業を展開。
交通インフラ事業(売上高の30.2%)
高速道路や橋梁、トンネルなど老朽化したインフラ設備の保守管理。
設立は1998年11月。
同社の従業員数は2021年7月末で137名、平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は4.8年、平均年間給与は501.8万円。
日本エコシステムのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、日本エコシステムの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
日本エコシステムの上場日
日本エコシステムのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/9/22 (水) ~ 9/29 (水) |
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仮条件 | 2,060円~2,120円 (抽選資金:20.6万円 ~ 21.2万円) | ||
当選口数 | 7,700口 | ||
発行済株式数 | 2,670,000株 | オファリングレシオ | 28.8% |
公募株数 | 670,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 16.3億円 | O.A分 | 100,000株 |
仮条件決定日 | 9/17 (金) | 公開価格決定日 | 9/30 (木) |
購入期間 | 10/1 (金) ~ 10/6 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
日本エコシステムの公開価格と初値
仮条件 | 2,060円~2,120円 | ||
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公開価格 | 2,120円 | 初値 | 2,200円 |
騰落率 | 3.77% | 倍率 | 1.04倍 |
初値売り損益 | 8,000円(2,200円 - 2,120円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
日本エコシステムの初値予想と予想利益
日本エコシステムの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,060円 ~ 2,120円
※抽選資金:20.6万円 ~ 21.2万円
上限は1.4%上ブレ↑ |
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初値予想 |
2,160円 ~ 2,260円
(1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | 4,000円~1.4万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,090円あたり ※抽選資金:20.9万円あたり |
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初値予想 | 2,160円 ~ 2,260円 (1.0倍~1.1倍) |
予想利益 | 7,000円~1.7万円 |
初値予想アンケート
日本エコシステム(9249)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,120円)を基準価格に修正しています。
有効回答:195票 投票期限:2021/10/7 (木) 23:59まで日本エコシステムの主幹事と幹事証券
日本エコシステムのIPOを取り扱っている証券会社です。
日本エコシステムの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 みずほ証券 |
85.21% | 656,100株 | 656口 |
岩井コスモ証券 | 2.61% | 20,100株 | 20口 |
大和証券 | 2.61% | 20,100株 | 20口 |
野村證券 | 2.61% | 20,100株 | 20口 |
東海東京証券 | 2.61% | 20,100株 | 20口 |
SBI証券 | 1.74% | 13,400株 | 80口 |
SMBC日興証券 | 0.87% | 6,700株 | 6口 |
安藤証券 | 0.87% | 6,700株 | 6口 |
極東証券 | 0.87% | 6,700株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、2口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事であるマネックス証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
日本エコシステムの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年9月 | 2019年9月 | 2018年9月 |
---|---|---|---|
売上高 | 3,908,670 | 4,419,509 | 4,377,959 |
経常利益 | 325,453 | 461,059 | 468,040 |
当期利益 | 191,542 | 323,084 | 372,583 |
純資産 | 1,464,177 | 1,276,102 | 1,012,112 |
配当金※ | ― | 3,000.00 | 4,500.00 |
EPS※ | 95.77 | 161.54 | 18,629.16 |
BPS※ | 732.09 | 638.05 | 50,605.60 |
前期比(売上高) | -11.6% | 0.9% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年9月 | 2019年9月 |
---|---|---|
売上高 | 6,122,590 | 6,149,550 |
経常利益 | 419,788 | 474,992 |
当期利益 | 226,313 | 236,176 |
純資産 | 1,529,517 | 1,299,986 |
EPS※ | 113.16 | 118.09 |
BPS※ | 745.04 | 633.62 |
前期比(売上高) | -0.4% | ― |
上位株主とロックアップ情報
日本エコシステムの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|---|
松福(株) 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 | 1,100,000株 | 51.89% | 180日 |
オクヤホールディングス(株) 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 | 650,000株 | 30.66% | 180日 |
松島 穣 代表取締役社長 | 203,000株 | 9.58% | 180日 |
松島 啓晃 血族 | 38,000株 | 1.79% | 180日 |
中村 成一 取締役 |
29,000株
(29,000)
|
1.37% | |
内田 敦 取締役 |
29,000株
(29,000)
|
1.37% | |
奥村 泰典 取締役 |
20,000株
(20,000)
|
0.94% | |
稲生 篤彦 取締役 |
10,000株
(10,000)
|
0.47% | |
JES社員持株会 | 9,000株 | 0.42% | |
亀山 直人 取締役 |
6,000株
(6,000)
|
0.28% |
直近の類似IPOの上場結果
日本エコシステムと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証二部」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2021/04/07 表示灯
… 初値売り損益:67,200円
騰落率:33.60%、倍率:1.34倍 - 2020/03/06 ウイルテック
… 初値売り損益:0円
騰落率:0%、倍率:1.00倍 - 2019/10/18 ワシントンホテル
… 初値売り損益:15,200円
騰落率:11.60%、倍率:1.12倍 - 2019/06/12 ユーピーアール
… 初値売り損益:70,000円
騰落率:21.21%、倍率:1.21倍 - 2018/03/19 共和コーポレーション
… 初値売り損益:92,100円
騰落率:57.92%、倍率:1.58倍
日本エコシステムのIPO分析
沿革をみると、M&Aで順調に大きくなった会社かなと思います。
主要事業は公共サービス事業。
主な販売先はNEXCO中日本グループ。
上場により調達した資金の使途はこちら。
- 設備資金
- 投融資資金
- 研究開発資金
- 人材採用及び育成資金
- その他費用
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績は安定的。(決算情報)
- 2021年9月期の業績予想(前期比)は、売上高6,846百万円(+11.6%)、営業利益712百万円(+73.1%)
- 主要株主にベンチャーキャピタルなしで売り圧力が低い。同社役員などが主要株主。
- 売出しゼロ。
- オファリングレシオが28.8%とやや高い。(オファリングレシオによる実績)
- IPOで人気の低い東証二部市場。
- やや地味な印象がある事業内容。成長をイメージしにくい。
9.17追記。仮条件が想定発行価格(2,090円)より1.4%の上振れ決定(2,060円 ~ 2,120円)しましたが、最近の相場の軟調ぶりを受け初値予想の上限は変更せず。予想利益は4,000円~1.4万円です。
目論見書の想定仮条件は2,090円。初値予想は2,160円 ~ 2,260円としました。
予想利益は7,000円~1.7万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券とSMBC日興証券、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに62回当選しています。(全当選数の65.3%)
また、野村證券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
追加の委託幹事として、CONNECTが決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは1回当選)