プライム・ストラテジー(5250):IPO上場情報


プライム・ストラテジーは、顧客のWordPressを中心としたCMSやWebシステムに関わる課題を解決する事業を行っている企業です。

  • 超高速 CMS 実行環境「KUSANAGI」を中心とした製品群「KUSANAGI Stack」の開発・提供
  • 「KUSANAGI Stack」を用いたWeb サーバの構築・保守運用サービス
  • 高速化技術や出願済み知的財産のライセンス提供

KUSANAGI(クサナギ)

「KUSANAGI」は、WordPress等のCMSやWebシステムを高速かつ安全に動作させるための実行環境。

同社グループがWordPressのシステムインテグレーターとして培ってきたCMSの高速動作やセキュリティに関する知見をもとに開発を重ねた製品であり、「KUSANAGI」を搭載しない標準的な実行環境と比べ、メディアサイトなどすべての閲覧者に同一のページを表示するサイトにおいて、ページキャッシュ使用時に約2,330倍の、会員サイトなど閲覧者(会員)ごとに個別のページを表示するサイトにおいて、キャッシュ非使用時に約20倍の高速化を実現。

KUSANAGIの処理性能

KUSANAGIはフリーミアムモデルを採用。
製品を無償提供することでプロダクトの認知を向上させ、そこから有償の運用保守サービスや有償版のライセンス販売等の有償サービスへ繋げる戦略。

上位版のサービスもあり、CPUのコア数により価格が決定。
KUSANAGIはアプリケーションだけではなくサーバ(PHPやデータベース等)の処理まで高速化。

KUSANAGIの価格表

国内外の主要な28クラウド事業者と直接提携し、34カ国251リージョンで利用可能(2022年12月現在)
累計稼働台数は6.5万台(2022年9月現在)

設立は2002年12月
同社の従業員数は2022年12月末で23名、平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は4年、平均年間給与は616.7万円


プライム・ストラテジーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、プライム・ストラテジーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

プライム・ストラテジーの上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:高い
  • 調達金額:小さい

上場日 2023/2/22(水) 証券コード 5250
市場 東証スタンダード 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス プライム・ストラテジー(5250)
時価総額
46.1億円(公開価格で計算)
103.7億円(初値で計算)

プライム・ストラテジーのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2023/2/6 (月) ~ 2/10 (金)

仮条件 1,250円~1,390円 (抽選資金:12.5万円 ~ 13.9万円)
当選口数 11,123口
発行済株式数 3,314,000株 オファリングレシオ 33.5%
公募株数 464,000株 売出株数 503,300株
吸収金額 15.4億円 O.A分 145,000株
仮条件決定日 2/2 (木) 公開価格決定日 2/13 (月)
購入期間 2/14 (火) ~ 2/17 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

プライム・ストラテジーの公開価格と初値

仮条件 1,250円~1,390円
公開価格 1,390円 初値 3,130円
騰落率 125.18%  倍率  2.25倍
初値売り損益 174,000円(3,130円 - 1,390円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

プライム・ストラテジーの初値予想と予想利益

プライム・ストラテジーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,250円 ~ 1,390円 ※抽選資金:12.5万円 ~ 13.9万円
上限は13.9%上ブレ↑
初値予想 2,090円 ~ 2,650円※2/2 修正
(1.5倍~1.9倍)
予想利益 7万円~12.6万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,220円あたり ※抽選資金:12.2万円あたり
初値予想 1,830円 ~ 2,320円 (1.5倍~1.9倍)
予想利益 6.1万円~11万円
送信中...

初値予想アンケート

プライム・ストラテジー(5250)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,390円)を基準価格に修正しています。

有効回答:809   投票期限:2023/2/21 (火) 23:59まで
3倍以上(4,170円以上)
418票  52%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(3,475円以上~4,170円未満)
102票  13%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,780円以上~3,475円未満)
126票  16%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,085円以上~2,780円未満)
77票  10%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,668円以上~2,085円未満)
39票  5%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,390円以上~1,668円未満)
23票  3%
投票済み

公募割れ(1,390円未満)
24票  3%
投票済み

プライム・ストラテジーの主幹事と幹事証券

プライム・ストラテジーのIPOを取り扱っている証券会社です。

プライム・ストラテジーの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SBI証券
86.98% 967,500株 5,805口
野村證券 5.21% 58,000株 58口
みずほ証券 3.04% 33,800株 33口
大和証券 3.04% 33,800株 33口
岩井コスモ証券 0.86% 9,600株 9口
松井証券 0.43% 4,800株 33口
あかつき証券 0.43% 4,800株 0口

大和コネクト証券のネット抽選分は、3口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるDMM.com証券SBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


プライム・ストラテジーの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年11月 2020年11月 2019年11月
売上高 538,581 556,850 547,079
経常利益 134,533 45,986 -28,457
当期利益 86,007 23,444 -19,461
純資産 118,129 32,122 8,677
配当金
EPS 30.18 8.23 -1,365.68
BPS 41.45 11.27 643.79
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年11月 2020年11月
売上高 559,845 567,004
経常利益 145,889 48,852
当期利益 95,519 27,623
純資産 131,524 35,135
EPS 33.52 9.69
BPS 46.15 12.33
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

プライム・ストラテジーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
中村 けん牛 代表取締役 1,772,800
56.73%
325,000 180日
中村 八千代 代表取締役の配偶者 738,800
23.64%
92,400 180日
株式会社エアトリ 116,000
3.71%
- 180日
大島 義裕 従業員 60,200
1.93%
(8,600)
- 180日
渡部 直樹 取締役 57,000
1.82%
(57,000)
-
中村 順子 血族 46,800
1.50%
46,700 180日
株式会社イントラスト 37,200
1.19%
- 180日
フィンテック グローバル株式会社 37,200
1.19%
- 180日
相原 知栄子 取締役 32,200
1.03%
(28,600)
3,500 180日
萩原 崇 取締役 31,400
1.00%
(31,400)
-
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。

※代表の読み方は「ケンギュウ」さん。

詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

プライム・ストラテジーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:スタンダードまたは東証二部」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2022/08/02 日本ビジネスシステムズ
    初値売り損益:30,700円
    騰落率:20.20%、倍率:1.20倍
  • 2020/11/30 バリオセキュア
    初値売り損益:-10,000円
    騰落率:-4.44%、倍率:0.96倍
  • 2019/12/16 ベース
    初値売り損益:435,000円
    騰落率:92.55%、倍率:1.93倍
  • 2019/02/27 東海ソフト
    初値売り損益:137,200円
    騰落率:91.47%、倍率:1.91倍
  • 2015/12/11 ランドコンピュータ
    初値売り損益:182,000円
    騰落率:103.41%、倍率:2.03倍

プライム・ストラテジーのIPO分析

導入事例のページをみると、知っている企業やメディアがチラホラ。

インタビューを見ると、メディアの表示速度が改善されたと具体的な数値で書かれており、効果がありそう。
競合リスクをみると、「KUSANAGIには強力な競合サービスは現れていないと認識」と書かれており、自信もたっぷり。

わたしもメディア運営者ですが、訪問者に見やすくしたいのであれば、画像やイラストをたくさん使った方がみやすい。
その一方で、画像を多用すると読み込みに時間がかかりページの表示速度が遅くなる・・・といったジレンマを解決してくれそう。いいですね!

KUSANAGIはフリーミアムモデルを採用しているので、メディア運営側も採用しやすそう。
(利用は無料で、運用保守など有償サービスあり。また、CPUコア数により価格が変わる有償の上位版もあり)

2022年5月に旅行事業やメディア事業等を展開する株式会社エアトリと資本業務提携。エアトリは第三位の株主に。

第17期の従業員数50名が第18期に19名に。
こちらは、人手を必要とするインテグレーションサービスによるフロー型ビジネスモデルから少人数で提供可能なマネージドサービスによるストック型ビジネスモデルに変わっていく過程で、組織内改革及び一部従業員に対して退職勧奨を実施したことによるもの。

ということで第18期(2020年11月期)からは別の会社と考えて業績をみてもいのかも。(営業利益率が改善する?)

チョット評価の判断が難しいですね。メディア運営者としては魅力的な事業内容に感じますが、他のIPO参加者の目にはどう映るのか。
約一ヵ月ぶりのIPOとなり注目はされると思いますが。

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。
評価「B」と迷いました。相場が悪化すれば変更する可能性あり

人気が高い
  • IPOで人気のあるIT関連企業
  • 約一ヶ月ぶりのIPO。久しぶりのIPOは過熱する傾向
  • 業績は安定的(決算情報)。第17期からビジネスモデルの変更により人員削減
  • 市場からの吸収金額が15.4億円と小さい
  • 上場による知名度アップで、業績への貢献期待
  • 大手企業への導入実績あり
  • 【2.2追記】仮条件が13.9%も上振れして決定。需要あり?機関投資家に人気あり?
  • オファリングレシオが33.5%と高いオファリングレシオによる実績
  • IPOで人気の低い東証スタンダード市場
  • WordPressへの依存度が高い
  • 同業他社が多いが、自社のサービスに自信あり
  • 上位株主は身内や役員関連。売り圧力が低い
  • 有利子負債依存度は42.2%
  • 新株予約権に係る潜在株式数は275,200株で、発行済株式総数の9.7%に相当
  • 想定価格と前期実績(連結)によるPERは36.4倍

2.2追記。仮条件が想定発行価格(1,220円)より13.9%の上振れ決定(1,250円 ~ 1,390円)したので、初値予想を2,090円 ~ 2,650円に修正。予想利益は7万円~12.6万円です。

目論見書の想定仮条件は1,220円。初値予想は1,830円 ~ 2,320円としました。
予想利益は6.1万円~11万円です。

公募割れリスクは低いと思われるIPO。
カブスルは積極的に幹事証券から参加して当選を狙います!

ワンポイント

主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。

カブスルは30回 IPOに当選しています。

松井証券SBIネオトレード証券は、ブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)

追加の委託幹事として、CONNECTが決まりました。

委託幹事は目論見書に掲載されないので気づかれず、CONNECTの認知度もまだ低いので狙い目です!(カブスルは2回当選)

そのほか、岩井コスモ証券でも参加可能です。

ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。

庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)

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  • 岡三オンライン
    抽選資金不要で幹事数が多い
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  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
    口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる!
  • 松井証券
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設+ネット銀行の入金で2,000ポイントがもらえる!
  • auカブコム証券
    全体の2~3割の委託幹事に
    口座開設+投資信託の購入で現金2,000円がもらえる!

プライム・ストラテジーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、プライム・ストラテジーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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また、みなさんの嬉しい当選報告もありがとうございます。