NOTA(673A):IPO上場情報と初値予想
NOTAは、建築家やクリエイターと共同で企画した高級別荘「NOT A HOTEL」の開発・販売・運営を主力とする企業です。土地の選定から設計・施工管理、販売、ホテル運営まで一貫して手がけています。
「NOT A HOTEL」は、年間10泊分から別荘をシェア購入できるサービスです。
オーナーは所有物件だけでなく、全国の他の施設も利用可能。使わない日は一般向けのホテルとして貸し出す仕組みです。
専用アプリでは、宿泊予約やチェックイン、客室の鍵の操作、収支管理などをまとめて行えます。
主な収益源は、別荘の持分と施設を利用する権利(オーナーライセンス)の販売。
販売後も管理費や宿泊料、飲食などの付帯サービスから収益を得るほか、物件の二次流通(再販売)にも対応しています。
このほか、ヘリコプターやクルーザー、ジェット機などを共同所有する「NOT A GARAGE」を展開。
住宅関連の「NOT A HOUSE」や、街づくり事業の「NOT A CITY」にも取り組んでいます。
グループは同社と子会社18社および関連会社3社で構成。
設立は2017年4月。
同社の従業員数は251名、平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は1.7年、平均年間給与は1030.7万円。グループ全体の従業員数は412名(2026年9月末)
NOTAのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、NOTAの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
NOTAの上場日
| 上場日 | 2026/12/9(水) | 証券コード | 673A |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証グロース | 業種 | サービス業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | NOTA(673A) | ||
| 時価総額 | 1,110.6億円(想定価格で計算) |
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NOTAのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2026/11/24 (火) ~ 11/27 (金) |
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|---|---|---|---|
| 仮条件 |
11/20 (金)に決定 (想定価格は1,390円) |
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| 当選口数 | 198,920口 | ||
| 発行済株式数 | 79,898,000株 | オファリングレシオ | 24.8% |
| 公募株数 | 5,080,800株 | 売出株数 | 12,216,600株 |
| 吸収金額 | 276.4億円あたり | O.A分 | 2,594,600株 |
| 仮条件決定日 | 11/20 (金) | 公開価格決定日 | 11/30 (月) |
| 購入期間 | 12/1 (火) ~ 12/4 (金) | ||
| 備考 |
売出株の一部は、海外市場で販売される予定。 |
||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
NOTAの初値予想と予想利益
NOTAの初値予想と予想利益です。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は仮条件の上限価格(想定価格)を基に試算しています。
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 1,390円あたり ※抽選資金:13.9万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 1,290円 ~ 1,530円 (0.9倍~1.1倍) |
| 予想利益 | -1万円~1.4万円 |
初値予想アンケート
NOTA(673A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
目論見書の想定価格(1,390円)を基準価格としています。
有効回答:59票 投票期限:2026/12/8 (火) 23:59までNOTAの主幹事と幹事証券
NOTAのIPOを取り扱っている証券会社です。
| 主幹事証券 | |
|---|---|
| 引受幹事証券 |
|
| 委託幹事証券 |
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NOTAの決算情報
単独 財務情報 (単位/百万円)
| 決算期 | 2026年3月 | 2025年3月 | 2024年3月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,273 | 8,226 | 3,154 |
| 営業利益 | 1,385 | 1,227 | ― |
| 営業利益率 | 12.29% | 14.92% | ― |
| 経常利益 | 915 | 639 | 265 |
| 当期利益 | 615 | 276 | 242 |
| 純資産 | 14,933 | 11,604 | 5,856 |
| 配当金※ | ― | ― | ― |
| EPS※ | 9.56 | 4.59 | 232.28 |
| BPS※ | 31.86 | 4.56 | -329.35 |
| 前期比 (営業利益) |
12.9% | ― | ― |
| 前期比(売上高) | 37% | 160.8% | ― |
連結 財務情報 (単位/百万円)
| 決算期 | 2026年3月 | 2025年3月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 12,878 | 9,819 |
| 営業利益 | 1,075 | 1,099 |
| 営業利益率 | 8.35% | 11.19% |
| 経常利益 | 671 | 454 |
| 当期利益 | 457 | 356 |
| 純資産 | 15,048 | 11,863 |
| EPS※ | 7.12 | 5.93 |
| BPS※ | 20.78 | -0.30 |
| 前期比 (営業利益) |
-2.2% | ― |
| 前期比(売上高) | 31.2% | ― |
NOTAのPERとPBR
想定価格(1,390円)で算出したPERとPBRです。
| 決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 (実績/連結) |
234.4倍 | - | 5.93 | -0.30 |
| 2026年3月 (実績/連結) |
195.22倍 | 66.89倍 | 7.12 | 20.78 |
| 2027年3月 (予想/連結) |
34.09倍 | 3.25倍 | 40.78 | 427.17 |
NOTAの配当金と配当利回り
想定価格(1,390円)と配当金で算出した配当利回りです。
| 決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月 (実績) |
0円 | - | - |
| 2027年3月 (予定) |
0円 | - | - |
上位株主とロックアップ期間
NOTAの上位10名の株主構成とロックアップ期間です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| 濵渦 伸次 代表取締役 |
24,732,650株
27.45%
(3,189,000)
|
- | 180日 |
| 株式会社オープンハウスグループ |
7,701,000株
8.55%
|
- | 180日 |
| 株式会社セコイア |
5,567,600株
6.18%
|
- | 180日 |
| ANRI4号投資事業有限責任組合 VC |
5,016,000株
5.57%
|
2,600,500株 | 180日/ 1.5倍 |
| 江藤 大宗 代表取締役 |
4,476,150株
4.97%
(4,351,650)
|
- | 180日 |
| トヨタ・インベンション・パート ナーズ株式会社 CVC |
4,022,500株
4.47%
|
- | 180日 |
| SBIホールディングス株式会社 |
3,218,000株
3.57%
|
- | 180日 |
| Pleiad-Minerva Japan Growth Opportunities LP VC |
2,050,150株
2.28%
|
- | 180日 |
| - 従業員 |
1,372,300株
1.52%
(1,077,700)
|
- | |
| TT Lion Partners株式会社 CVC |
1,206,500株
1.34%
|
- | 180日 |
- 180日のロックアップ期間は、2027年6月6日まで
直近の類似IPOの上場結果
NOTAと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
NOTAのIPO分析
「NOT A HOTEL」は、起業家や投資家の間でも注目されてきたブランドです。
創業当初は30~40代の起業家や金融業界出身者が購入者の中心で、現在は医師や企業経営者などにも顧客層が広がっています。
世界的な建築家と共同開発した特別感のある物件を、必要な泊数だけ所有できる仕組みが魅力です。
投資家目線で興味深いのは、着工前からCGを活用して高額物件を販売するビジネスモデル。
開業前に販売契約を獲得できるため、在庫リスクを抑える効果が期待できます。
2027年3月期の業績予想(連結)が開示されており、想定価格1,390円をもとに算出したPERは34.1倍、PBRは3.25倍(試算)です。(PERとPBR)
2027年3月期は売上高325.7億円(前期比153.0%増)、営業利益69.5億円(同546.9%増)を見込んでいます。
営業利益率は前期の8.4%から21.4%へ改善する見通しです。
売上高の先行指標となる契約高は、2026年3月期の330.4億円から2027年3月期には448.1億円(前期比35.6%増)を計画。
販売件数は558件から565件とほぼ横ばいで、平均販売単価の上昇が成長を支える見通しです。
2026年9月末時点の累計契約高は939億円、オーナー数は1,357名。
直近半年の新規契約件数のうち、既存オーナーの買い増しや紹介が43.7%を占めており、既存顧客が販売を支えています。
また、契約済みながら売上計上前の金額が370.1億円あります。
今後の売上につながる先行指標ですが、物件の開業時期によって業績が大きく変動する点には注意が必要です。
高級別荘や会員制リゾート施設の開発・販売・運営を行っている同業他社との比較です。
| 比較項目 | NOTA (673A) |
リゾートトラスト (4681) |
|---|---|---|
| 上場市場 | グロース | プライム |
| 時価総額 | 1,110億円 想定 |
3,768億円 |
| 事業内容 | 高級別荘のシェア販売、オーナーライセンス販売、ホテル運営など。ヘリコプターやクルーザーの共同所有サービスも展開 | 会員制リゾートホテルの開発・会員権販売・運営。メディカル事業やシニアライフ事業も展開 |
| 主要顧客 | 国内外の富裕層、別荘購入者、法人オーナー | 国内富裕層、法人会員、リゾートホテル会員、メディカル会員 |
| 売上高 予想 |
325億円 2027年3月期 |
2,550億円 2027年3月期 |
| 営業利益 予想 |
69億円 2027年3月期 |
310億円 2027年3月期 |
| 営業利益率 予想 |
21.4% | 12.2% |
| 予想配当利回り | 0% | 2.07% |
| PER | 34.1倍 想定 |
17.6倍 |
| PBR | 3.25倍 試算BPSベース |
2.26倍 実績BPSベース |
| 株主優待 | 開示なし | 施設利用割引券 |
NOTAは高級別荘の販売・ライセンス収入が中心で、ホテル運営やメディカル事業にも収益源を持つリゾートトラストとは事業構成が異なります。高採算のライセンス収入に加え、売上拡大による販管費率の低下から、今期は営業利益率21.4%を見込んでいます。
一方、物件の開業時期によって業績が変動しやすい点には注意が必要です。予想PERも34.1倍とリゾートトラストの17.6倍を大きく上回るため、今後も成長と高い収益性を維持できるかが注目されます。
GENDA(9166)の元代表取締役社長・申真衣氏は、NOTAの社外取締役を経て、2026年7月にグループ会社「NOT A HOUSE」の代表取締役CEOに就任しています。NOTAの株式を75万3,800株(0.84%)保有。
IPOとしては、ブランド力を背景とした販売拡大や、利益成長への期待がプラス材料です。
一方、想定吸収金額は約276.4億円と大きく、最近のIPOでは需給面が重い案件の公募割れが目立つため、この点は大きなマイナス材料となります。
需給面だけで考えると、公募割れを警戒する案件です。ただし、「NOT A HOTEL」は起業家や投資家の間で知名度が高く、上場時の買い需要もやや期待できるため、ブランドの注目度を考慮してC評価としました。
参考までに
以下の点を考慮し、公募割れのリスクがややある「C」評価に設定しました。
- 起業家や富裕層から注目を集める「NOT A HOTEL」のブランド力
- CGを活用した着工前販売と、別荘のシェア所有を組み合わせた独自のビジネスモデル
- 2027年3月期は売上高・営業利益ともに大幅な増収増益を予想
- 直接的な売上原価が発生しない高採算のライセンス収入
- 既存オーナーの買い増しや紹介が新規契約の43.7%を占める顧客基盤
- 販売契約済みで、今後の売上計上が見込まれる物件が370.1億円分ある
- オーナーの60%が50歳未満で、比較的若い富裕層にも浸透
- グローバルオファリング(海外投資家向け販売)あり
- 想定吸収金額276.4億円の大型IPOで、初値の需給面に大きな懸念(IPOデータ)
- 想定価格ベースの予想PER34.1倍、PBR3.2倍(試算)と高めの株価評価(PERとPBR)
- 売出比率が70.6%と高め
- 配当実績なし(当面は内部留保の充実を優先)
- 物件開発の遅延や商品調達の遅れによる売上計上の後ずれリスク
- 不動産開発に多額の資金を要し、資金調達環境の悪化や金利負担増のリスク
- 物件の品質不良や事故、風評被害によるブランド価値の毀損リスク
- 売上高や利益率は物件の開業時期と販売構成によって大きく変動
目論見書の想定価格は1,390円。初値予想は1,290円 ~ 1,530円としました。
予想利益は-1万円~1.4万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
成長性高く、投資家や起業家からの注目度は高そうですが、需給面が重いのは大きいマイナスポイント。
カブスルは公募割れリスクもとりつつ、幹事証券から参加します。
ワンポイント
主幹事の一角は、IT系IPOの主幹事を務める機会が多いSBI証券です。
主幹事証券は割当数が多いため、当選本数も多くなる傾向があります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。カブスルはIPOに47回当選しています。
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他にも、平等抽選で資金力に左右されずに当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券からも参加しておきたいです。
カブスルはこの3社だけでIPOに115回当選しています(全当選数の53.2%)
主幹事証券の野村證券と、幹事証券の
松井証券、みずほ証券はブックビルディング時に抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すればよいため、気軽に参加できます。
(松井証券は口座開設タイアップ中)
特に松井証券はIPOの引受業務に力を入れており、幹事参加率5割を目標にしています。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
※数値は予想であり、将来の結果を保証するものではありません。
ブックビルディングの参加スタンスは X(Twitter)にて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
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