主幹事証券だけIPOに参加すればいい?
いろいろと説明されてるけど主幹事証券だけでIPOに申し込んでいればよいんじゃない?
主幹事でしか当選したことないし。
もったいない・・。主幹事以外のIPO当選を逃がしています。
わたしはIPOを2005年から行っており、IPO投資歴19年です。
これまでの経験から主幹事だけ申し込むのはもったいない!と、ハッキリ言えます。
当選回数のデータを基に説明させて頂きます。
上記では柔らかい表現にしましたが、実際のメールは お叱り!?(怒っている??)ような文面です。
また、年一回くらい同様の質問がきていましたが、このコンテンツを書いたらなくなりました。
主幹事のIPO当選割合は46.1%
カブスルのIPO当選実績は、167回です。
うち、主幹事と主幹事外の当選実績はこちら。
主幹事 | 主幹事外 |
---|---|
80回 (47.9%) |
87回 (52.1%) |
主幹事証券以外からのIPO当選は、87回で当選実績の52.1%です!
主幹事以外からの、当選利益は約478万円。
主幹事だけ申し込んでいたら、この利益はありませんでした。
主幹事だけIPOに申し込んで当選している方は、本来 主幹事以外でも当たるはずだったIPOの当選機会を逃していると思います。
主幹事証券が割当数(当選数)が多く当選しやすいのは事実ですが、主幹事以外でもIPOに当選します!
わたしの経験として言えることですし、上記の通り実績にも出ております。
引受幹事でも委託幹事でも申し込む
主幹事証券だけ申し込むのではなく、あわせて引受幹事証券や委託幹事証券でも申し込むことにより当選確率は上がります。
主幹事だけで申し込むより、手間がかかり、証券会社の資金の管理が大変なのがデメリット。
ご自身の可能な範囲で、主幹事外の証券会社事証券からも申し込むことによりIPOの当選確率は上がると思います。
何事も無理に行うと継続が難しくなります。
継続できそうな手間の範囲でぜひ 抽選に参加してみてください。
特に、委託幹事はIPO承認時の目論見書に掲載されない証券会社なので、幹事になっていることに気づいていない方もいらっしゃいます。
つまり、コッソリとIPOに申し込めます(笑)
カブスルも委託幹事で何度か当選あり。
当選確率も気にしないこと
また、似たような理由として「当選確率」を気にしてIPOに申し込まない人もいますが、IPO当選は結局は「運」になります。
カブスルも競争倍率が高く、当選確率が低いと思われるIPOにも当選しています。
申し込める余裕があるなら、何も考えず申し込んだほうがラクです。
主幹事は大手証券会社が務める場合が多い
IPOの主幹事は大手証券会社が務めることが多いです。
では、何をもって「大手」と称しているかというと・・
- 口座開設数が多い
- 売上高が大きい
- 従業員数が多い
など。口座開設数が多いということは、IPOの抽選に参加するライバルも多いということにもなります。
私も大手証券会社に口座開設しておりますが、当選実績は少ないです。
大手証券会社だけでなく、ネット証券や中堅証券会社からもIPOに参加することにより、当選回数を伸ばせると思います。