ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266):IPO上場情報


1.19追記。上場が中止となりました。理由を同社のWebサイトから抜粋。

新型コロナウイルス オミクロン株の世界的な感染拡大、及び最近の株式市場全般の動向など諸般の事情を総合的に勘案し、2022年1月19日開催の当社取締役会において、当該募集株式発行及び株式売出しの中止と、それに伴い当社普通株式の株式会社東京証券取引所への上場申請を取り下げることを決議いたしましたので、お知らせ申し上げます。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは、クラウド・AI・RPA・デジタルマーケティングなどの最新技術を活用した、ITコンサルティング・システム開発によるDX推進支援を行っている企業です。
グループは同社と連結子会社1社で構成。

大手SIerが積極的に取り扱わない1~10億円程度の案件がターゲット。

ITサービス会社とのポジショニング比較

同社サービスの内容および連結売上収益の構成。

連結売上収益の構成

同社の従業員数は2021年11月末で341名、平均年齢は33.6歳、平均勤続年数は2.8年、平均年間給与は734.7万円。


BTCのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、BTCの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの上場日

C
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:高い
  • 売出多い
  • 調達金額:大きい

上場日 2022/2/4(金) 証券コード 4266
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)
時価総額
351.4億円(想定価格で計算)

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/1/20 (木) ~ 1/26 (水)

仮条件 1/19 (水)に決定
当選口数 42,734口
発行済株式数 7,028,856株 オファリングレシオ 60.7%
公募株数 60,000株 売出株数 3,656,100株
吸収金額 213.6億円あたり O.A分 557,300株
仮条件決定日 1/19 (水) 公開価格決定日 1/27 (木)
購入期間 1/28 (金) ~ 2/2 (水)
備考

売出株の一部は、海外市場で販売される予定。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの初値予想と予想利益

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

想定価格と初値予想

想定価格 5,000円あたり ※抽選資金:50万円あたり
初値予想 4,850円 ~ 5,250円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 -1.5万円~2.5万円
送信中...

初値予想アンケート

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

目論見書の想定価格(5,000円)を基準価格としています。

有効回答:165   投票期限:2022/2/3 (木) 23:59まで
3倍以上(15,000円以上)
17票  10%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(12,500円以上~15,000円未満)
2票  1%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(10,000円以上~12,500円未満)
4票  2%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(7,500円以上~10,000円未満)
8票  5%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(6,000円以上~7,500円未満)
11票  7%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(5,000円以上~6,000円未満)
26票  16%
投票済み

公募割れ(5,000円未満)
97票  59%
投票済み

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの主幹事と幹事証券

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングのIPOを取り扱っている証券会社です。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年12月 2019年12月 2018年12月
売上高 6,436,987 6,058,466
経常利益 430,033 556,956 -6,120
当期利益 176,598 232,070 -6,199
純資産 3,502,615 3,325,457 3,032,194
配当金
EPS 25.34 33.30 -0.98
BPS 502.61 477.19 481.73
前期比(売上高) 6.2%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年12月 2019年12月
売上高 6,455,942 6,007,475
経常利益 856,086 1,019,490
当期利益 632,986 750,688
純資産 4,395,063 3,755,068
EPS 90.83 107.72
BPS 630.67 538.84
前期比(売上高) 7.5%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
インテグラル3号投資事業有限責任組合 親会社 5,084,977
58.55%
2,998,300 180日/
1.5倍
大木 塁 975,639
11.23%
(278,754)
139,300 180日/
1.5倍
Innovation Alpha L.P. VC 807,113
9.29%
475,900 180日/
1.5倍
杉山 健 代表取締役 348,442
4.01%
(278,754)
42,600 180日/
1.5倍
インテグラル株式会社 310,193
3.57%
- 180日/
1.5倍
巻口 祐樹 従業員 63,958
0.74%
(63,958)
-
水本 健太郎 従業員 63,958
0.74%
(63,958)
-
村武 真后 従業員 43,958
0.51%
(43,958)
-
鵜飼 一夫 従業員 43,958
0.51%
(43,958)
-
安達 邦彦 従業員 43,958
0.51%
(43,958)
-
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングのIPO分析

グループは2002年の創業来、増収傾向を継続。

増収傾向

吸収合併前と合併後のサービス別の売上高の推移。

売上高の推移

2002年の創業以来、ほぼ毎期において対前期増収。
平均年間給与は734.7万円と高く、人材も豊富そう。

IPOの内容をみると、親会社であるインテグラルのEXIT案件かなぁと感じます。
(売出比率は98.4%。インテグラルは持ち株の約6割を売出で放出)

DX事業・・・確かに売るなら今ですよね(笑)
もうそろそろDXというワードも陳腐化するかも。

事業内容に魅力があっても市場からの吸収金額が大きかったり、売出案件とみられるIPOは2021年12月も弱い傾向にありました。
(エクサウィザーズやFinatext HDなど。)

業績は好調ですが、IPOの内容的にマイナスが大きくなる評価です。
ただし、久しぶりのIPO&値がさ株ということで、セカンダリー意欲が活発になりそう。初値予想は少し高めにつけています。

市場再編となる4月までは、このような微妙なIPOがどんどん上場してきそうな予感がしています・・。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • IPOで非常に人気のある「DX支援」事業。(データ)
  • 業績が好調。(決算情報)
  • 一発目のIPOではないが、例年、最初のIPOは盛り上がる。
  • 親会社であるインテグラルのEXIT感が強い。
  • オファリングレシオが60.7%と高い。(オファリングレシオによる実績)
  • 市場からの吸収金額が213.6億円と非常に大きい。(吸収金額による実績)
  • 売出比率が98.4%と高い。
  • 株価が高い値嵩株。価格が上下に大きく振れやすく、利ザヤ狙いの投資家に人気あり。

目論見書の想定仮条件は5,000円。初値予想は4,850円 ~ 5,250円としました。
予想利益は-1.5万円~2.5万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

カブスルは2022年の運試しということで、おそらく参加すると思いますが、公募割れを避けたい方は不参加でも良い案件かと思います。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに66回当選しています。(全当選数の62.3%)

また、野村證券と松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

追加の委託幹事として、CONNECTが決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは2回当選)

抽選資金に余裕があれば、岩井コスモ証券や楽天証券、auカブコム証券でも参加しておきたいです。

BTCのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、BTCの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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