メディア総研(9242):IPO上場情報


メディア総研は、高専生および大学生向けの就職活動イベントの企画などを行っている企業です。

新卒採用領域のなかでも理工系の学生に焦点をあてています。

理工系人材がターゲット
  • 就職活動イベント
    • 高専生向け就職活動イベント(同社主催)
      日本全国の高等専門学校57校を対象に、当社主催の就職活動イベント「高専生のための合同会社説明会」を実施。
    • 高専生向け就職活動イベント(学校主催受託)
      日本全国の高等専門学校が個別に行っていた学校内の就職活動、当社が高等専門学校の教員と連携して実施するPBL(課題解決型学習)、インターンシップ等のイベントの企画・運営・実施の業務を受託。
    • 大学生向け就職活動イベント
      主に地方理工系大学の学生と求人企業をマッチさせる就職活動イベント「理工系業界研究セミナー」を開催。
  • 企画制作
    • WEBマガジン「月刊高専」
      WEBマガジン「月刊高専」により高等専門学校の情報発信。
    • 大学別就活手帳
      大学生の就職活動を支援するツールとして各大学オリジナルの「大学別就活手帳」を制作。
    • WEB支援サービスなど

取り組んでいるサービスが多いですが、事業系統は次の通りとなっています。

事業系統図

設立は1993年3月。
従業員数は2021年6月末で30名、平均年齢は35歳、平均勤続年数は5.3年、平均年間給与は429.6万円。


メディア総研のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、メディア総研の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

メディア総研の上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 調達金額:小さい

上場日 2021/9/2(木) 証券コード 9242
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス メディア総研(9242)
時価総額
33.5億円(公開価格で計算)
35.8億円(初値で計算)

メディア総研のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/8/18 (水) ~ 8/24 (火)

仮条件 2,600円~2,900円 (抽選資金:26万円 ~ 29万円)
当選口数 3,450口
発行済株式数 1,154,000株 オファリングレシオ 29.8%
公募株数 100,000株 売出株数 200,000株
吸収金額 10億円 O.A分 45,000株
仮条件決定日 8/17 (火) 公開価格決定日 8/25 (水)
購入期間 8/26 (木) ~ 8/31 (火)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

メディア総研の公開価格と初値

仮条件 2,600円~2,900円
公開価格 2,900円 初値 3,105円
騰落率 7.07%  倍率  1.07倍
初値売り損益 20,500円(3,105円 - 2,900円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

メディア総研の初値予想と予想利益

メディア総研の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,600円 ~ 2,900円 ※抽選資金:26万円 ~ 29万円
上限は11.5%上ブレ↑
初値予想 3,480円 ~ 4,060円※8/17 修正
(1.2倍~1.4倍)
予想利益 5.8万円~11.6万円

想定価格と初値予想

想定価格 2,600円あたり ※抽選資金:26万円あたり
初値予想 3,120円 ~ 3,640円 (1.2倍~1.4倍)
予想利益 5.2万円~10.4万円
送信中...

初値予想アンケート

メディア総研(9242)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,900円)を基準価格に修正しています。

有効回答:181   投票期限:2021/9/1 (水) 23:59まで
3倍以上(8,700円以上)
76票  42%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(7,250円以上~8,700円未満)
13票  7%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(5,800円以上~7,250円未満)
18票  10%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(4,350円以上~5,800円未満)
37票  20%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(3,480円以上~4,350円未満)
17票  9%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,900円以上~3,480円未満)
13票  7%
投票済み

公募割れ(2,900円未満)
7票  4%
投票済み

メディア総研の主幹事と幹事証券

メディア総研のIPOを取り扱っている証券会社です。

メディア総研の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
東洋証券
82.61% 285,000株 285口
FFG証券 4.35% 15,000株 0口
SBI証券 3.48% 12,000株 72口
いちよし証券 3.48% 12,000株 1口
東海東京証券 2.61% 9,000株 9口
岡三証券 1.74% 6,000株 6口
松井証券 0.87% 3,000株 21口
極東証券 0.87% 3,000株 0口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


メディア総研の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年7月 2019年7月 2018年7月
売上高 702,709 640,216 501,132
経常利益 127,750 141,204 86,312
当期利益 99,010 123,485 60,350
純資産 440,252 341,242 189,149
配当金
EPS 93.94 117.16 60,350.02
BPS 417.69 323.76 189,149.38
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

メディア総研の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
田中 浩二 代表取締役 1,000,000
88.29%
200,000 180日
野本 正生 取締役 34,000
3.00%
(14,000)
- 180日
新潟 真也 取締役 26,400
2.33%
(16,400)
- 180日
谷口 陽子 取締役 26,400
1.80%
(16,400)
- 180日
吉行 亮二 取締役 10,000
0.88%
- 180日
門司 明子 監査役 5,000
0.44%
- 180日
吉居 大希 監査役 5,000
0.44%
- 180日
馬木 均 取締役 4,000
0.35%
(4,000)
-
吉原 広登 従業員 4,000
0.35%
(4,000)
-
沖口 由美子 従業員 4,000
0.35%
(4,000)
-
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

メディア総研と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

メディア総研のIPO分析

理工系の学生のなかでも、とりわけ高専生の就職活動は、大学生と比較して就職に関する情報量が少なく、また、高等専門学校の本科は5年制となっていることから就職活動の時期が異なっています。

高等専門学校の教員が個別に学生と企業をつなぐケースが多いなか、2009年3月に「高専生のための合同会社説明会」を開催して以来、多くの学生と企業を一堂にマッチさせる就職活動イベントとして認識され、高等専門学校の教員の協力のもと全国各地で、就職活動イベントの企画・実施を行っています。

事業内容的に売上高は、第2四半期から第3四半期に偏る傾向。

販売実績

学生向けの就職支援サービスは数多くありますが、理工系にターゲットを絞っているのは良いなぁと思いました。
売上高も右肩上がり。

受給的にもIPOは堅調な初値をつけそうです。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • 業績が好調。(決算情報)
  • 人手不足を解消する事業はIPOで人気あり。
  • 市場からの吸収金額が10億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • 【8.17追記】仮条件が11.5%も上振れして決定。機関投資家に人気あり?
  • 主要株主にベンチャーキャピタルなしで売り圧力が低い。同社役員などが主要株主。
  • オファリングレシオが29.8%とやや高い。(オファリングレシオによる実績)
  • 成長をイメージしにくい事業内容。
  • 同日に2社が上場。
  • 株式市場がやや不安定。(調整あるかも)

8.17追記。仮条件が想定発行価格(2,600円)より11.5%の上振れ決定(2,600円 ~ 2,900円)したので、初値予想を 3,480円 ~ 4,060円に修正しました。予想利益は5.8万円~11.6万円です。

目論見書の想定仮条件は2,600円。初値予想は3,120円 ~ 3,640円としました。
予想利益は5.2万円~10.4万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

松井証券と岡三オンライン証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

どちらも幹事数が多い証券会社です。

落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券もおすすめです。

ちなみに、主幹事の東洋証券はネットからのIPO応募はできません。
支店に口座開設し申し込む必要がありますが、取引実績ゼロでIPOを欲しいといってももらえない可能性のほうが高いです。

メディア総研のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、メディア総研の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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