サーバーワークス(4434):IPO上場情報
サーバーワークスは、Amazon Web Services(AWS)のインフラ基盤構築、リセール、保守・運用代行を行っている企業です。
(有価証券届出書5ページより)
Amazon Web Services(AWS)は、Webサービスを通じてアクセスできるよう整備されたクラウドコンピューティングサービスです。
具体的にどういうサービスを提供しているのか?は動画にて紹介されています。
- 平成23年7月:Amazon Web Services(AWS)とVAR契約を締結。
VARとはAWSに付加価値を付与したうえで再販売を行うことができるパートナーです。 - 平成30年11月:Amazon Web Services(AWS)とSPA契約を締結。(VAR契約から移行)
SPAとはWS認定サービスにソリューションプロバイダーの付加価値を付与したうえで再販売を行うことができるパートナーです。
AWSを使ったソフトウェア・サービスを提供する「テクノロジーパートナー」はAWSに関する営業体制を保有し、AWSを活用したシステムインテグレーションやアプリケーション開発能力をAmazon Web Services, Inc.に認定されたパートナーです。
同社は最上位のプレミアコンサルティングパートナーに5年連続で認定されています。
- プレミアコンサルティングパートナー:日本で8社。
- アドバンスドコンサルティングパートナー:日本で42社。
- スタンダードコンサルティングパートナー:日本で171社。
平成30年12月末時点。
(有価証券届出書7ページより)
業績はとても好調です。
また、Amazon(アマゾン)関連銘柄として注目度も高そうです。
設立は平成12年2月です。
従業員数は平成30年12月末で90名、平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は2.6年、平均年間給与は597.5万円です。
サーバーワークスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、サーバーワークスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
サーバーワークスの上場日
サーバーワークスのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2019/2/26 (火) ~ 3/4 (月) |
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仮条件 | 4,320円~4,780円 (抽選資金:43.2万円 ~ 47.8万円) | ||
当選口数 | 3,704口 | ||
発行済株式数 | 1,690,000株 | オファリングレシオ | 21.9% |
公募株数 | 200,000株 | 売出株数 | 122,100株 |
吸収金額 | 17.7億円 | O.A分 | 48,300株 |
仮条件決定日 | 2/22 (金) | 公開価格決定日 | 3/5 (火) |
購入期間 | 3/6 (水) ~ 3/11 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
サーバーワークスの公開価格と初値
仮条件 | 4,320円~4,780円 | ||
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公開価格 | 4,780円 | 初値 | 18,000円 |
騰落率 | 276.57% | 倍率 | 3.77倍 |
初値売り損益 | 1,322,000円(18,000円 - 4,780円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
サーバーワークスの初値予想と予想利益
サーバーワークスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
4,320円 ~ 4,780円
※抽選資金:43.2万円 ~ 47.8万円
上限は10.6%上ブレ↑ |
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初値予想 |
6,480円 ~ 9,560円※2/22 修正
(1.4倍~2.0倍) |
予想利益 | 17万円~47.8万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 4,320円あたり ※抽選資金:43.2万円あたり |
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初値予想 | 5,600円 ~ 6,480円 (1.3倍~1.5倍) |
予想利益 | 12.8万円~21.6万円 |
サーバーワークスの主幹事と幹事証券
サーバーワークスのIPOを取り扱っている証券会社です。
主幹事証券 | |
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引受幹事証券 |
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委託幹事証券 | |
備考 | 一人一票の公平抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。 |
サーバーワークスの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 大和証券 |
90.93% | 336,800株 | 842口 |
野村證券 | 2.59% | 9,600株 | 9口 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2.59% | 9,600株 | 9口 |
SBI証券 | 0.86% | 3,200株 | 22口 |
岡三証券 | 0.86% | 3,200株 | 3口 |
東海東京証券 | 0.86% | 3,200株 | 3口 |
いちよし証券 | 0.86% | 3,200株 | 0口 |
マネックス証券 | 0.43% | 1,600株 | 16口 |
委託幹事である岡三オンラインとauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
サーバーワークスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2018年2月 | 2017年2月 | 2016年2月 |
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売上高 | 3,066,175 | 2,294,970 | 1,536,071 |
経常利益 | 38,585 | 50,678 | 4,162 |
当期利益 | 179,249 | 203,531 | 2,320 |
純資産 | 1,318,207 | 882,849 | 1,093,106 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 131.80 | 149.66 | 6.83 |
BPS※ | 969.26 | 649.14 | 3,214.98 |
前期比(売上高) | 33.6% | 49.4% | ― |
直近の類似IPOの上場結果
サーバーワークスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
サーバーワークスのIPO分析
クラウド専業インテグレーターとして、AWSを中心としたクラウド基盤に関するコンサルティング、基盤構築・運用、クラウドサービスの機能強化を行っています。
Amazon関連サービスとして業績も好調でIPOでも人気化しそうです。
人気が高いIPOの特徴
参考までに
評価は下記を考慮して、人気が最も高い「S」に設定しました。
- IPOで人気のあるIT企業。
- 業績が好調。
- Amazon関連サービス。
- 値がさ株(株価が高い株)は振れ幅が大きい。
- 市場からの調達金額が16億円と大きい。
2.22 追記。仮条件が想定より上振れして決定(4,320円 ~ 4,780円)したことと、本日上場した「識学」に初値がつかなかったことから、初値予想を6,480円 ~ 9,560円と大幅に上方修正しました。(少し強気な予想です)
予想利益は170,000円~478,000円としました。
目論見書の想定仮条件は4,320円。初値予想は5,600円 ~ 6,480円としました。
予想利益は128,000円~216,000円です。
少し弱気な予想ですが、値がさ株のため株価は上下に大きく振れやすいです。
市況によっては上限にもっと大きく拡大しそうです。
公募割れリスクは非常に低いです。
積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いましょう。
1人1票の公平抽選で 資金力にかかわらず当選が期待できるマネックス証券や、抽選に外れても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
IPOにおすすめの証券会社
今回は株価が高い(値がさ株)ので、抽選資金に43万円くらい必要になりそうです。
抽選資金不要の証券会社では、当選後に入金を行えばよいので抽選参加へのハードルは低いです。
IPOの抽選資金不要の証券会社
幹事証券の野村證券と岡三オンライン証券は抽選資金が不要でIPOに参加が出来ます。